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昨日、基礎コンクリートを朝9:00前から打設開始し、午後14:00頃に打設終了。天気は朝から曇りでしたが、打設終了直後(5~10分後)に、バケツをひっくり返したような大雨(雷雨)が降り始めました。業者は養生シートは用意していましたが、突然の大雨に養生が間に合わず、打設直後のコンクリートが水浸しになり、基礎の中に雨水がたまってしまいました。
工務店に確認したところ、(1)最後に打設したコンクリートはコンクリートが「あばた」になっているため、後日、はつった上で補強コンクリートを打つが、表面以外は固まっており問題ない。(2)その他午前中から打設した部分は、打設後2~3時間程度経過しているので問題ない。(3)後日(お盆休み明け)シュミット検査やサンプル調査を実施して強度を確認する。
(4)24Nの強度のコンクリートであり、JIOの基準の18Nより強いので雨水が少しぐらい入っても問題ない。

以下質問です。
(1)基礎直後の大雨というのが、コンクリートの強度にどの程度影響を与えるのでしょうか?(2)シュミット検査やテストピースでコンクリート強度は分かるのでしょうか?
(3)当日の天気予報は曇りのち午後から雨で、工務店は午前中にコンクリート打設を終えるようにするので大丈夫と言っていました。午後14:00まで掛かったのは落ち度があると思いますし、打設後すぐに養生していれば雨水にさらされることもなかったと思いますが、責任はどの程度問えるのでしょうか?ちなみに、基礎はジョイントレス基礎であり、立ち上がり部分も同時に打設するため、通常の基礎よりは時間が掛かるのかもしれません。
(4)工務店に大きな落ち度がなく、やり直しを要求できない場合に、補強等でどの程度強度を確保できるのでしょうか(5)その他、どのようなアドバイスでも結構ですので、お願い致します。

A 回答 (7件)

No.5です。


>(1)木造の在来で、レッドウッドの集成材使用の予定ですが、集成材でも反り返るのでしょうか?

集成材は、木材の反りや曲りを無くすために加工された木材なので大丈夫です。同じ大きさの木材よりも強度があります。

>(2)木の反り返りを考えると増し打ちよりは、ご指摘のアンカー留めの方がよさそうですが、コンクリートの増し打ちをしなくとも強度上は問題ないのでしょうか?

シュミット検査の結果次第ですが、
アンカー留めをする場合、現在の土間コンクリートに効かせるのがいいと思います。
束をコンクリートに固定する目的です。コンクリートの増し打ちをしても薄いと打ち継ぎ部分から剥離する可能性があります。
コンクリートの増し打ちをするなら、メッシュ筋6φ-150×150を敷いてコンクリートをt=100打設するぐらい必要だと思います。
束は通常の施工方法でよいと思いますが、床下のスペースが少なくなりメンテナンスに支障が出たり、束が対応できなかったりするので確認してください。

>(3)アンカー打ちの方が費用は高いのでしょうか?

1本300円~500円ぐらいです。

>(4)最後に強度に関してですが、あばたが2CM程度あっても問題ないのでしょうか?
>私の場合(5分後の大雨)の強度が気になっています。一部は均しの前の状態でした。
>よろしくお願い致します。

NO.2276995の場合打設中であり雨水がたまった状態で打設したためコンクリートと雨水が混じって強度が低下したと思われます。
打設後なら表面付近、降雨中均したのなら、均した部分の強度低下が予想されます。
程度についてはわかりませんが検査の結果を見て判断してください。
玄関、玄関ポーチ等のタイルの下なら、下地モルタルとの接着を確保できれば補強等の措置は必要ないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/08/15 23:52

2201857のほうで回答したものです。

私はコンクリートの方がメインで木造は専門外なので、あくまでコンクリート構造の観点からの回答です。

1)2201857では問題ないというような趣旨で回答したものですが、この質問のケースはコンクリート打設からの経過時間がかなり少ないので、心配なところだと思います。
コンクリートが固まらない状態ですと、水分が混入する可能性があります。流れるぐらいと言うことはまだ固まっていない部分があったと推定できますので、影響はあったのではないかと思います。
それを認めているからはつるという提案をしているものと思います。

