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発音の本を見ると、英語はとにかく母音が多いということがかかれてあります。確かにその通りですが、二重母音や r-colored 母音もカウントするのがよくわかりません。たとえば、ai は a と i が合わさったものなので、数える必要はないのではと思います。本には二重母音は一拍だから、と説明してありますが、本当に別個にカウントする必要があるのでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

 ご質問は、二重母音と、 r-colored 母音の二点のようです。



いわゆる「長い」母音の問題
1。「二重母音」は、イギリスのダニエル・ジョーンズが提唱し、日本の英語の辞書に取り入れられた解釈で、[ai]と書き二音と見る立場です。
 もう一つはアメリカのケニョンとノットの提唱し、日本でも一部採択されている解釈で、[ay] と書き、一つの母音に半母音 y がついたと言う考えです。

2。「長母音」は、ジョーンズ流では、[i] と [i:] の違い、ケニョン流では 点の無い[i](あるいは小さい I の大文字) と [i] の違いです。
 従ってジョーンズ式では「い」に似た英語の母音は一つだが「長さ」が表記に必要になる、ケニョン式では、母音は二つだが「長さ」を別に表す必要は無い。

 こう見ると、分析の根拠をはっきりさせないで、英語の母音が何個あるというのは無意味なことが分かります。

 ここでご質問ですが
(a)  二重母音が「ある」という観点に立てば母音の数は少ない、「ない」なら母音の数が増える。
(b)  r-colored 母音は、既に回答があるように、母音+r、と解釈すればよい。
 ということではないでしょうか。  
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No.10です。

すいません。訂正です。

「口の開きの狭い音から狭い音への変化」は、「口の開きの狭い音から<<広い>>音への変化」に訂正です。

結局、ある言語の音は、その言語に固有のものですから、別の言語(たとえそれがローマ字であろうと、万国共通発音記号であろうと)で書き表すことに無理があるのでしょう。

大木、大山、などをローマ字表記するとき困りますよね。OkiなのかOhkiなのか、Ookiなのか、これがその典型的な表れです。
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結局、日本語の長母音(単に長く伸ばすと言う意味ですが)は、音の質が音のはじめと終わりで変わらないのはなぜかと言う問題でもあります。


これは、日本語のアクセントに強弱アクセントがなく、高低アクセントで済ましているということが強く影響していると思います。英語のように強弱アクセントをつけようとすると「アー」、「イー」と言うように長くのばせませんからね。
つまり、英語の二重母音に、口の開きの狭い音から狭い音への変化を示すものがないのは、後ろに息の壁を作らないと強く発音できないと言う意味でしょう。「イァ」、「ウァ」、「イォ」のような音は、まず、英単語の中に出てきません。
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>このような違いは、無意識的にできるものなのでしょうか? あるいは、聞く人が聞けば、wood の/U/をcool の[u:]マイナス[:]で発音しているとわかるのでしょうか?



耳で聞けばその違いははっきり分かります。luke はどう聞いても「ルーク」ですが look は「ルック」と「ロック」の間のような音です。look を「ルック」のように発音すれば明らかに標準発音とは違う外国人か方言の発音と分かります。
しかしこの違いは、意味が通じないほどの違いではないので、あまり重要視されない傾向もあります。cut の「ア /∧/」と cat の「ア /ae/」の違いが重要視されるのと対照的です。このことが辞書で簡略表記がされる理由でもあるでしょう。
/U/, /u:/ の違いを意識しなかったりまた同じとみなすことが習慣となれば違いを聞き分けるのが難しくなるかもしれません。

このことは /I/(エに近いイ)と /i/(はっきりしたイ。短音は英語にはない)の区別にもおおよそ当てはまりますが、live [lIv] を [liv] のように発音した場合 leave と勘違いされることがあるようです。よって「イ」の区別は「ウ」の区別より厳しいということになります。
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一点だけ補足します。


二重母音は、例えば、genkiganさんの挙げられた二重母音ai についていうなら、英語で用いられる6つの短母音のうちの1つ「ア」と「イ」 が合わさったものではないようです。

英語(米音とします)においては、伝統的な分類でのいわゆる短母音は6個あるとされています。その中には日本語で「ア」にあたる音には
1. bad の母音
2. lotの母音
(発音記号は、例えば
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=lot&s …での左側(米音)をご覧ください)
3. budの母音の3つがあるとされています。

genkiganさんが挙げられている英語の二重母音の「アイ」(highの母音)
[発音記号がうまく出せませんのでカタカナ表記をしました. 発音記号は、例えば
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=high& …をご覧ください]の「ア」の音は、実はこの3つのどの音とも違います。2(lotの母音)はアルファベットでいうとaに近い記号を用いていますが、よく見ると字体が違っています。

