おしえて

モーツアルトのオペラ

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質問者：rumi823
質問日時：2017/05/15 08:19
回答数：6件

先日、MET（上演されたオペラを映画で観られる）で「イドメネオ」を観たのですが、王子役を女性のメゾソプラノの方が演じていました。若い男性なら分かるのですが違和感を感じました。そこで質問なのですが、モーツアルト自身が音域などメゾソプラノで書いた、ということなのでしょうか？それともキャスティングなのでしょうか？

ありがとうございました！

追加で質問させて頂きます。　映画では　歌詞が表示されるので内容が分かり易いのですが、実際に映画では無くて舞台で観賞するとなるとセリフも歌詞も分からないと思いますが、観賞されているお客様は　どうやって理解されているのか疑問に思いました。

No.1の回答に寄せられた補足コメントです。補足日時：2017/05/15 10:46
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回答 (6件)

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No.6

回答者： yhr2
回答日時：2017/05/29 12:12

No.4です。

＞６月に「ばらの騎士」がMETで観られるので楽しみに観賞したいと思います。

おお、それは素晴らしいですね。
ルネ・フレミングが元帥夫人（マルシャリン）マリー・テレーズ役を歌うのですね。

仮に「日本語字幕」が出るにしても、No.5に書いたようにちゃんと予習していくと100倍楽しめますよ。事前にDVDなどを見ておくとなおよいでしょう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B0%E3%82%89 …
http://www.geocities.jp/wakaru_opera/derrosenkav …

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No.5

回答者： yhr2
回答日時：2017/05/27 13:59

No.4です。

「補足」に書かれたことについて。

現代の国内のオペラ上演では、舞台の上や横に「字幕」が出ることが多いです。

本物のMET（ニューヨークのメトロポリタン歌劇場）でも、英語の字幕が出ると思います。
ただし、本物のMETやヨーロッパの歌劇場では日本語の字幕は出ませんので（せいぜい、英語、ドイツ語、イタリア語）、基本は「予習」してあらすじや歌詞の内容を知った上で鑑賞します。
仮に日本語歌唱のオペラでも、歌詞で何を言っているのかを聞き取るのは難しいし、すべてが歌詞で説明されるわけではないので（特に心理状態など）、「予習」は必要だと思います。

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この回答へのお礼

日本語の字幕は出ないのですね。　「予習」をしてから観賞して感じ取るのですね。ありがとうございました！

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お礼日時：2017/05/27 21:17

No.4

回答者： yhr2
回答日時：2017/05/27 13:45

モーツァルトの時代には、「意図的に声変わりさせない大人の男性歌手」という人がいたのですよ。

「カストラート」といいます。男性を「去勢」することで人為的に作り出されました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9 …

上の解説にもありますが、もともとは教会などの「女人禁制」の場所で高音域を歌う歌手として存在したようで、それを「美少年」や「美しい若い男性」（タカラジェンヌが扮するような）の役柄にあてはめたものです。ヘンデルやモーツァルトのオペラでは、そういった役柄を「カストラート」歌手が歌うことを前提に作曲されました。

19世紀以降の「啓蒙化社会」では、そういった「性的虐待」は排除され、「カストラート」がいなくなりましたので、アルトやメゾソプラノの女性歌手、あるいは「カウンターテナー」（男性歌手が裏声で歌う）が演じることになっています。
20世紀のオペラでも、リヒャルト・シュトラウス「ばらの騎士」の青年貴族オクタヴィアンなどが、女性歌手によって演じられます（リヒャルト・シュトラウスは、「カストラート」がいないことを承知の上で、モーツァルトの時代に模して作曲している）

オペラでは、服装や持ち物、立ち振る舞いなどで「男性」を表現していると思います。