ただしどれくらい水分が混入したかなどはわかりませんので、強度低下の可能性があるけど具体的な数値で示すことはできません。

2)シュミットにより、強度推定はできますが、結果は実際の値より高めに出ることがありますので、ぎりぎりの場合はちょっと心配です。
なお、28日(4週)強度は実際に打設した部分で試験するのではなく、試験用に採取したテストピースを試験した結果ですので、雨の影響を受けていない場合のコンクリート強度を示すもので、雨による影響の判定の参考にはなりません。
シュミットの結果が目標強度ぎりぎりの場合は、コア抜き(破壊検査)による圧縮試験をした方がよいかもしれません。なお、サンプル調査とも書いてありますが、それがこの方法のことを指しているのかもしれません。

3)コンクリート打設は自分らの施工手順の他交通渋滞などの影響を受けますので、遅れたのは一概に業者のミスとはいえません。また、遅れたというのは何かの不都合があり、養生に手が回らなかったと言うことも考えられます。降り出しから急激に降ったようですし。
責任を問うのは難しいという印象を持ちます。

4)契約次第です。通常天災などによる被害を受けた場合、請負金額の何%以下の場合は請負者、超過する部分は発注者負担とか、そのたびに協議して費用負担を決めるとかいう条件が設定されています(危険負担という項目)。

5)ちょっと心配なところですが、その後の対応の提案などしっかりした業者のように思えますので、シュミットの結果を見てよければ、コンクリート上の問題については、業者を信じて任せてもよいように思います。

>(4)24Nの強度のコンクリートであり、JIOの基準の18Nより強いので雨水が少しぐらい入っても問題ない。

構造的には問題なくても、24Nがでなければ、契約上は問題です。コンクリート強度というものは設計図書に記載するものですので、その強度を出せることが契約条件です。細かいことをいうと契約不履行ということになります。ただし、強度上問題がなければ、やり直しや補強を補強を要求できるほどの不履行ではないですが。

なお、基礎ですので、品確法により10年の瑕疵担保を業者は負います。
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この回答へのお礼

専門的なご意見ありがとうございます。
サンプル調査は、取ったところに、エキポシ樹脂を注入すると言っていますので、破壊検査のことと思います。
地場の工務店であり、設計図書等の図面がなく、契約書も一枚になっています。N24というのも口頭で説明を受けています。ただ、対応はしっかりしているので、検査結果を待ってみます。

お礼日時:2006/08/14 22:58

はじめまして


皆さんが言われるように基礎の強度に問題は無いと思います。
この場合問題になるとすればコンクリートの表面が荒れて砂が浮いていること。

在来の木造住宅として説明させていただきます。
床組の時に鋼製束やプラ束を使いますが表面の接着強度が弱い為です。
木材は性質上反ります。
束の上に大引きを敷きますが、大引きは下向きに反る様に施工します。
この場合はそのままでも問題ないですが、
それを見極めて施工できる大工さんが少なくなったためそのように施工できないでしょう。
上向きに反った場合束が引っ張られて基礎からはがれる可能性があります。
表面に浮いた砂を除去して束をアンカー留め(通常、接着剤+コンクリート釘)の方が良いのではないでしょうか。
斫って(はつって)補修しても木材の反りに耐えれるとは思えません。

この回答への補足

はじめまして、専門的なご意見ありがとうございます。非常に参考になります。補足と質問をさせていただきます。お答えいただける範囲でご回答いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
(1)木造の在来で、レッドウッドの集成材使用の予定ですが、集成材でも反り返るのでしょうか?
(2)木の反り返りを考えると増し打ちよりは、ご指摘のアンカー留めの方がよさそうですが、コンクリートの増し打ちをしなくとも強度上は問題ないのでしょうか?
(3)アンカー打ちの方が費用は高いのでしょうか?
(4)最後に強度に関してですが、あばたが2CM程度あっても問題ないのでしょうか?
NO.2276995の『大雨のなかのコンクリート打設』の#1の回答者の方が、「打設の3時間後で基礎が水浸しの状態に、工務店がお詫びをして、基礎をやり直した」ということなので、私の場合(5分後の大雨)の強度が気になっています。一部は均しの前の状態でした。
よろしくお願い致します。

