プロが教えるわが家の防犯対策術!

玄関などのドアで、例えば室内から外へ出る場合、押して開けるか引いて開けるかで迷っています。
特に工場などの場合には作業効率や災害時対策などを念頭において決めなければならないと思うのですが、法律上で何か規制はあるのでしょうか?
うちの工場は「押」と「引」がマチマチで困っており、統一しようと考えています。アドバイスを宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

 一般的にヒンジ扉は、使いやすい方向へ開くように取り付けます。

けれども、防火用ヒンジ扉の場合は避難方向(例示:居室から外)へ、かつ外の通路の避難方向に対して反対側へ開くようにしなければなりません。これは消防法にて定められています。これは、扉が外側へ開くと外の通行者に当って負傷する恐れがあるにも関わらず、居室から外への避難を優先させるため、というのが消防法の趣旨であるとされてます。 
 ですから、避難通路上以外に設置する扉については使用形態を考慮して開き勝手を決められたらいかがでしょうか。
 なお、避難方向を確保した上で、作業効率を高めたい場合は、ヒンジ扉の他に引き戸や回転扉等の採用も考えられますが、これらは建物の規模によっては停電時にも作動するように非常用電源の設置を義務付けられることがあります。
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この回答へのお礼

非常に的確なご回答を有り難うございました。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2005/05/11 19:24

#2です。



基準法施行令の第112条から第129条あたりは,専門家でも解釈が難しく,間違った判断をする可能性のある所です。

#2,程度の判断であれば素人でも可能ですが,それ以上の事は,下手に素人判断せずに,専門家に相談して,現物を見てもらって判断する事をお勧めします。
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基準法では令118条、123条、125条あたりに載ってます。


考え方としては工場の場合だと、
不特定多数の人が出入する製造場所等の扉は非難方向に。応接室とか工場長室とかプライバシーの必要な室は特に決まりはないけど内開きが多いかな。
あと工場では内圧を調整している場所等もあり、そう言う場所はエアタイト扉にしておかないと室内を陽圧に保っている場合室内の臭気等が外に漏れ、陰圧の場合は外の塵埃等が室内に入ってきます。
また陽圧の場合、外開きだとドアクローザーで引張っても最後まで閉まらなかったり。陰圧の場合は逆にバタンと閉まったり開けにくくなったりします。

あと建築士の試験とかにもよく出ますが
住宅で玄関の場合には
雨の進入の点では外開きが構造上有利ですが、
防犯には施錠の構造上内開きが有利なので宿泊施設などは内開きが多いです。市営住宅などでも内開きをたまに見かけます。
靴置には外開きが有利ですが、
集合住宅など通路に人が通る場所で外開きにする場合はぶつからないように各戸の扉の前にはアルコーブ凹が設けてあります。
積雪地などは屋外に出る扉が外開きだと雪が積もっていたら開かないので、避難扉でも内開きにしたりします。高齢者等のいる便所の扉は内開きだと中で倒れられると助け出しにくいため外開きにします。
こんなところかな。。。忘れた^^;
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この回答へのお礼

詳しい解説をして頂き有り難うございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/05/11 19:25

基本的には,居室(執務室,事務室,作業室など)から避難するときに,押して開ける方向にします。

災害などで避難するときに,「引く」という行為がなかなか出来ないので,「押す」の方が逃げやすいからです。
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玄関に限って言えば、引いて外にでたら(押して


中に入ったら)玄関にいる人に当たってしまいま
すよ。それか靴が散乱してあったら靴にあたって
しまいますよ。

ですので玄関に限って言えば押して外にでるのが
一般的だと思いますが。

そうやって考えれば、部屋のドアもどちらがいい
のかおのずと答えはでませんか?

出ないのであればどちらでも問題ないんですよ(^O^)
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