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カリッ!な食感から、モチッ!な食感まで!美味しくアレンジ自在な今注目の食材とは

カリッ!な食感から、モチッ!な食感まで!美味しくアレンジ自在な今注目の食材とは今SNSで密かに注目を集めている「ライスペーパー」をご存知だろうか。ライスペーパーとは、お米を原料として作られたベトナムの食材だ。低カロリーで食物繊維を豊富に含んでおり、最近ではダイエット食としても人気となっている。SNSでライスペーパーを使ったアレンジレシピを目にする機会が増えたという人もいるかもしれない。「教えて!goo」にも、「中に入れるおすすめの食材を教えてください」と、はじめてライスペーパーを購入したというユーザーから質問が寄せられている。シンプルな食材でいろいろな料理にアレンジできるだけに、プロのレシピも気になるところ。そこで今回は、ベトナム料理研究家のKi Yamamotoさんに、ライスペーパー調理のコツとおすすめのレシピを聞いた。

■簡単に柔らかくするコツ


まず、改めてライスペーパーの魅力を教えてもらった。

「なんといっても手軽に料理できることが最大の魅力です。水でサッと戻すだけですぐに食べられるので、調理時間が短く済みます」(Yamamotoさん)

乾燥した状態で売られているライスペーパーを、より簡単に柔らかくするコツはあるのだろうか。

「ぬるま湯で戻すと水よりも早く柔らかくなりますよ。浸ける時間が長いとベチャベチャになり扱いにくくなってしまいます。浸けた後は表面についている余分な水気を清潔な濡れ布巾などで拭き取るとよいでしょう」

ちょっとした工夫で料理がしやすくなる。ライスペーパーの調理に慣れていない人は参考にするとよいだろう。

■シチュエーション別、ライスペーパーレシピ3選


多様なアレンジが効くライスペーパー。今回は3つのレシピを教えてもらった。まずはお節の残りも活用できるリメイク料理、カマボコを使った「ベトナム風揚げ春巻き」だ。

「材料(2人分)は、ライスペーパー(7枚)、カマボコ(150g)、豚ひき肉(150g)、塩(小さじ1/2)、鶏ガラスープの素(小さじ1)、ゴマ油(大さじ1)、コショウ(少々)です」(Yamamotoさん)

作り方は簡単だ。

「カマボコは荒めのみじん切りにします。大きめのボウルに豚ひき肉とカマボコを入れ、塩、鶏がらスープの素、ごま油、コショウで下味をつけたら全体が混ざるようによく混ぜましょう。ライスペーパーはハサミで半分に切り、水(ぬるま湯)に浸けて戻します。ライスペーパーの下1/3くらいのところに具材をスプーン一杯ほどのせ、春巻きを巻くようにくるっと巻きます」(Yamamotoさん)

きれいに巻くためにも、具材を盛りすぎないよう注意したい。

「すべて巻き終えたら160度の油で表面がカリッとするまで揚げてください。油をよく切ったら器に盛り付けて完成です」(Yamamotoさん)

続いては洋風レシピ「ライスペーパーピザ」だ。

「フライパンで焼いたカリカリのライスペーパーとチーズのとろける食感が最高です。材料(2人分)は、ライスペーパー(2枚)、ソーセージ(2本)、卵(1個)、スライスチーズ(2枚)、ピーマン(1/2個)、バター(20g/2かけ)です」(Yamamotoさん)

このレシピでは、ライスペーパーは水で戻さずそのまま使うようだ。

「ピーマンは種をとって1mm幅の輪切りに、ソーセージも1mm幅で斜めにスライス、卵は割って溶いておきます。フライパンにバターを溶かしてライスペーパーを中火で1分ほど焼きます。溶いた卵1/2個をライスペーパーの表面全体にスプーンなどで伸ばします。スライスチーズ、ソーセージ、ピーマンをのせたらフタをして3分ほど蒸し焼きにしてください。ライスペーパーがカリカリになってチーズがとろけたら完成です」(Yamamotoさん)

ライスペーパーでおいしいスイーツを作ることもできる。

「『ライスペーパークレープ』を紹介します。材料(2人分)は、ライスペーパー(2枚)、マンゴー(1個)、ホイップクリーム(80g)です」(Yamamotoさん)

作り方は次の通りだ。

「マンゴーは一口大の薄切りにします。ライスペーパーを水(ぬるま湯)で戻したら、下から1/3くらいのところにホイップクリームを真横に引きます。ホイップクリームの上にカットしたマンゴーをのせ、ライスペーパーを下からくるくると巻いたら完成です」(Yamamotoさん)

「もちもちとした触感がクレープにぴったり」とYamamotoさん。

紹介してもらった3品からも、ライスペーパーはいろいろな料理にアレンジできることがわかる。今回のレシピはもちろん、自分なりの工夫を凝らしたアレンジにも挑戦してみてはいかがだろうか。


●専門家プロフィール:Ki Yamamoto
ベトナム料理研究家。調理師専門学校を卒業後、中国料理店や韓国料理店、焼肉店の勤務を経て、現在はブログやSNSでレシピやベトナムに関することを発信中。レシピサイト『Nadia』のArtistとしても活動中。

画像提供:AdobeStock
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