No.3ベストアンサー
- 回答日時:
“ふるあめりかに袖はぬらさじ”は下の句で、上の句を含めると
「露をだに厭う大和の女郎花、ふるあめりかに袖はぬらさじ」
といいます。
意味は「日本の遊女はアメリカ人にはなびきません」ぐらいでしょうか。
読んだ(とされているのは)幕末、横浜・岩亀楼の遊女・亀遊。
当時外国人が出入りするようになっていた店では、外国人相手の遊女と、日本人相手の遊女はわけられていました。
亀遊は日本人の相手だけを努める遊女でしたが、アメリカ人イルウスに見初められ、大金を詰まれ逃げられなくなります。
そのことで、亀遊は上の一句を残し、自害するのです。
当時、尊王攘夷の風潮が強く、亀遊は「攘夷女郎」と有名になったそうです。
No.2
- 回答日時:
恐らく自害して亡くなった遊女亀遊がアメリカ人の遊客イリウスの意には従わなかったという意味で、アメリカ人を袖にした(ふった)、また濡れなかった(寝なかった)、などと言う意味がかけてあるんでしょうね。
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