誕生日にもらった意外なもの

最近、歳(76歳)を取ったせいか、老人が主演の映画や老人の目線で描かれた映画に共感を覚えます。

そこで、例えば、洋画では「明日は来たらず」「人生に乾杯!」「画家と庭師とカンパーニュ」「アバウト・シュミット」「パピヨンの贈りもの」、邦画では「生きる」「破れ太鼓」「春との旅」「人生のお荷物」などのような、年配の男性が登場し、どちらかと言うと、その年配の男性の目線で描かれた映画を探しています。

出来れば、実話に基づく作品なら、一層、嬉しいです。

年配の男の、様々な喜怒哀楽、栄光と挫折、それらをくぐり抜けてきた過去の厳しい人生、そして現在の心境、さらに、残された時間の短い中で感じる、未来や最後の死期への思い、等々、生身の人間としての喜怒哀楽が上手に描かれていて、そこから感銘なり教訓を受けられる作品がいいです。

何かお勧めの映画がありましたら、お教え頂けるとありがたいです。
洋画、邦画は問いませんが、洋画の場合は、なるべくアメリカ映画でない方が好きです。
アメリカ映画は、私には、価値観が単純すぎて子供っぽく見え、あまり共感が持てませんので、・・・。

どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (6件)

こんにちは。


まだあがっていないものをいくつか挙げてみたいと思います。


スェーデン映画「野いちご」
老境の医者がその功績を称えられ、名誉博士号授与に赴く様子を描いた映画史に残る傑作のひとつです。
迫る死、老い、若き日の想い出などが、90分に凝縮された作品です。
ずっとDVDは廃盤だったのでオークションなんかで数万円になっていることもありましたが、今年再DVD&ブルーレイ化され、ツタヤなどのレンタルでも扱うようになりました。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1 …

アメリカ映画ですが「ハリーとトント」
公開時にはキネマ旬報ベスト10で1位になった作品です。NYに暮らすハリー老人が区画整理で立ち退きを迫られ、愛猫トントと共に旅に出るロードムービー。
これも近年DVDがレンタル出来るようになってますし、久米明さんがハリー役の声優を務めた日曜洋画劇場の日本語吹き替え収録盤も最近発売されました。
解説なんかを見ると、ほのぼのとかやさしい目線、といったことが書かれていますが、けっこうシリアスです。エンディングはとらえ方によっては、かなり暗いかもしれません。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1 …


これもアメリカ映画ですがイギリスを舞台にした実話です。
「カレンダー・ガールズ」
主人公は婆さんたち。病院の資金集めのために自分たちがモデルになったカレンダーを作る・・・で、その内容は? というコメディタッチの作品です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …

アイルランドの小さな村を舞台にしたイギリス映画「ウェイクアップ!ネッド」
ひとり暮らしの老人が宝くじで大当たりをしてしまい、村に騒動が巻き起こるコメディタッチの作品です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8 …

好き嫌いがかなり別れると思いますが、2013年のアメリカ映画「恋するリベラーチェ」
世界一ギャラの高いピアニストとして知られたリベラーチェの晩年を描いた作品です。マイケルダクラスが自身の年齢相応に60~70才少し前のリベラーチェを演じています。死ぬまで同性愛者であることを隠し続けた人気ピアニストの苦悩や恋愛、それに迫り来る老いが描かれています。
カンヌ映画祭受賞作品ですが、内容が内容だけにアメリカでは劇場公開が見送られたそうです。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …


80才にしてこの作品でアカデミー賞を獲得したクリストファー・プラマー(サウンドオブミュージックのトラップ大佐です)主演作「終着駅 トルストイ最後の旅」
タイトル通りにロシアの文豪トルストイの最晩年を描いた作品です。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …


アカデミー賞俳優ダスティンホフマンが初監督した作品で「カルテット!人生のオペラハウス」
元音楽の演奏家だった方たちが暮らす老人ホームを舞台にした人生賛歌です。
イギリス映画で、実人生でも老境に差し掛かった英国の名優たちがこぞって出演しています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …


イーストウッドがあがっていたので
「グラントリノ」
イーストウッドが監督・主演し、軍人あがりの頑固老人を演じています。
中国の少数民族モン族の少年との交流を描いた作品です。
男気を教えるというのか、日本人にはイーストウッド演じる老人が高倉健ぽくも見えるんじゃないかと思います。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …


と、いうことで最後は健さんで。
「単騎、千里を走る。」
2005年の中国映画です。
長年にわたって確執の絶えなかった息子が重病と知り、息子の果たせぬ思いを解決するために単身中国へ渡る父親を健さんが演じています。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …

挙げた作品はどれもツタヤなどでレンタル出来る作品です。
気になったのがありましたら、ぜひご覧下さい。
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この回答へのお礼

沢山ご紹介頂き、ありがとうございます。

「ハリーとトント」はDVDも持っていて、時々、繰り返して見るほど好きな作品です。
「野いちご」は、昔見たのですが、なんだか難解だった記憶があります。
「ウェイクアップ!ネッド」はとても面白かったですね。

他の作品も、面白そうなのを見ていこうと思います。

お礼日時:2015/11/29 10:23

もう既に、ご覧になったかも知れませんが。

。。

・「人生の特等席」: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%94%9F …
  出演:クリントン・イーストウッド

・「黄昏」: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E6%98%8F …
  出演:ヘンリー・ホンダ / キャサリーン・ヘップバーン / ジェーン・ホンダ

・「マディソン郡の橋」: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%87 …
  監督 / 出演:クリントン・イーストウッド