補足日時:2006/08/13 21:12
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同じく。


書いてある内容を見る限り強度的には問題無いと思います。
ジョイントレスならなおさら。
しかし、‘シュミット’‘強度試験’‘補強コンクリ’までするとは・・・
なかなか客思いのイイ業者さんだとおもいますよ。

コンクリート施工方法の中には わざと水を張っておく方法もあります
(急激な乾燥を防ぎ、初期硬化を遅らせることによってコンクリートの強度・耐久性を増します)
打設直後 = 均し終了直後ですよね?
打設が終わって、仕上げの均しをする頃にはだいぶ硬化しているはずです。 
均し直後なら雨が降っても表面を叩くだけで、ある程度締まった材料に強度を下げるほど水が浸透することも無いと思います。

実際程度を見ていないので断言はできないですが、少しでも不安を軽減できれば幸いです。

この回答への補足

ありがとうございます。説明不足ですいません。補足させていただきます。

(1)下記、補足で記載しましたが、補強コンクリではなく、表面をはつって平らにするためのようです。(これを補強コンクリというのかも知れませんが…)

(2)最後に打設した玄関回りの周辺は、打設直後で、均しは終わっていないと思います。コンクリートが流されて、かなり深いあばたになっています。(1~2センチのものもあります。)その他の部分は、コンクリートの表面が流されて、ザラザラしています。

あばたでも、ザラザラであっても、強度上の問題がないのであれば、いいのですが…。

補足日時:2006/08/13 19:02
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(1) 打設中ではなく打設後であれば、まぁ問題は無いと思います。


  コンクリートに水が多く含まれると強度が弱くなるのは確かですが、
  打設を終えたコンクリートなら大雨の影響は少ないです。
  ごく表面だけがブリージング等をおこしやすくなる程度です。
 もしブリージングがおきていれば、表面をはつりとって打ち直します。
(2) シュミット検査で強度は確認できます。テストピースも基礎と同じ条件で
  大雨にうたれているのであれば、確認の参考にはなります。
  ただしコンクリート強度がはっきりと判るのは一般に打設後28日後ですが、
  工事工程に支障ありませんか?
(3) 本当に強度が落ちているのであれば、責任は問えると思います。
(4) 強度を確保できるよう、基礎(厚さ)を増し打ちするんでしょうか。

  なぜ基礎打ちに時間がかかったのかはわかりませんが、予定が遅れた際に
締め固めをしないままに急いで打設して、予定に間に合わせるという手抜きは、
少なくとも今回は行われていない印象を受けます。
 No.2さんも言われていますが、安心してお任せできるしっかりした業者さんの
ように思うので、神経質にならなくてもいいんじゃないでしょうか。

この回答への補足

ありがとうございます。補足させていただきます。
(1)表面は、全体的に流されてざらざらしており、また、最後のほうに打設した玄関回りは、1~2センチほどのあばたもできています。
(2)工事行程は急ぐのですが、基礎強度に不安がある中では進めたくありません。
(4)強度確保のためではなく、表面があばたになっている部分を、はつった上で、表面を平らにするために打ち直しすることとのことです。

ご指摘のとおり、少し神経質になっているのかもしれませんが、非常に強い雨だったのと、NO.2201857の方で議論されている事案(打設後8時間後の降雨)より、雨の降った時間がかなり早く(打設後5分で降雨)、かつ、表面も流されているので、不安になっています。強度上問題がないのであればいいのですが、工務店の方も少し自信がなさそうだったので。

補足日時:2006/08/13 18:47
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大雨は残念でしたが


文面からはなかなか対応のしっかりした
業者さんじゃないですか?
このパターンはここでも非常に質問の多い内容で
検索すればほとんど同じ質問内容でヒットするんじゃないかと思いますが
大抵の業者があーだこーだと言い訳して逃げようとするパターンが多い見たいですが、このように自主的に対応をする業者さんはなかなかいないようですよ。

業者さん自体は任せて安心みたいな感じが文面からは
読み取れます。
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この回答へのお礼

他の投稿者の方の分も投稿前に読みましたが、打設直後の大雨というのがなかったもので、また、昨日の横浜地区はかなりの大雨だったので不安になり投稿させていただきました。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/13 17:42
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この回答へのお礼

HPは色々と検索したのですが、見たことのないHPもありました。参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/13 17:35

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