携帯のカメラ

Question

携帯のカメラで最近普及しているCMOSは以前主流だったCCDより画質が
悪いとの話を聞いたのですが実際の所どうなんでしょうか？
時代は進んでいるのに画質が低下しているとは信じ難いのですが・・・。
ビデオカメラの世界では高画質でありながらCMOSを採用しているモデルが増えている印象なので・・・。
最近のデジカメのスペックを見ると超高感度になっていて、薄暗いとき(光量不足)や被写体ブレ対策に効果的のようですが携帯にはこの様な動きは無いのでしょうか？？？

parts · Accepted Answer

Ｑ／実際の所どうなんでしょうか？

Ａ／イメージとして昔はCMOSは光に対する感度が弱く暗い場所で撮影するとノイズが一定量は必ず発生するという事でCCDに対して画質が悪いというイメージがありました。また、CMOSはその特性上高速移動する画に弱く歪む、被写界深度が低いなどの欠点があり、それらも画質が悪いというイメージを強めました。

ただ、像の歪みなどはブロック補正が進化したことでCCDに迫るほどになりました。また、感度に対する改善も進み大型なCMOSセンサーを用いるキャノンのデジタル一眼などの普及で既に一般的な製品となっています。決して、全てCMOSが劣っているとは言えないのです。むしろ、CCDでは発生し易いスミアの発生が抑えられるという画質面での利点もありますからね。

CMOSの強みは消費電力がCCDに比べて大幅に少なく抑えられる点、また、小型化が容易であること。そして、低コストであることなどがあります。ただ、補間技術を高めるとコストが高くなるため、画質を重視しつつ高画素化を奨める小型なデジタルカメラには向きません。

逆に、大型で高画質、そして高度な画像処理補正エンジンを実装することができるビデオカメラやデジタル一眼レフではその強みを発揮できるケースが多々あります。

また、携帯電話のような消費電力が携帯の利便性や電池寿命に関わる製品では、CMOSセンサーの画素数を落としノイズの発生を抑えつつ省電力化を図る傾向があります。CMOSはそういう理由で携帯に使われています。

要は棲み分けが起こっているとも言えます。

Ｑ／薄暗いとき(光量不足)や被写体ブレ対策に効果的のようですが携帯にはこの様な動きは無いのでしょうか？？？

Ａ／携帯電話における高感度化については既にCASIOや松下、東芝などが高感度手ぶれ低減技術などを実装し始めています。ただ、携帯電話のカメラ機能はそもそも普通のコンデジとは異なり筐体に占める画像処理回路のスペースが狭いこと、レンズの精度が厚さなどの制限もあり低いこと、そしてセンサーの大きさが小さいこと、最後に消費電力をそれほど増加させられないことなどの理由があり、コンデジのように極端な高感度化は難しいと言えます。
http://casio.jp/k-tai/w51ca/camera.html
（上記はCASIOのW51CAのカメラ機能説明）

まあ、半導体プロセス微細化などで数年後に携帯の画像処理技術が今のコンデジ並になれば今度はコンデジはそれ以上になるはずですからね。携帯は所詮携帯だということになります。

詳しく携帯のCMOSセンサーを知りたいなら以下のURLを読まれるとよいでしょう。たぶん質問内容にぴったりかと思いますが・・・
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0408/05/news052.html
（上記はITMedia-CCDからCMOSへ～変わる携帯カメラ-参考URLも同一）

参考URL：http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0408/05/news052.html

EFA15EL · Answer

CMOSがCCDに比べて低画質（というか手ぶれや動く被写体に弱い＋ノイズが多い）のは事実です。
ただ、最近では別の技術を組み合わせる事で大幅に改善され、一眼レフにまでCMOSが採用される時代になっています。
ですから、一概にCCD>CMOSとも言えないのが現状です。
まあ、コスト的に安いから採用されているという側面も否定出来ませんけどね。

携帯のカメラ

Ｑ／実際の所どうなんでしょうか？

この回答への補足

CMOSがCCDに比べて低画質（というか手ぶれや動く被写体に弱い＋ノイズが多い）のは事実です。

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