この3本は間違いないと思います。
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この回答へのお礼

ヘンリー・ホンダの「黄昏」は見ましたが、あまり感激するところはなかったように覚えています。
他は見てませんので、見てみたいと思います。特に、クリント・イーストウッドは好きですし、・・・。
ご紹介、ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/28 17:38

海を飛ぶ夢(2004)スペイン125分実話に基づく作品 DVD


事故で四肢麻痺となった主人公が、法律では認められていない尊厳死を求めて闘いを繰り広げる姿を通して、生とは何かを問いかけていくヒューマン・ドラマ。尊厳死を望んだ実在の人物ラモン・サンペドロの手記を基に「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督が映画化。主演は「夜になるまえに」のハビエル・バルデム。アカデミー賞外国語映画賞をはじめ数々の映画賞を受賞。


最高の人生の見つけ方97 分 初公開版みてから完全版
勤勉実直な自動車整備工と、大金持ちの豪腕実業家。
出会うはずのない二人が、人生の最後に病院の一室で出会った。
家族のために自分の夢を犠牲にして働いてきたカーター、そして、お金だけは腐るほどあるものの見舞い客は秘書だけというエドワード。
お互いに人生の期限を言い渡されたという以外、共通点は何もない。残された時間は6か月。でも、まだ決して遅くない。。。

無法松の一生 1943年版と1958年版と1963年版 104分
1943年版 阪東妻三郎 園井恵子 1958年版 三船敏郎 高峰秀子 1963年版 三國連太郎 淡島千景

余談
2016年2月より日本公開される『不屈の男 アンブロークン』の邦題 アンジェリーナ・ジョリー監督
本作は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となったオリンピック・アスリート、ルイ・ザンペリーニの半生を描いた実話ベースの物語。全米では2014年のクリスマスに公開され、大ヒットを記録した。

 映画の舞台が日本であるにも関わらず、日本では公開されずにいた本作だが、戦争を描くいろいろな形の映画があるべきというスタンスと、戦争を背景に1人の男に降りかかる苦難を不屈の精神で生き抜く様を力強く描いた素晴らしいドラマであるという点から、製作のユニバーサルと配給のビターズ・エンドが合意し、シアター・イメージフォーラムの賛同も得て、日本での公開決定の運びとなった。
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この回答へのお礼

「余談」以外は全部見ました。
特に、「無法松の一生」は、阪妻、三船、三国と、3版全て見ました。
阪妻版は当時の進駐軍の命令で、途中をカットしてあったそうですが、私的には、阪妻版が一番良かったです。
「余談」はまだ見ていませんので、見てみようかと思います。
ご紹介、ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/28 17:33

こんにちは。


洋画ばかりですが、
・フランス映画の「ヘッドライト」(ジャン・ギャバンが悲哀を・・)
・ポーランド・フランス映画の「トリコロール 赤の愛」(ジャン・ルイ・トランティ二ャンがいい感じです)
・アメリカ映画ですが「きみに読む物語」(試しにあらすじをちょっと調べてみてください。若き日を振り返る映画です)
などはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

そうそう、「ヘッドライト」がありました!
大好きな映画の一つです。
フランス語の原題は”DES GENS SANS IMPORTANCE”、「取るに足りぬ人々」という程の意味で、その原題のとおり、しがないトラック運転手のギャバンが初老男の哀感をしみじみと演じた素晴らしい映画でした。

フランス映画は大好きです。いい映画が多いですね。
そのほか、イタリア映画やスウェーデン映画、その他のヨーロッパ映画も深みがあって好きです。
ポーランド映画では「夜行列車」を見たことがあります。
「トリコロール 赤の愛」、是非、見てみたいです。

「きみに読む物語」は以前他の方にも紹介されたのですが、アメリカ映画、特に最近のは、どうも、わざとらしいと言うか、嘘っぽいと言うか、きれいごとと言うか、単一の価値感を押し付けて来ると言うか、人間の多面的複雑性や深みが感じられないと言うか、好きになれず、いまだに見ないままになっています。
ご紹介戴いて、あらためて映画評を見てみたら、高評価を与えておられる方がいらっしゃる一方、「内容はイマイチ」「チープな内容」という低い評価をしている方もおられて、どうしようか、迷っていますが、あまり食わず嫌いもいけないので、この際、見てみようかなとも思います。

アメリカ映画でも、年老いたハリーが、旅の途中で、昔の恋人を老人ホームに訪ねるが、彼女が既にぼけてしまっていてハリーの事を別の恋人と勘違いする場面がある「ハリーとトント」などは、実際にもそういう悲しい現実があり得るので、胸にジンと来たことがありましたし、「ドライビング・ミス・デイジー」なども良い作品だと思いますが、・・・。

最後はなんだかアメリカ映画の批判みたいになってしまって、失礼いたしました。
お赦しください。

「トリコロール 赤の愛」、ご紹介下さいまして、ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/28 17:27

「世界最速のインディアン」


アンソニー・ホプキンスによるロードムービーです。
アメリカ映画ですが、いわゆるハリウッド的な作品とはだいぶ趣が違っています。
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この回答へのお礼

実話だそうですね。
面白そうですね。
ご紹介、ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/28 16:23

映画が趣味ってすてきですね!



「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」はいかがでしょうか?
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%99%E3%83% …

徐々に若返っていく老人の主人公と、
あたりまえのように老けていくヒロインの運命が入り混じる映画です。

ご参考までにどうぞ。
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この回答へのお礼

面白そうですね。
ご紹介、ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/28 16:22

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