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皆さんは「便利屋」のスタッフが、日頃どのような依頼に対応しているかご存知だろうか。先日「教えて！goo」でも、「実録！便利屋が経験した仰天依頼」と、全国に230店舗を誇る便利屋！お助け本舗のスタッフが、引っ越しの手伝いや家具の組立、庭木の伐採などだけでなく、思いもよらない仰天依頼に真摯に対応している実情を紹介した。全国展開しているサービスだけに、他にもさまざまな依頼が舞い込んでいるのではないかと思い、今回は“恋愛にまつわる仰天依頼”について話を聞いてみた。■切なすぎる結末編
まずは、アンハッピーエンドな話からだ。
「30才男性から、明後日好きな女性に告白をするので、一緒にプランを考えて欲しいという依頼が入りました。男性と一緒にランチや映画鑑賞、夜景の綺麗なレストランでディナーなどの計画を立て、最後に告白しようとセリフを考えていると、5時間が過ぎていました。しかし翌日、男性から『デートの約束は今日でした。女性からデートの日を間違えるなんて最低とフラれました』と連絡がありました」（便利屋！お助け本舗）
次はさらに残念な例だ。
「30代後半の男性から、彼女の誕生日にサプライズでプロポーズをしたいので、彼女と外出中に、部屋を飾り付けて欲しいという依頼がありました。2時間程かけて部屋の掃除や飾り付け、テーブルセッティングをし、指輪を置いてロウソクに火を灯すのみでした。それから3時間以上経って男性から『彼女から、結婚する、今まで遊んでくれてありがとうと言われた』と聞き、その後無言で部屋を片付けました」（便利屋！お助け本舗）
ロマンチックな彼は立ち直れただろうか。次は、プロポーズは99％成功すると話していた男性の結末だ。
「20代男性からディズニーランドのシンデレラ城の前で彼女にプロポーズをするので、結婚式で披露できるようなビデオを撮影して欲しいとご依頼がありました。当日ビデオを構え待っていると、男性が打ち合わせ通り片膝をつきプロポーズ。しかし彼女は走って逃げてしまいました。あっけない結末でした」（便利屋！お助け本舗）
夢から目が覚めたのは、彼女のほうだったのかもしれない。次は、彼女と同居するため引っ越しを手伝ってほしいという男性からの依頼だ。
「彼女が荷物を運びこむ前に家具をセッティングしましたが、彼女が現れません。男性によると、彼女は長年通いつめたキャバクラ勤務の女性とのこと。彼女の誕生日、男性が100万円のシャンパンタワーでお祝いすると、『店を辞めて一緒に住みたい』と言われたとのことでした。しかし、その日彼女は携帯電話を解約、LINEもブロックしていました」（便利屋！お助け本舗）
プロの女性のささやきには気を付けたい。
■成功し、安堵編
次は一転、依頼が成功した話だ。
「女子大生から『彼氏と別れたので話を聞いて欲しい』という依頼がありました。訪問すると、『浮気症』、『別れてよかった』など、別れた彼氏の悪口を言いたい放題。『大変でしたね』と同調しましたが、話を聞くうちに、その彼氏が自分の友人だと気づきました。複雑な気持ちになりましたが、女子大生はすっきりした様子だったので作業終了。もちろん友人には話していません」（便利屋！お助け本舗）
我々も、意外と小さな世界に住んでいるのかもしれない。次は、訳ありげな真夜中の引っ越し依頼だ。
「『朝4時までに引っ越したい』と女性から依頼があり、女性宅で1時頃から荷造りを開始しました。出発前、女性が忘れ物をしたと部屋へ戻っていき、突然訪れた男性と話をしている模様を察しました。すると女性が『荷物を部屋に戻してほしい』と言うので、訳もわからず元に戻し作業終了しました。半年後、また同じ女性から引っ越し依頼が……。話を聞くと、以前は婚約指輪を買うため夜間のアルバイトを秘密にしていた男性に不信感が募り、別れを決意してのご依頼だったそうです。思い留まりプロポーズを受けた後、二度目の我々へのご依頼は、幸せなお二人の引っ越しの手伝いでした」（便利屋！お助け本舗）
映画のエンディングさながらの話である。なんともドラマチックだ。
便利屋は、依頼者のお悩みや願いに常に寄り添う。恋愛においても、細やかにサポートしてくれることをご理解いただけたのではないだろうか。
●専門家プロフィール：便利屋！お助け本舗
全国230店舗、総勢約750名のスタッフが、引っ越しのお手伝いや家具の組み立て、荷物の移動、掃除、買い物代行、庭仕事など、お客様のあらゆる困り事に24時間365日、１時間3,000円で鋭意対応している。
