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今更なのですがDVDで観賞しました。
私には理解し難い所があったので、こちらでも過去の同様の質問を見つけましたが、私の中での回答ではありませんでしたので、再度、失礼します。

橘葵は元フィアンセに強い愛情を残していたのに、何故、あの短期間で心変わりして主人公の川田平太を最期に見たい人として選んだのでしょう?
両方共がこの相手とは親友という感じて見過ぎていて愛情が2人の間にははじめからあったのに気が付かなかったのか、本当に親友としか見ていなかったけれども、彼を亡くしてからのよみがえってきてからの平太の葵への接し方や強い思いが伝わり、元彼よりも好きになっていったのでしょうか?前半、元フィアンセを思う葵の気持ちがあまりにも強かっただけに???って感じでした。
みなさんはどうとりましたか?
映画の最後があっさりしていたからかもしれませんが、そのへん女心の変化が私には気づきにくい所でしたので質問しました。

A 回答 (5件)

ずいぶん前に見たので、細かいところがうろ覚えなのですが、まだ元フィアンセが生きていた頃、葵は平太を選ぶと思っていた、というような会話があったと思います。


つまり、少なくとも元フィアンセは「葵は平太が好きだ」と考えていたのではないでしょうか。

それと別のシーンで、葵が平太に、元フィアンセにプロポーズされた、とかそういった内容の話を相談してたと思います。
葵としては、そこで平太に自分を引き留めて欲しいという気持ちが少なからずあったのではないかと。
しかし、平太は「いいじゃない」みたいな言葉を返し、葵を引き留めることはなかった、ような。
そこで葵は、平太にとって自分はその程度なのだ、と思い、元フィアンセと一緒になることを決めたのではないでしょうか。
ただ、その時点で葵がはっきりと平太への気持ちを自覚して相談をしていたかというと微妙ですね。

それからはきっと平太のことは友人として考え、元フィアンセのことを愛するようになったのではないでしょうか。
もちろん、元フィアンセとはプロポーズされる前から仲が良かったようですし、決して偽りの愛ではなかったと思います。
ただ、これから、というときに元フィアンセを亡くし、思いの向かう先がなくなってしまったため、より元フィアンセへの思いがより強くなったのではないでしょうか。
人の死は、時に心に深い傷を残し、時がたてばたつほど濃い影を落とすときもあります。
葵は、元フィアンセの死、という心の傷を抱えたまま、ずっとその場所から動けずにいたけれど、久しぶりに平太に会い、まだ元フィアンセも生きていた頃の懐かしい、楽しい記憶を思い起こし、それと一緒に、平太に対して持っていた淡い想いも思い出したのではないでしょうか。

生きているから、だから死んでしまった愛する人に会いたい、けれど自分はもう死んでいて、いまにも消えてしまうかもしれない。そうなったとき、本当に逢いたいと思うのは死んでしまった愛する人ではなく、残していく生きている人ではないかと。
その中でも平太を選んだのは、平太への淡い想いがあったからかな、とか。

えーと、上手く説明出来ないのですが(^^;
とりあえず元フィアンセより平太を愛している、とかそういうことではないのではないかと……。
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この回答へのお礼

とっても、細かい心理描写まで解りやすく説明して下さってありがとうございます。
解決しました。

お礼日時:2004/07/29 20:13

心変わりしたわけではないと思います。


彼女の中では、彼の存在も、平太の存在も、比重的には同じくらいあって、ただ、彼のほうを結婚相手として選んだという違いだったんじゃないかな。
彼が死んでしまったので、それを消化するのに時間がかかって、身近にいる平太の気持ちはあとまわしになっていたのではないでしょうか。
たとえば、子どもが二人いて、一人が死んでしまった場合、死んだ子のことばかりを親が考えているように見えたりすることもありますが、生きている子をかわいいと思っていないわけではないように。

ただ、自分もまた消える存在だと知った時に、平太のことをこれ以上あとまわしにできないことに気付いたのだと思います。
もっと時間があれば葵が彼の死を乗り越えて平太を結婚相手に選ぶ時が来たのでしょうが、消える時が来てしまったので決断の時期がはやまったと……そんなふうに受け止めました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね。人を思わぬ事で亡くしてしまうと、良い思い出がリフレインしていまい、現実の世界を見ていられなくなるのかもしれないですね。
子供さんの話しに例えてもらった事はわかりやすかったです。

お礼日時:2004/07/29 20:11

黄泉がえって、初めて自分の本当の気持ちに気付いた。



のではないかと・・・

この回答への補足

それはそうだと思うのですが、だとしたらあの恋人を失った喪失感の大きさは何だったのでしょう?
相手の気持ちを知っていても好きな人を忘れられない人は普通はそんなに簡単に心は動かないと思うのですが・・。
私は生き別れですが、好きな人を忘れるのには数年の月日がかかりました。時間ではなくてよみがえりという神秘的な物が彼女を動かしたのでしょうか?
やはりはじめから元彼と同じレベルといってはおかしいかもしれませんが、自分では封印して気づかぬ恋心があったという事なのでょうか?それで相手の強い思いもよみがえりをした事ではじめて気持ちが分かってという事でしょうか・・・??

補足日時:2004/07/28 14:44
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私もかなり送ればせながら先週初めて「黄泉がえり」をみました。


私が思うに元フィアンセが付き合うのもプロポーズも葵は平太に相談するだろう!って言ってたのが気になります。なので元彼より平太に気持があったのでは?と思ったりしたんですけど。平太が「付き合ってもいいんじゃない?」みたいな事を言ったんでしょうから葵はそうだったんじゃないかなァ・・

この回答への補足

回答ありがとうございました。

補足日時:2004/07/28 15:09
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この回答へのお礼

元彼と同様かもしくはそれ以上の気持ちが彼女の中では親友という言葉で封印された形で元々あったというのならばよみがえった時にすぐに平太に傾いていったというのは分かる気がします。
ただ、だとしたらあの前半の元フィアンセを自分を見失うくらいに喪失感にまで包まれていた彼女の強い思いはどこにいってしまったのだろうと思ってそこが疑問でなりません。

お礼日時:2004/07/28 15:08

自分が誰かに呼ばれたものだと気づいたその時に、その強く愛してくれていた者にも、同時に気づいた時に、彼女の気持ちが変わったのではない

でしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
よみがえりをさせるくらいに好きだと気が付いた時には嬉しいのはわかるのですが、大好きだった彼を忘れる程の原動力にもなったのでしょうか?
そのへんがどうしても私には伝わってきませんでした。

お礼日時:2004/07/28 15:03

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