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世界はなかなか騒がしくなっていますがそれは置いといて。

どこかの超民主的かつ平和利用のための計画を明確に整えている国が
「今後の経済発展のために原発を作りたい」とのたまってきた場合、
平和利用目的の核実験も禁止されている状況ではどうすればいいんでしょうか。

実験をしないでもいいように誰か関係技術・データを教えてくれるのか。
そもそも新たな原発保有国の誕生も認められていないのか。
ってゆうか視察等を拒否しないで平和オーラを全開にしておけば
監視の下で平和利用目的は容認されるということなのか。

最後のは核実験の危険性云々ダメなんでしょうが、
国際的に原発根絶の流れではないように思うので質問をしてみた次第です。
質問の性質上、話が広がりすぎてしまいそうな所を
出来るだけコンパクトにに教えていただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

「今後の経済発展のために原発を作りたい」というのは、「国内の電力需要をまかなう為」だと仮定します。

(この仮定が崩れると、核兵器に利用可能な技術を獲得する為」なんてことになっちゃいます)

電力需要を賄いたいのであれば、原子力以外の手段で賄う手を各国が提供すれば話は解決します。各国が電力需要を賄うための手段を提供してくれるといっているのに「それでも原発を作りたい」というのなら、別な思惑があるのでしょうね。
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この回答へのお礼

確かに「今後の──」となると怪しくなりますね。

やはり国際的には原発も根絶させるべき、という背景があるということでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/09 20:59

原発を作るのに核実験は必要ないでしょう(たぶん...)。


っで、IAEAの査察を完全に受けると言うなら、国際社会はそれを阻止する理由がないのではないでしょう。地球温暖化防止のために火力発電から原子力発電に転換すると言われれば、「そうかー。しょうがない」と思ってしまいますよねー(私はそう思います)

この回答への補足

#3、#4でも指摘されてしまいましたが核実験⇒原発ではありませんでしたね。
上のお二方にも読んでもらえることを期待しつつ(使い方間違ってるとは思いますが)。
自分の中で質問の前提がおかしかったみたいです。

原発の技術は核兵器に転用しうるものなのでしょうか。
(核兵器に転用可能)
  ⇒「実験をしないでもいいように誰か関係技術・データを教えてくれる」はダメ?
・・・という考えでいたもので。

また原発が必ずしも核実験を必要としないのならば
核開発の言い訳、核の平和利用で指しているものは原発以外の何になるのでしょうか。

本来の質問から外れてしまってすみませんが、分かりましたらお願いします。

補足日時:2006/10/09 21:29
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この回答へのお礼

しょうがない、それは同意ですね。(査察、目的が認められてですが)

ありがとうございました。
・・・補足欄汚してしまってすみません。

お礼日時:2006/10/09 21:43

現在、原発を作るのには核実験は必要ありません。

現に日本は核実験していませんが原発があります。さらに、日本の原発保有を核保有として非難する国はありません。

このことは、純粋に平和利用であることが証明できれば、原発を持つことができることを示唆しています。たとえば日本は、IAEAの査察を完全な形で受け入れている国の一つです。

また、北朝鮮に原発を建設する計画は、KEDOの計画の中にありました。それが実現しなかった(現在は凍結?)のは、北朝鮮が核開発(核兵器開発)を止めなかったからです。
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この回答へのお礼

頭の中が整理しきれないうちに質問して支離滅裂になってしまってました。。。日本がどこかに行ってました。

宜しければ#2の補足もご覧ください。
原発が核兵器に転用不可なら平和利用の証明も出来るわけですもんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/09 21:55

国際条約の「核拡散防止条約」に加盟している国の原子力平和利用は認めるというのは原則事項として決定しています。


当然国際機関の査察などの受け入れは義務です。
下の人も言ってる通り核実験はしなくても発電所は作れるので問題ありません。

また現実問題として核拡散防止条約に加盟していない国には強制出来ないので、一度も加盟した事のないインドやパキスタンは核実験をしても、建前上よろしくないとは言いますが、とめる事が出来ない現状で、実際今年には核兵器の保有が認められました。
北朝鮮やイランは一度加盟したにも関わらず、条約で禁止されてる実験・開発を行う可能性があったので批判にあい、発電所などの計画も立ち消えました。
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この回答へのお礼

>実際今年には核兵器の保有が認められました。
知りませんでした。関心があるつもりでいたのに・・・。
その事実と自分の無知さにびっくりです。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/09 22:00

