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Excelと業務データベースの違いは、具体的にどのような点ですか。

A 回答 (5件)

他の回答を見て決定的なことを書き忘れてました。


やはり多人数で利用する仕組みがあるということに尽きると思います。
この仕組みは複雑で、10万件のレコードの一件を一人が編集しているとします。Excelだと一行ってことですが、この場合どこにロックをかけるか?Excelだと全シートにロックがかかります。DBだとこれを選べます。プログラミングが可能だと言うことです。全件か、表示されている分だけか、そしてまさに編集しようとカーソルを入れている部分だけか。
これにはプログラムの工夫も必要ですが、Excelではプログラムさえできないのを考えれば大きな違いです。
またこれらの更新作業をログとして記録しています。つまりこの記録を逆に戻せば元の情報に戻るわけです。このログは膨大な量になり別領域に保存されていますが、大抵はDBのバックアップ時にクリアされます。されない設定もできますがその時は意識的にクリアしないとHDDは肥大化します。
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Excel


 ・視覚的に表やグラフなどを生成することができる。
 ・Excelというアプリケーションを使って、直接編集することができる。
 ・複数人でアクセスすることを前提としていない。

データベース(RDBMS)
 ・データの関係性を定義して管理することができる。
 ・データベースを編集するツールを経由してデータベースサーバへアクセスし、データを編集する。
 ・複数人でアクセスすることを前提としているものが多い。
  トランザクション管理でよく例に挙がるのは銀行の取引。Excelでは絶対ムリ。
   http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0803/24/n …

wikipediaでRDBMSを調べれば、それだけでExcelと毛色が全く異なることが分かると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E4%BF%82% …
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業務用のデータベースでは、



データの保存と取り出しに関して、専用のアプリケーションを独自に開発する必要があります。

またデータベースの動作環境を構築する必要があり、これらのタイプ種類、製品種類が存在し、

構築に当たっては、アプリケーションやシステムとの親和性を考慮して、

データベースを構築します。

とくにデータベースが目指すところは、

アプリケーションからデータを分離し、他のアプリケーションから再利用できるようにする。

そのため、アプリケーション毎に定められているデータ蓄積量の上限、データアクセス速度の上限

を意識せずに保存できないといけません。

つまり、あるアプリケーションでは、最大100件も登録すれば事足りても、

別のアプリケーションで再利用した場合は、これが増えるかもしれません。

また、

後でデータ項目が追加されたり、削除されるかもしれません。

さらに、

削除したデータをまた使いたいという欲求が生まれ、消してしまって後悔するかもしれません。

私たちは、こういう事態を予測して、フォルダなどにバックアップを取ります。

ですが、バックアップしたデータを探し出したり、必要な部分を転記したりすると

この手間が意外と大きく、再利用を諦めることがあります。


データベースは、こうした無駄を無くそうとして考え出された仕組みです。

アプリケーションが必要とするデータを予め分解して覚えてくれます。

覚えた後に取り出すための検索をしてくれます。

さらに、データ毎を一塊でつなげて覚えてくれたりします。


こうしてファイルを丸ごとバックアップするよりも便利に使えます。

そして前述述べたように、

一つのアプリケーションが要求するデータ登録数の上限、データアクセスピードなどの

要求だけではなく、将来のアプリケーションの要求にこたえるべく、

予め高い性能を保持していないといけません。


さらに、複数のユーザーが複数種類のアプリケーションを使って同時にデータを取得したり、

同時にデータを更新したりするケースに対応しています。

またネットワークからのアクセスに対応しています。

これらのユーザー管理、アプリケーション管理、セキュリティ面での管理、

同時アクセスに対しての保障など、

単なるデータの保存であっても、上記のメリットを保障するために複雑化しています。



Excelはデータ操作や演算をするための表計算アプリケーションです。

そのためExcelでは直感的にデータを視認しながら、データ処理を行えるメリットがあります。

最終的な出力形式をデザインしながら、データの関連を後で記述できます。

そのため視覚的な面でのデザイン性に優れており、アプリケーション作成が容易です。

複雑な判定文やループ、変数を使った処理など多彩に対応できます。

その反面、さきほどデータベースが担おうとしていたデータの分離と再利用には向いていません。




まとめますと、

●データベース

目的:データの再利用
用途:業務またはサービス・システムのデータ管理
特徴:データ保存と取り出しに特化し、アプリケーション機能を持たない、総じて高価

-メリット

・複数ユーザ、複数アプリケーションによる同時アクセス、データ共有を可能にする
・データ間の関係を定義でき、この部分をアプリケーションで作成しないですむ
・データの破損、修復、エラーチェックをアプリケーション機能に盛り込まないですむ

-デメリット

・データの一覧、全体像の把握が困難、専用のアプリケーションを構築する必要がある
・データベース管理ソフト単体での環境構築が必要、敷居が高い
・データベース毎に特徴があり、製品毎にノウハウが違うため、製品毎に技術習得が必要
・初期投資・運用面でのコストが高い
 (最近では無償も増えているが、技術的な敷居は以前高い)

