プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在、土地の売買契約をしようとしています。その土地は、
建築条件はついていないのですが、紹介してくれた建築業者が
「ウチを第一候補の業者として家を建てさせて欲しい。
最終的にどうしても折り合いがつかなければ、他の業者で、
ということもありえるが、それはまれな話で…」と、回りくどい
言い方で決めさせようとしてきます。今はとりあえず買う、という
意思表示を書面でしてあるだけで、何も契約はしていません。
私たちは別の業者で建てたいと思っています。その場合、どういう形で
断れば、角が立たずにうまく交渉できるでしょうか?
また、その場合、「じゃあこの土地は売れん」という権利を、紹介業者は
持っているのでしょうか?気に入った土地だけに、手に入れたいのですが…

A 回答 (1件)

 その業者さんは、宅建業と建設業を兼業しているものと思われ、当方も同様なので気持はよくわかりますが、本件が仲介業務であれば、法的には準委任契約という、あなたのためにサービスを展開する立場にあるプロです。

これに対して、建設業は、顧客との請負契約という、相対するともいえる契約で、その契約によって利益が出るわけですが、それだけに、極端にいえば圧力がかかるような誘導は紳士的ではありません。
 前置きが長くなりましたが、角のたたない断り方としては、ある意味つきなみですが、配偶者(夫なら妻・妻なら夫)の身内など、近くて血縁ではない身内に「不動産と建設をしている」業者がいてアドバイスを受けていることをほのめかし、その中で、厳密に「新築」または「条件付」土地でない限り、後の両親の世話や相続の関係などもあり原価(安くではなく)で建ててくれることになっている、とし、さらに、その金額ではかえってご迷惑がかかる旨を伝え、「今回は土地のお世話のみで」と明確に伝えることです。
 仲介業者との契約は、原則的には違法でない限り双方をある程度拘束しますが、仲介契約は、文書でしなければならないことになっており、「買付申込書」と思しきその文書には、法的な拘束力がないことになっていますので、限界として、現段階では仲介契約もなかったことにすることさえ可能ではあります。
 相手は場数を踏んでいますので、顧客の言動で一喜一憂したりすることはあまりないと思います。あるいは、「建物は他に予定しているのでゴメンなさいね」と主張すべきところは正論でキチっと主張したほうが、土地取引に際しても不利にならないこともあります。
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この回答へのお礼

経験者の方とのことで、とても誠実な回答をありがとうございました。
やっぱりきちっと主張するしかないですね。
なにしろ若い二人で、なめられてもイヤだし、かといって失礼なことを
言って恨まれてもイヤだしということで困っていました。
がんばってみます。ありがとうございました。

お礼日時:2002/08/05 17:42

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