
小野不由美さんの小説、十二国記シリーズと屍鬼を読みました。
特に十二国記のストーリーと文体が好きなので、似たような本を読みたいと思っています。
1.屍鬼以降の作品は、おすすめですか?
屍鬼は面白かったのですが、長くて途中つらかった思いもあり、その後の作品に手を付けないままでした。
2.小野不由美さん以外の小説家で、文章の書き方、雰囲気、言葉の選び方などが似ている方がいたら教えてください。
ストーリーの中身は似ていなくても構いません。
3.2に関連して…文体は似ていないけれど、この小説家の文章もいいよ! というおすすめもあれば教えてほしいです。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
十二国記以外の、小野不由美さんで似たような……というのは難しいですね。
「過ぎる十七の春」が私は好きです。文体が……というのはすみません、私はよくわからないのですが、十二国記がお好きであれば、以下がおすすめです。
「図書館の魔女」(高田大介・講談社)YA異世界政争もの。いろいろな要素がもりこまれているけれど、硬質で面白かったです。
「天山の巫女ソニン」(菅野 雪虫・講談社文庫)どことなく韓国っぽい三国の対比が面白いシリーズ。
「夢の上」(多崎礼・中央公論新社C NovelsFantasia)光の神の化身とされる王が統一している王国を舞台とした、ある一時代の様々な人々の生き様を描いた作品。「物語」好きにはおすすめです。
「守り人シリーズ」(上橋菜穂子・新潮文庫)いわずと知れた……ですが、特に二巻が大人にはおすすめです。
ありがとうございます。
十二国記以前の本は読んだことがなかったので(ゴーストハントだけはアニメ版で少し見ました)、過ぎる十七の春も読んでみようと思います。
あと教えていただいた本は、守り人シリーズだけは知っていて、あとは全く知らないものばかりだったので、読むのがとても楽しみです。
特に図書館の魔女に興味があります。硬質なものが好きなので。
韓国っぽいファンタジー(でしょうか?)は珍しいですね!
No.4
- 回答日時:
小野不由美さんに似たような・・・というのはあまり意識していないので思いつかないのですが、読み応えのあるファンタジーということで
酒見賢一『後宮小説』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784101281117
荻原規子「勾玉」シリーズ
『空色勾玉』など
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784198931667
ホラーですが
貴志祐介『黒い家』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784041979020
『屍鬼』の元ネタ(オマージュ)のキングの小説はお読みになりましたか?
『呪われた町』
http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784087606355
この回答への補足
この場を借りて、質問内容の補足をいたします。
文体が似ている、というのは、なかなか語弊を招く表現だったと思いますが、地の文の描写が鮮やかだと嬉しいな、という程度です。
今手元にないのではっきりとは覚えてないのですが、十二国記を読んだ当時、図南の翼の初めのほうで、山脈か地理の説明をした後に風が吹いてそれが少女のスカートをはためかせる、といった箇所があり、その描写の流れが好きだなぁと思ったのでした。
私は読書量が少ないため、こういう描写をする作家さんをあまり知らず、どちらかと言えばあっさりした文章の作家さんの本ばかりを読んでいるので、似たような文章が読みたい……と感じたのです。
このあたりきちんと質問に書いていなくて、回答者様方にはこたえにくい質問になったことを、お詫びします。
ありがとうございます。
後宮小説と黒い家は私も好きです。
特に貴志祐介さんの本は好きで、黒い家を読んだ時は人間の恐ろしさに背筋がぞっとしました。
空色勾玉もかなり前に借りて読んだことがあるのですが、内容を忘れてしまいました。
面白かった記憶があるので、また読み返してみようと思います。
屍鬼は元ネタがあるとは知っていたのですが、翻訳物をほとんど読んだことがなく、スルーしておりました。
気になっていたので、この機会に読んでみます。
No.2
- 回答日時:
私も小野不由美さんのファンです。