●エクセルなどの高機能表計算ソフト

目的:視覚的イメージでの帳票作成と計算結果の再利用
用途:紙媒体での印刷を前提とした帳票の作成
特徴:帳票を作成しながら、帳票欄に数値式を挿入したり、他の帳票から引用ができる

-メリット

・直感的に帳票のレイアウトが作成が可能であり、美しい印刷技術を誇る
・数式やデータ引用が可能であり、帳票レイアウトの再利用が出来る
・添付データとしてデータを分離することで、計算結果を複数のレイアウトに反映できる
・Excelソフトのみで(個人ワークとして)多様な利用法がある

-デメリット

・レイアウト作成後にレイアウトとデータを分離することが困難
・Web型アプリケーションとの連動が困難
・ファイルベースでのアクセスが主であり、ネットワークベースでのアクセスができない
・複数人数、複数アプリケーションでの同時アクセスや共有に対して別の仕組みが必要

【総論】

表計算ソフトは数値データの再利用というよりも、帳票レイアウトを再利用する思想です。
データベースは、データそのものを再利用する思想です。
表計算ソフトは、人間による組織が連携する仕事の流れを想定しています。
そのため共通のOSを使用した社内ネットワークが前提となっています。
データベースは、ネットワークを介在したシステムの連携が前提となっています。
前者は社内IT基盤が成熟していない小規模な企業にとってメリットがあり、
後者は大規模な社員を持ち、社外に向けてもサービスする場合に必須になっております。
IT投資コストを鑑みると、小規模な人数で仕事をする場合、Excel。
大規模な人数で仕事をする場合は、データベースに加えてSI開発が必要になります。
これには大変な覚悟が必要でしょう。

また、ExcelやPowerpointなどのOffice系ソフトはビジュアル面での直感性に優れています。
いっぽうで、データベースをアクセするためのWeb開発は、専用言語の習得が必要であり、
直感性の優れたインタフェースの構築ではしばし問題になります。

データベースとOffice系のインタフェースが直結することが理想ですが、
これを狙っているMicrosoft社とLinux系の陣容(高価なSIシステムを売る人たち)
が対立しております。

Excelは業務系の人たちに深く浸透しており、長らく活用されて愛着がもたれています。
SIシステムは、大規模、安定、セキュアを売りに社内外向けサービスとして活用されています。
Microsoft社は、Web系、Office系、ゲーム系という具合にジャンルを分けてビジネスを
進めた結果、インターネットを活用したSIシステムのジャンルに食い込めていませんでした。

そこでこれらの技術を統一し、.Netという思想で技術の統一と一新を図っています。
少し前は、Microsoft社対抗として、Linux陣営が出来上がったんですが、
SIシステムが高価になり、顧客思考でない(ふっかけて取れるだけ取る)などの問題に発展。

いまでは.Netの対等により、SIシステムの価格が安価になることが期待されています。

現状ではユーザー規模により、適用シーンが住み分けられています。
データベースを使ったシステムは億単位の投資が必要になる場合が多く、高価です。

.Net系の思想は、旧来のオブジェクトや構造化の上位概念にあたるため、異質です。
これにより既存技術者(が追従できず)と対立しています。

.Net系の技術者が増えて、日が当たる状態になるまでは、現在の構図が続くでしょう。

Excelで対応できない案件が出てきますと、SI開発が必要になり、
このせいで企業は涙目になるという感じですね。

以上、ご参考に成れば。
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広義では情報の集まりは全部データーベースです。

IT的に言えばEXCELはファイル、SQLサーバーやオラクルなどはRDBその他XMLDBや画像などを処理するオブジェクトDB、WINDWOSのレジストリのような階層DBなど種類は様々。目的に合わせて使わないと酷い目にあいます。
AccessはExcelの仲間で厳密にはRDBではありません。そのように見せかけているけど。
RDBで言えば特徴はリレーションが使える。それによってSQL言語が使える。インデックスやキー、そしてトランザクションのログを持ちパフォーマンスを上げている。
又複数のHDDなどに情報をまたがって持てる。それは場所を選ばず、理論的には日本とアメリカにある情報を一度に集計出来る。又メモリに情報を展開してパフォーマンスを上げるなどの設定も出来る。DBの中にプログラムを書いたり、ルールを作れる。複数のテーブルの関連情報は一度に削除するとか。
トランザクションを使えば、長いバッチ処理で途中エラーがあればすべての情報を最初に戻せるなど。
あとはアクセス管理が明確で項目ごとにアクセス権もかけられる。
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「目的が違うアプリケーションだから何から何まで全部違う」というだけでは宿題のコタエにならないんでしょ?



どうせ補足要求に応える気なんかカケラもないでしょうから、テキトーにweb検索でもすればいいと思います。
http://newsbit.co.jp/db/access_excel.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/235662.html
「どっちもできることは同じになるように組む事ができるけど、それまでのプロセスが全然違う」でも宿題のコタエになるでしょう。
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