No.2ベストアンサー
- 回答日時:
夏目漱石は全部読んだことがあります。
感想は・・・普通・・・って感じで特に面白くもなく、逆につまらなくもなく
って感じでしたね。
たしか小四くらいに夏目漱石は全部読んだのかな。
逆に芥川の場合はなんか『意味がわからん? なんだろこれ?』って感想でした。
中二くらいになって再度読み直してみて、深い所まで意味がわかった感じです。
確かに、子供の頃に読んだ本の多くは、意味が
わからなかったり、理解できないものが多いい
ですよね。
まぁそれは、知識や教養が未熟ですし、感性が
乏しいから致し方ないことですよね。
私自身一度も、夏目漱石の本を読んだことがないので
是非読んでみたいと思います。
お礼が遅れまして誠にすみませんでした。
ご回答ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
遙か昔、高校の現代国語の教科書に採録されていたことから、全文を漱石全集で読みました。
その頃の印象は、自殺してしまった芥川のことも頭にあったのか「引きされた存在としての人間」を垣間見たような気がして、漱石自身が英国留学時代に鬱を患ったことの一因はそこにあったのかもしれないと途方もない想像を巡らせたりするなどの懐かしい思い出もあります。
僕はラノベを読みません。読もうとも思いません。村上春樹に関しても同じです。作品に刻まれる言葉に拘りを感じることができないからです。
北野武やタモリが毒舌を口にしてもパロディや意味を理解することはできますが、吉本のお笑いには何もありません。
漱石の作品はそうした北野武やタモリにある意味似ているともいえ、それは冷静な観察眼なくしてはできないことでもあり、それは本人と社会の間に常に適切な距離感を保てない限り出来る事でもないでしょう。
逆に、この作品が新聞の連載で復活するということは、漱石の時代と現在が似ていることの裏返しともいえるでしょうね。
とても含蓄のあるご感想
ありがとうございました。
漱石の世界観は、凄く難しく
理解しがたいようですが、ちょっと
これを機に読んでみたいと思います。
お礼が遅れまして誠にありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
私はそうでしたし、たぶんそういう人も多いと思いますが、漱石は、最初は有名な「吾輩はネコである」
とか「ぼっちゃん」などでお世話になると思います。
ユーモアがあって面白いし、わりと読みやすいし、漱石ってこういう人なんだな~と思って「こころ」を読むと
・・・なんだか、よくわかんない、暗い、自殺、心理・・・
ちょっとショックで人によっては拒否反応も起こすかもしれません。
私は、昔、初めて読んだ時、良くわからなくて、この作品に対して「面白い・面白くない」という表現を
してはいけないのでは・・とか思いました。
その後、少し大人になって再読すると・・う~~ん、肯定はしたくないけど、気持ちはわからなくもない・・
なんだかな~~、他に道はなかったのか・・・とか思います。
いろいろ読むようになっての感想としては、「面白い」と思います。
著作権の関係でPC、スマホ、ブックリーダーなどで無料で購読できますので、1度は読んでみても
いい作品だと思います。
これが十分読めて、面白いと感じたら、他の漱石作品も読めます(たぶん)。
他もいろいろ読むと、また、この作品に対する感想も違ってくるかもしれません。
近年のラノベ小説などと違って、文章など、すらすらとは読めませんが、まずは「文学作品を読んだ」
という気分にはなれます。
私自身、文学作品を読む機会が
なかったので、これを機にちょっと
読んでみたいと思います。
そして、夏目漱石の世界を垣間見たいと
思います。
お礼が遅れまして誠にすみませんでした。
ご回答ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
10代後半~20代のときに、夏目漱石の小説はほとんど全部読みました。
今から思えば、若いときの勢いで読んだようなものですが、「こころ」は読み終えたときの感激や余韻はとくにありませんでした。5点満点で点をつけると、★★★ でしょうか。ちなみに、他の小説のレイティングは、
「吾輩は猫である」★★★★☆
「三四郎」★★★★☆
「坑夫」★★★★
あとは忘れました(笑)。
★が三つの作品ですか。
ちょっとという作品のようですね。
非常の参考になりました。
ただ、回答者の考えや回答から察するところ、一度
ぐらいは、読む価値があるとうかがえます。
なので、是非読んでみたいと思います。
お礼が遅れまして誠にすみませんでした。
ご回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
ただの文学として読み飛ばすのなら、優れた作品なので読んでおいても無駄になることはないと思います。
しかし私の場合は、何回も読み込んでいるうちに自殺という行為が身近に感じるようになってしまいました。その結果、本来は自殺という行為は自分とはかけ離れた異端の死に方だったはずなのに、いつの間にか死ぬ覚悟さえあれば、病気などで尊厳死で死ぬと同様に、自分で自分を殺すことの違和感が薄れていきました。
例えはもの凄く悪いのは分かっているつもりですが、殺人などの被害者などに対しては「殺してもらって羨ましい。」とさえ思ってしまうようになってしまったのは事実です。
人間の命はかけがいのないものだという理性みたいなものを持ちながらも、一方では所詮人間の命なんて、ものすごくちっぽけなもので、人間一人の命なんてこの広い世の中でどれくらいの重みや尊さ、必要性があるのか考えさせられました。
つまり自分が誕生して生きていることに疑問を持つようになり、簡単に自分の死を受け入れるようになってしまったのです。
もともと私は結構明るい社交性のある人間だったはずなのですが、「こころ」を読んでからは暗い性格になり、自殺とは関連性は低いものの、あまり他人に対して積極的に付き合いをすることがなくなったように思えます。
私の個人的な感想は「こころ」を読むと人生観が変わってしまうということです。
他の小説もいろいろ読みましたが、読んだ結果このように心境が変化した作品は初めてでした。
人生観が変わってしまった小説ですか・・・・。
私自身人生一度たりとも、小説を読んで、人生観が
変わったことがないので、是非読んでみたいと
思います。
お礼が遅れまして、誠にすみませんでした。
ご回答まことにありがとうございました。
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