
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
No.1です。
「すでに回答いただいた方」と言うと私しかいませんが、以下ご紹介します。 まず、「指きりげんまん」の歌。「指きりげんまん 嘘ついたら 針千本 飲ます 指きった」
「指きり」と言うのは、遊女が好きな男性に愛の証として「指を切る」というもの。
あの頃の遊女は、親から売られたり、売人にさらわれ なりたくないのに遊女にならされた女性ばかり。 そんな遊女の夢は「この遊女街を出て、誰かの妻になり外の世界に出たい」というもの。遊女は遊女街から一切出ることが出来なかったのです。
そのため遊女は、この人と決めた男性に一生愛し続けますという意味で指を切ったり、入墨をしたりしました。 それが「指きり」です。 更に、「げんまん」は拳万と書きます。 嘘をついたら拳で一万回殴りますよというもの さらに針を千本飲まされる。 「指きり」私はあなたのために指まで切って愛を誓ったのよ。「 げんまん」だから、裏切ったら一万回殴ってやるわよ。 「嘘ついたら針千本飲ます」それに針も千本飲ましてやるから指きった。 だから私を裏切らないで 外の世界に連れて行って、 という遊女達の哀しい唄なのでした
次に、「はないちもんめ」
勝って嬉しい はないちもんめ
負けて悔しい はないちもんめ
あの子が欲しい あの子じゃわからん
この子が欲しい この子じゃわからん
そうだんしよう そうしよう
これは「人身売買」の歌です。
貧しい家庭には「子供を売らないか?」と、人買いがやってきました。 貧しい家庭では「口減らし」のために、子供を売るのです。売られるのは女の子。 女の子は「花街」に売られていくのです。 人買いは美人になりそうな子を見て「あの子が欲しいんだけど」と聞きます。 親は「あの子は長女だから・・・。代わりにこの子ではダメですか?」と、別の子を。 親が子供を売るのです。 親は「いくらで買ってくれるのですか?」と聞き、当時の通貨である「一匁(いちもん)」で・・・ということなのです。 「花」は女の子のことで、「はないちもんめ」となるのです。
子買いは安く子供を買うことができたので、「買ってうれしい(安く買えて嬉しい)はないちもんめ」、親は安くまけられてしまったので、「まけて(まけられて)悔しいはないちもんめ」、あの子が欲しい!あの子はまけられない! わからんは、まからん(まけられない)のことです。 「あの子が欲しい あのこはわからん」。
そして親と子買いは相談します。 「相談しよう そうしよう」で、商談成立。
女の子は安く売られて、男性相手の花街へと売られていくのでした
以上、「暗闇の日本史」のコピーです。
花魁ってミステリアスで艶やかなイメージでしたが、こんな事もあったんですね驚きです。
わざわざ2回も回答くださりありがとうございました。
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すみません、説明不足でしたね…
出来れば、雰囲気悲しい感じの曲希望です。
すでに回答頂いた方、ありがとうございます、すいませんでした。