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本で読んだのですが、今の時代にはなぜキレる老人が多いかというと、この老人たちは昭和30年代に多感な青春時代を送ったからだそうです。
昭和30年代はまだ日本が貧しく、治安も悪く、制度やモラルも発達していない貧困と暴力の時代。
その中で青春を送ったかつての若者たちが老いてから暴力性を発揮しているのだということです。
それだけが理由とは私は思えないのですが、皆様のご意見をお聞かせください。

A 回答 (26件中11~20件)

まず、犯罪統計からはっきりしていることを言うと、戦後、未成年者の凶悪犯罪が最も多かったのが(人口比でも)1960年前後。


その後はずっと、減少傾向が続いており、現在は人口比でも戦後、最も少ない状態である、というのが客観的にわかる事実です。

さらに、この1960年代に十代後半だった世代は、いわゆる「団塊の世代」に該当するわけですが、この世代は、その後、この世代が含まれる年代が常に、日本において凶悪犯罪率がトップの年代というのを、彼らが60代となる2000年代までず~っと続けてきました。さすがに、年齢的に凶悪犯罪を起こすことが難しくなったのか、それ以降は凶悪犯罪率トップではなくなりましたが、しかし、元々、極めて凶悪犯罪率が高い世代である、という事実は揺るぎません。質問文では、「おいてから暴力性を発揮」と書かれていますが、そんなことはなく、常に暴力性を発揮し続けている世代と言えます。
1940年代生まれの世代が、なぜ、そんなに犯罪傾向の高い世代になってしまったのかはわかりませんが、この世代は元々、犯罪傾向の高い世代であることは間違いなく、それが高齢者というカテゴリになった、というだけの気がします。


ただ、その上で言うと、私はもともと、老人というのはキレやすいものである、という風に考えています。
例えば、藤子不二雄とか、赤塚不二夫とかといったような人物の、昔の漫画やアニメなどを見てみると、必ずと言っていいほど、何か気にくわないことがあると激怒して、周囲に当たり散らす老人、中高年というのが存在しています。今でいう「キレる老人」そのものではないでしょうか。
ところが、昔は、それが当たり前だと受け取られていたのではないかと思います。どう考えても理不尽な八つ当たりをしているのに、周囲はそれに反論することもなく、ただ「怖い人」くらいの扱いです。
しかし、現在、そのような滅茶苦茶な人は老人であろうと問題のある人物である、と皆が認識することによって、「キレる老人」などが注目され、注目されたことで、ちょっとでも理不尽なことを言えばそう扱われる……と、目撃例が増加するような形になったのだと思います。
例えば、道を歩いている蟻なんて普段、気にしないことでしょう。でも、何かのきっかけで蟻について注目し始めると、「ここにもいた」「こんなところにも」と目に留まるようになるはずです。それと同じで、「キレる老人」なんていう特集が出始めると、普段の生活の中で老人を見て、ちょっとでも苦情などを言っている人を見ると「キレる老人だ」として頭に入る、というわけです。

結論
今の老人世代が、犯罪統計から見て、暴力的であるのは紛れもない事実。ただし、この世代はずっと暴力的であった。
ただ、昨今のキレる老人増加云々は、彼らが老人になったから、という理由以上に、「キレる老人」が注目されるようになったため、元々、老人はキレやすかったにも関わらず無視されていたのが「発見」されるようになったためであると考える。
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男が偉い時代を過ごしてきたからかもね。

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環境が変わっただけだと思います。



まず、孤独化が進んだと事が一番だと思います。
核家族化、近所付き合いがなくなって
社会から孤立する環境が増えて、イライラするじゃないですか。

もう一つは、医療の進歩で高齢化した。
そうなると、認知症によるキレる人が増えてきた。

社会の変化により、増えたというより増える
機会が多くなったと思います。
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個人的には、世の中にそこまでキレる高齢者が多いとは思いませんが



>この老人たちは昭和30年代に多感な青春時代を送ったからだそうです。

私の両親がそうですが、キレたりしないです
これはあくまでも個人の問題であって、高齢者全般に該当する話ではないと推察するが

一部の事象だけにフォーカスして、あたかも全てがそうであるかのように一般化する話が最近多いですが、調査結果など「確実にそうである」と言えるエビデンスも何もなしで、こういった話を鵜呑みにはできないね
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老人の居場所の問題じゃないかと思っています。