実際問題、エネルギー利用としての原子力は既に未来がない、破綻していると言うのが現実です。


結局いかに平和利用と叫んでも、最終的には核兵器とは表裏一体です。
日本の核技術を持ってすれば核兵器を作るのは容易だと言われているので、転用は充分出来るでしょう。
しかし実際に兵器として使うには臨海実験は必要不可欠とも言われているので、偵察衛星の監視の中、必ず実験の痕跡は見つかるため秘密裏に開発、というのは出来ないと思います。
国際機関による施設監視も厳しいですからね。

平和利用を名目に核技術の保持・向上を目的にするのが殆どでしょうが、現状では誰にもばれずに兵器を保有するというのはまず不可能だと思います。
どちらかというと、既に完成してるか、完成に近い物を裏ルートで売買されるのが一番怖いでしょうね。
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この回答へのお礼

日本が核兵器を作れる、ということは丁度今日テレビでも言ってました。
そして核はやはり核兵器と表裏一体、核自体の根絶しか道はないのでしょうか。。。

参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/10/12 11:15

 No.5のひとはウソを書くのはやめましょう。


 たとえ回答が2年前とはいえ、当時からすでにEUですら気候変動問題から脱原発の見直しが行われようとしています。
 また、一歩進んだ技術といわれるレーザー核融合が世界的に研究中です。行き詰まってなどいません。

 また、「核兵器を作ることができる」と「核兵器を持つ」はまったく別で、さらに「原発を作る」は核兵器とはもっと別の問題です。
 同じ原子力技術だからと安易にくっつけないでいただきたい。核兵器を持つには製造・保管・実践投入用の実験技術が必要ですが、そのどれも、原発とはまったく関係がなく、日本はもってすらいない技術です。

 繰り返し言いますが、No.5の人はウソを言わないことです。
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多くの方がすでに回答していらっしゃいますが、新たな原子力発電所の保有国の誕生は平和利用に徹する限り認められていますし、臨界実験が必要なわけでもありません。

ただし、この質問は近年とても本質的なものになりつつありますので、現状を補足させていただきます。

まず、原子力発電技術自体は現在あまり高度な工学に分類されるわけでもなく軍事転用の可能性は低いのです。しかし、発電を行ったあとに出る使用済み核燃料から化学プロセスによって核兵器の材料を抽出するできる可能性があるため、技術・データよりも核燃料自体の取引が制限されています。

このため、核燃料の行方がわからなくなるようなことはとても困るわけです。したがって、いままではあまり多くの国に原子力発電所を作らせたくはないというのが核先進国(米・中・露・仏・英)の思惑であったと思います。とくにインドがカナダからの技術導入で原子力発電所をつくり、これをもとに核兵器を製作して以降、この傾向はとくに強まりました。ところが近年、いろいろな国の経済がのびて電力・エネルギー生産の需要が高まると、どの国もそうはいっていられなくなってきます。どんなにがんばっても火力・水力発電だけはエネルギーはまかなえず、いろいろな国が原子力発電を行わざるを得なくなってきています。そうなると下手に制限するよりも、管理された体制の下で、原子力発電技術と核燃料をそれらの国に供給してはどうだろうか?ということを考える人たちが出てきました。IAEA(エルバラダイ事務局長)、ロシア(中央統合核再処理構想)、米国(国際原子力エネルギーパートナーシップ)などがこれに相当します。現在は、最後の構想に米・中・露・仏・中・日・韓など十数カ国が賛同して体制つくりをすすめられている最中です。面白いことにこのなかにはアフリカのガーナなどもありますのでいかに原子力発電の需要が高いかという一つの事実ではあります。

ここまではわりといろいろな新聞、ニュースで語られていますが、このような米国主導の構想にはどうしても参加したくないという国々も存在します。そこが現在ではもっとも大きな課題になりつつあります。具体的にはイランがそのような国の一つです。いくら核兵器開発をやめているといってもなかなか信用してもらえませんし、欧米主導の査察の枠組みにはイスラム国家として服したくないという気持ちもあるのだろうと思います。そこで対岸の湾岸諸国がイランやイスラム諸国のために核燃料などを管理するイスラムによる体制を作りたい(具体的には核燃料施設をアラビア半島に作りたい)という動きがあります。

このように平和を維持しつつ核兵器所有国が増える可能性を少しでも減らそうという動きがあることは文化・思想の違いを超えて、現在の大きな潮流になってきつつあります。反面、核兵器や原子力プラント事故などのリスクを超えて原子力発電が求められるほど、世界のエネルギー需要が経済の伸びとともに大きくなると予想されていることになりますね。
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