逆の言い方をすると、英語の二重母音の「アイ」(highの母音)の「ア」の部分の音は単独では本来の英語の短母音の母音体系内にはない、ということのようです。

結局、英語においては次の(1)と(2)は同じ音ではないということのようです。
(1)二重母音の「アイ」(highの母音)
(2)短母音のうちの上の2(lotの母音)と「イ」が連続して発音されるもの
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No.2 です


発音記号の使い方で疑問を感じておられるようなので。
発音記号 (IPA) は微妙な違いも表せるようにいろいろな文字をもっています。しかし現実にはほとんどの辞書では簡略表記なっています。これは読みやすくするためや活字がないとかいう理由も考えられますが、そのため今回のような疑問が起きる理由にもなっています。

例えば /u/ と /u:/ は単なる長さの違いで母音としては同じものです。しかし英語には /u/ はないのです。英語の短い「ウ」は /U/(本当は U をスモールキャピタルにするかΩをひっくり返したように書きます)です。同様に英語には /i:/ はあるものの /i/ はありません。短い「イ」は /I/(スモールキャピタル)です。二重母音の後半部分も正確には i, u を使うべきではなく(と言うより英語での発音は違う)、今述べた記号を使うべきです。

このような記号の細かい差異をほとんどの辞書は無視しているため異なる音に同じ記号を当てているような誤解が生じるのです。
中辞典とよばれるものやそれ以上大きな辞書は正確な発音記号になっていることが多いようです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B% …
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
>例えば /u/ と /u:/ は単なる長さの違いで母音としては同じものです。しかし英語には /u/ はないのです。英語の短い「ウ」は /U/(本当は U をスモールキャピタルにするかΩをひっくり返したように書きます)です。
とのことですが、たしかにそのような記号を使った辞書を見たことがあります。
ただ疑問として、普段英語を聞いていて、/U/ と u: の音が伸ばすという点を除いて違った音であるという意識はありません。また、ここで説明されても実感がわかないので、そんなものなのかという感じです。
このような違いは、無意識的にできるものなのでしょうか? あるいは、聞く人が聞けば、wood の/U/をcool の[u:]マイナス[:]で発音しているとわかるのでしょうか?

お礼日時:2007/03/02 20:09

うーん、おっしゃるとおりです。

確かに、違う音なのに同じ記号を使うのはわかりにくいし、混乱を招きますよね。
これは発音記号を考案した人が、記号の種類が多すぎるとかえってわかりにくいと判断したからなのか、記号を思いつかなかったからなのか、それとも実はその人は同じ音を伸ばしただけだと思っていたからなのか。。。なぞです。
答えになってませんね(^_^;)
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ごめんなさい、説明不足でしたが、uとu:も違う音です。

iの場合と同じように、u:のほうが唇の緊張がずっと強い音です。(口をぎゅっとすぼめます)
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
違う音ならどうして違う発音記号を使わないのでしょうか?発音を正確に表わすための発音記号なのですから、1つの音に対しては1つの記号を使うべきだと思うのですが。

お礼日時:2007/03/02 12:41

補足に対する回答です。


それは、i:という音がiを伸ばした音とは異なるからです。
単音のiより、長音のi:のほうが唇の緊張が大きくなります。iは日本語の「い」からほんのすこし「え」に寄った音だと思いますが、i:は唇を左右に引っ張って「いー」と発音しますから、かなり違った音です。
とはいえ、同じiの音でも強勢があるときとないときではかなり違って聞こえます。考えすぎると頭が混乱してしまいますね。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
>それは、i:という音がiを伸ばした音とは異なるからです。
だったら、どうしてi:という発音記号を使うのでしょうか?u u:のu は同じだと思いますが、i i: のi が違うのはおかしいのではないでしょうか?違うのなら、異なる発音記号を使ったほうがいいと思いますが。

お礼日時:2007/03/02 12:00

英語の二重母音は、大きく開口した音から開口部が小さくなる音への変化となることが指摘されています。


「エィ」、「アィ」「オゥ」など、みな、終わりは口の開きが小さく、日本語の母音に置き換えるとそれぞれ「エー」、「アー」、「オー」になることも多いのです。
あまり良い例でないとは思いますが、ホッチキスの針staple をカタカナ読みすると「ステープル」とすることが多く、「スティプル」とはあまりしないわけで、日本語の長母音(?)と英語の二重母音が、ある意味、似ているのではと思います。

この回答への補足

回答、ありがとうございました。
疑問に思ったのですが、日本語では母音は5つと言いますが、どうして日本語の場合は、長母音は数えないのでしょうか?英語だけどうしてiとi:を別個に数えるのでしょうか?

補足日時:2007/03/02 11:10
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