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自動車のガソリン直噴エンジンなどの希薄燃焼では、燃焼温度が高温になるとされています。
燃焼温度が高いということは、より多くのエネルギーが発生しているように感じますが、ガソリンはストイキ燃焼より少ないはずですが?
燃焼室の一部が高温で燃焼するということでしょうか?
発生する圧力が小さいのでしょうか?

高温で燃焼して、発生する圧力が小さいと排気が高温になるだけでエネルギーが無駄になってるような気がするのですが?

わかりやすく解説されているようなサイトをご存じでしたら教えていただけないでしょうか。

A 回答 (2件)

ところで、どこで、「希薄燃焼時は高温になる」という情報を得たのですか?普通、その辺の自動車の本や雑誌類には、そのような高度な内容のことは触れませんよね?



希薄燃焼(リーンバーン)は、とにかく高温になりやすく、その高温が原因で、エンジンを一気にダメにするほどの危険性を秘めています。
ミクスチャーをリッチからリーンにしていく時に、ある時点で高温になるのです。とても危険で、短時間でエンジンダメージが起こります。
それを防ぐためには、高温になる手前で、元の温度にすぐ戻さなくてはなりません。
CHT(シリンダーヘッドテンパチャー)ゲージでは全く判断できません。必ず、EGT(エキゾーストガステンパチャー)ゲージだけが唯一の判断基準です。
ゆっくりゆっくりミクスチャーをリーンにしていきます。
EGTゲージが高温側に振れた瞬間に、ミクスチャーをリッチ側に少し戻します。
このようにして、決してEGTが高温側に振れることのないようにオペレーティングする必要があります。
(実際のレシプロエンジンのオペレーティングは、必ず技術者の指導の下、充分な知識の元で行なって下さい。)

では、「なぜリーンで高温になるのか?」という本題に移ります。
ガソリンが気化する時に、非常に強い“気化熱”というもので熱を奪うのです。これでシリンダー内の熱は奪われ、正常な状態の温度で保たれます。
リーンにし過ぎますと、気化熱の作用が非常に薄れ、高温になってしまうというわけです。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。
どこからの情報かは記憶にありませんが、「リーンバーンは燃焼温度が高いためSOxの発生が多く最近の排ガス基準に合わない。そのため最近のエンジンはリーンバーンは無い。」とおぼえてました。

なるほど「気化熱」ですね。
そういえばプラグはガスを薄くした方が焼けますよね。(?)
リーンバーンは高温で少量が燃焼(排ガス少)、ストイキでは適温で適量が燃焼(排ガス多)って感じでしょうか。

お礼日時:2006/12/08 00:54

希薄燃焼させている時は巡航状態の時です。


加速状態の時は理想空燃比に近い状況になります。

仰るとおり希薄燃焼時は爆発力は低くなります。しかし巡航状態ではその程度で十分だからです。(エンブレにならない程度にエンジンを回し続けるだけですから。)
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この回答へのお礼

回答有り難うございます。

お礼日時:2006/12/08 00:31

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