無人島に漂流するなら「図南の翼」を持って行きたいと思っているほどですが、でも、十二国記の最新版はあまりわくわくしませんでした。ストーリーも文体も全然違いますが、十二国記がお好きならこれも好きかなというのが、茅田砂胡さんの「デルフィニア戦記」から始まる「ルーファとエディとシェラ」の物語です。
デルフィニア戦記、スカーレット・ウィザード、暁の天使たち、クラッシュ・ブレイズ、天使たちの課外活動、トゥルークの海賊と続くシリーズです。それぞれがシリーズですので読み応えがあります。
時は、人類が大宇宙(と言ってもたぶん銀河)に散らばった時代。
全知全能の神様は登場しませんが、死んだ人をよみがえらせたり様々な魔法が使える、「宇宙を創った者たち」「時の流れから切り離された者たち」と自称する人間の形をした非人類、自称"ラー一族"の者たちが登場します。
同じラー一族でありながら、そのラー一族の誰もが恐れる闇の象徴「ルーファ」。人間にして彼の暴走を抑える太陽の象徴「エディ」。異空間デルフィニアで暗殺者の一族(ファロット一族)に生まれてエディを殺そうとするもやがてルーファとエディを後ろで支えることになった月の象徴「シェラ」。
そこに、共和宇宙一の大企業「クーア財閥」の女総帥ジャスミン、彼女の夫にして一度は死んだ海賊王のケリー。デルフィニアから運ばれた二人のファロットなどが絡んでおりなす様々なエピソード。
未確認ですが、茅田さんは40歳過ぎの女性だと思われます。
自分の意思で男にも女にも変身できるルーファ、金髪で絶世の美少年エディ(デルフィニア空間では意図せず女の子に変身)、暗殺のために少女として育った超銀髪の美少年シェラ。男をものともしない圧倒的な戦闘力と「ウィザード」と呼ばれ恐れられた頭脳を持つジャスミン。
このあたりの設定には、女性の妄想も入っている気配があって、質問者さんにも合うのではなかろうかと(失礼)・・・ 。
ありがとうございます。
デルフィニア戦記はタイトルを聞いたことがあって、気になっていました。
さっそく1巻を読んでみたのですが、こちらに書いてあるストーリーと全然違って、自分の読んでるものがあってるのかどうなのか自信がなく…
でもたぶん女の子に変身、のくだりがそのままなので正しいとは思うのですが、ここから大宇宙の話になるなんて全然想像できなくて、とっても興味深いです。
1巻だけだと普通の(?)ファンタジーなのかなと思うところでした。
どんなふうに話が展開していくのか楽しみです。
No.1
- 回答日時:
小野不由美さんのファンで両作品とも読みました。
1.正直、「屍鬼」以降は、「十二国記シリーズ」が最良と思われます。
屍鬼、十二国記シリーズを上回るものは無いと確信しています。
2.似ている作家と言っても人によって感じ方が違うので、質問としてナンセンス。
作品によっても同じ作家とは思えないものもある。
似てる作家、似てる作品があったら、つまらんでしょ。彼らもプロなんだし。
自分が求むものをひたらすら探す、それも読書のうちですよ。
3.小野不由美氏よりもいいよ、という作家さんがいるかどうかも、あなたの選択次第。
どうも手っ取り早くおもいろいもの読みたいという質問に見受けられます。
2回も言いますが、自分が求むものは自分で探し、見つける。読書の極意なり。
※屍鬼は漫画化、アニメ化もされています。
原作とは違った雰囲気にすることで小野さんがOKを出したという逸話もあります。
アニメは漫画を元に作ったものですので、漫画版を読んでいないようなら読んでみては?
藤崎氏の取材力、想起力がおもしろい作品です。
ありがとうございます。
まずは、2と3についてのお返事ですが、ただいま赤子を育児中なので、自分の時間がありません。
僅かな読書の時間すら取れない日が多く、なるべくなら本探しの時間を節約したいのです。
そういう理由でこちらに質問いたしました。
手っ取り早いのはどうしてもいけないのでしょうか?
読書の極意は、もう少し自分の時間が増えてから実践したいです。
今はただ好みの本が読みたいのです(涙
あと、もちろん、人によって感じ方が違うのを分かったうえで質問しました。
色々な人の意見が知りたいと思うのです。
似ているというのは語弊があるかもしれません。いい表現が見当たらなくて。
お手間を取らせて申し訳ありませんが、もう一度、2と3について回答者様のお答えを頂けると嬉しいです。
アニメや漫画も好きなのですが、今は小説が読みたいので、できれば小説でお願いしたいです。
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