プロが教えるわが家の防犯対策術!

抄読会で、専門外の領域の論文を読んでいます。
整形外科の雑誌で、「セメントスペーサー」に用いる抗生物質についての話なのですが、
セメントスペーサーという概念が今ひとつわかりません。
人工関節置換後に感染を起こしたときに、抗生剤入りの「セメントスペーサー」をいれるようなのですが、これはどういうものなのでしょうか。
よろしくおねがいします。

A 回答 (1件)

 感染が生じた場合、壊死組織や異物が残っていてはなかなか沈静化しないのはご存じかと思います。

このため人工関節置換後に感染してしまった場合、挿入した人工関節を抜去する事があります。その結果dead spaceが出来てしまいますが、これも感染治療には良くないのでこのスペースを埋めるために抗生剤入りセメントスペーサーを使います。

 なお人工関節を抜去せず、デブリードマンのみ行い、抗生剤入りセメントビーズを埋め込んで治療することもあります。

 もっと詳しい方が回答してくれるかもしれませんがさしあたって簡単に書いてみました。
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この回答へのお礼

なるほど、セメントスペーサーの概念がわかりました。
おかげさまで論文の内容がだいたい理解できました。

どうもありがとうございました(抄読会は今日なのでとっても助かりました)。

お礼日時:2005/04/19 06:56

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