今は核家族化が進み、各世代で別れて暮らすのが当たり前になっています。
若い夫婦は親とは別居しますから、親世代は自分達だけで暮らすことが多いです。
昔は三世代の同居なんて当たり前でしたけどね。

特に男性の場合、多くは働いて家族を養ってきたわけですが、引退すると急に立場がなくなります。
仕事一本やりの人は家族からは軽んじられ、奥さんがいたとしても引退後の旦那さんと急に仲良くするのは難しいです。
「旦那元気で留守がいい」って言ってるのに、何も出来ず一日中家にいられてはねぇ。
ろくに趣味もなく、仕事だけを真面目にやってきたことが、ここで裏目に出ます。
大家族の中の一人としてなら、それなりに役割のようなものがあったかもしれず、そういう居場所があるのは大事なことです。

奥さんに先立たれたら、孤独化は更に進行するでしょう。
何十年も頑張って、ある程度の地位も築いてきたにも関わらず、その全ては消えてしまい、話し相手もいなくて何の期待もされていないなら、ストレスが溜まることでしょう。

そして世の中は、若者を中心として新しい価値観でどんどん進んでいきます。
言葉だって、自分達が学校で習ってきたものとは違うし、引退した老人の意見なんて誰も聞いてはくれません。
社会に参加せず、年金を受け取るだけの立場で、「早く死んだほうがいい邪魔者」だと思われていないか気にしている老人は多いと思います。
私は病院で働いていますが、こういう意味合いの話をされる老人は非常に多いです。

老人男性って、本当は「長い間頑張ってくれてありがとう、ご苦労様です」と大事にしてほしいのです。
そして家族や仲間に囲まれて、その中でご意見番としてみんなから尊敬されたいのですよ。
理想は水戸黄門かもしれません。
ところが現実は逆。
子供達なんて寄り付きもしません。

実際に喧嘩したら、体力の無い自分はとてもかなわないのはよく知っていて、絶対に抵抗しない、こちらの話を聞いてくれる店員さんなどにミスがあると、今まで溜め込んだものが一気に噴出するのでしょう。
「今がチャンスだ」とスイッチが入ってしまうのです。
それは「自分はなぜこんなに軽んじられ、粗末に扱われるのか」という、心の叫びとも思えます。
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単なる更年期障害ですから



ヒーハー
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単なる老化現象だと思います。


何か一つだけを取り上げればモノの見方は変わってきます。
研究者たちは結論を得るためにそうやって何か理由をつけたがるものです。
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怒りというものは二次感情です。

怒りが先に来るのではなく恐怖、不安などの一次感情の次に二次感情として怒りが出てきます。
多分これからの生活の不安などの感情が元となりキレる老人が増えたんでしょう。
又は老化による脳の前頭野の働きの衰えにより感情をコントロールできなくなっていると考えられます。
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>今の時代にはなぜキレる老人が多いかというと、この老人たちは昭和30年代に多感な青春時代を送ったからだそうです。


昭和30年代はまだ日本が貧しく、治安も悪く、制度やモラルも発達していない貧困と暴力の時代。

私は昭和30年代に生まれた世代ですが、何か間違っているように思います。
昭和30年代は戦後の復興期で日本中の大人が一生懸命働いていた時代です。
昭和39年の東京五輪を目標に東海道新幹線の建設や、その後の昭和45年の大阪万博に向けて
東名・名神高速道路の整備など日本の復興に向けて国民全体が一生懸命働いていた時代です。

大変だったかもしれませんが、洗濯機や冷蔵庫といった家電製品が各家庭に徐々に増えて
いくような時代で、一般国民の生活が次第に向上していくのが実感できた時代です。
決して「治安も悪く、制度やモラルも発達していない貧困と暴力の時代」などではなく、
国民が生活向上を実感できた右肩上がりの時代でしたよ。

それよりも、趣味もなく会社生活しか知らない人が、定年になり何もすることもなく、
肩書きが無くなれば誰からも相手にされない為に世の中から弾き出されたように感じて
何かあるとキレるのではないでしょうか。
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単に頭悪い若者が増えた為かと思います。


常識が通用しない人に言っても無駄だから切れるかと?
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