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オーケストラの編曲に詳しい方に質問です。
ティンパニのことがよく分からないので教えていただけませんか?

私は今、ある校歌(元はピアノ伴奏)をオーケストラバージョンに編曲しています。
ティンパニ以外はある程度完成したのですが、どうしてもティンパニだけがどうアレンジして良いか分かりません。

曲の前奏と後奏部分は、フォルテで盛り上がるところなので全音符のロールにしています。
しかし、前奏と後奏の間のサビにもティンパニを入れたいのですが、コードが一拍ずつ変わったりしているので、どう入れれば良いのか分かりません。

あともう1つ教えていただきたいことがあるのですが、ティンパニは基本的に根音を担当することが多いですか?

よろしくお願いします!

A 回答 (2件)

ティンパニが根音を担当することが多いのは確かです。

しかし、古典派からロマン派くらいまでは2台のティンパニを使うのが標準で、現代のオーケストラのように4台も5台もティンパニを使ったりしませんでしたし(ベルリオーズなどの特殊な作品を除く)、瞬時に音が変えられるペダル・ティンパニもありませんでした。そのため、和音が小刻みに変わる箇所では、根音以外の音もごく普通に使っています。ベートーヴェンにすでにいくらでもそういう例はありますが、基本的に、その瞬間に鳴っている和音に含まれる音なら何でもよいのです。ティンパニの調律した音高が、和音に含まれるどの音とも一致しない場合は、原則として休止にしてください。後期ロマン派の作曲家などに、和音に全く含まれていない音をティンパニに演奏させている例もありますが、やめておいた方が無難でしょう。
添付の画像に、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」の第3楽章と、スメタナの連作交響詩「わが祖国」の第6曲「ブラニーク」のティンパニの使用例の楽譜を挙げておきます。この2曲を選んだ理由は特にありません。適当に思いついてパラパラめくって出てきた個所です。つまり、そのくらい普通にあるということです。ベートーヴェンの第9の1楽章にもありましたが、スペースの関係で上の2例にとどめます。
赤色のカギカッコを付けてある音は、和音の根音ではありません。また、それ以外の音も、その個所の和音の「本来の根音」ではありますが、チェロやベースの最低音とは違っているところが何カ所もあります。参考にしてください。
なお、スペースの関係で、ティンパニと弦楽の部分の楽譜のみを切り取ってあります。
「オーケストラの編曲に詳しい方に質問です。」の回答画像1
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オーケストラの編曲ではないですが


現代曲のアレンジにティンパニーを入れるのであれば
吹奏楽を参考にされては、と思いました。

ティンパニーだと、トレモロだけでなく
アクセント的にいれる
または、マーチなんかだとチューバやコントラバスのピチカートのように
四分音符などでの前うちの刻み、など。

あとはピークへ持って行く前の小説の後半でテントンテントン+次の一拍めで「ドン」
みたいなのとか。

根音かどうかと聞かれると、曲中で出せる音が限られるので
ほかのベース楽器に比べたら厳密でないというか、出せる範囲の音でという感じだったと。

校歌の吹奏楽アレンジは屋外想定が多いのでティンパニが入っていないものもありますが
コンサートなどではティンパニが入っているものも動画などに上がっていますし


これはマーチですがちょっと参考になるかもと


こちらの校歌はサビもトレモロと
あとアクセント的にいれる感じですかね
https://www.youtube.com/watch?v=2Zml_z5qFDc

音まではわかりにくくてもどこでどんな感じで入れてるかは
https://www.youtube.com/watch?v=U3lYmYzR2Ak
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