No.3ベストアンサー
- 回答日時:
#2です。
補足拝見しました。可能性ということなら「ゼロではない」でしょう。物理学的にありえるものは、ありえるからです。
ただし、それは可能性としてはものすごく低い、といえます。
消火器は薬剤にいくつか種類がありますが、そのうち、液体(主成分が水)・泡(水と界面活性剤)・二酸化炭素・ハロン・その他ガス(窒素などの不燃ガス)では、消火器を主要因とした火災は発生しないでしょう。
問題は粉末消火器ですね。粉末消火器はその噴射に二酸化炭素または窒素を利用しています。いずれも不燃性というより消火性能をもつガスです。
これが粉末と同時に噴射されるわけですから、静電気を帯電し放電が起こったとしても、それを原因とする火災がおきても瞬時に消火されてしまうでしょう。
したがって、それを越えて延焼する「消火器を主たる原因とする火災」は起きないと思います。
また、消火器が帯電し、容器が静電気を帯びたとしても、噴射時には人間が操作していますので、人間の体がアースとなって、容器からの放電は考えにくいと思います。
また、実際に火災時であれば、消火器容器の放電から火災に至るようなもの(可燃性ガスなど)であれば、消火器を使うことになった火災を原因としてすでに着火しているでしょう。
条件を厳密に定義し、実験室で理想的な状態であれば、消火器を原因とする火災、も起きるかもしれません。しかしながら、通常ではちょっとありえない、ということになるでしょう。
No.2
- 回答日時:
消防設備士です。
本来なら、規約違反なのですが、一部#1の内容を訂正させていただきます。
消火器は「爆発」しません。今までの事故はすべて「破裂」事故です。
爆発というのは、機能として急激に膨張する能力があるものをいいます。火薬がその代表的な例です。
爆発物はなんらかの刺激があれば、爆発することがあります。したがって、そのような条件にならない場所に保管する必要がありますし、万が一爆発しても被害が出ないようにする必要があります。
消火器は爆発はしません。つまり「誰もなにも触っていないのに、静電気などの要因で一気に破壊されることはない」ということです。
しかし、消火器は使用時にはものすごい勢いで消火剤を吹く必要があります。そのため、内部に二酸化炭素ボンベが入っており、レバーを引くと急激に圧力が上がるようになっています。
そのとき、本体が古く圧力に耐えられないと「破裂」するのです。
覚えておいていただきたいのは「誰かが操作をしないかぎり、破裂はしない」ということです。
ご心配がある際は「触らずに」わたしのような「消防設備業者」に連絡してください。タウンページに出ています。
No.1
- 回答日時:
タイトルの『静電気』が何の事を示しているかわかりませんが
消火器が火災の原因となることはきわめて少ないです。
限りなく可能性は0に近いです
ただ古い消火器は爆発の恐れがあり、過去死亡事故も起きています
最近では9件あり、1人が死亡しています。
平成13年(2001年)3月の事故 製造年1979年の消化器で事件は起きました
名古屋市で男性が古い消火器を廃棄処分するために、
中身を噴射させようとレバーを握ったところ、
錆びていた底部に亀裂が入り、そこから中身が噴出し、
ロケットのように飛び上がった消火器本体が顔面を直撃し、
男性は出血多量で亡くなるという事故が発生しています
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質問の文面が足りませんでした。
申し訳ありません。
消火器の破裂の件は存じ上げています。
腐食などによる事故が発生していることもニュース等で見たこともありますので。
改めまして私が言いたいのは消火器を用いたことによる火災です。
消火器は消火の為に内容物を噴射することで消火を促しますよね?
その内容物が大気中を移動する事により、内容物だけでなく容器にも静電気が発生し、その静電気が原因となり可燃性蒸気などと反応して火災が発生するのか、ということです。
教科書的には火災は発生するということなのですが、実際にそれが原因で火災になった事があるのかな?と思いまして。
phj様
再度の回答ありがとうございました。
大変よくわかりました。
実験室等の特殊な空間ではありえないことはないけれども、ほぼ現実的にはあり得ないということですね。
まだまだ空気が乾燥している時期とはいえ、消火器などが原因で火災が起こる危険性はほぼないとの件、納得できました。
ありがとうございました。