脱施設化を調べていて…

　グループホームって施設ですか？
脱施設化が進んで、グループホームが増加したって書いてますが、
グループホームは施設じゃないんでしょうか？

No.4 ベストアンサー 回答者： fuchikoma 回答日時： 2002/11/26 10:50

　脱施設化とはもともとはアメリカで起こった運動でして、（入所）施設中心になっている知的障害者のケアをコミュニティを中心としたケアに移行させようとする動きです。

ですから、脱施設化が否定する施設とは既存の地域から切り離された大型施設なのであって、ケア施設そのものは否定していません。

　グループホームが施設かというと、法的な種別は別問題として、私は施設であると思っています。ただ施設のあり方が変わっただけでしょう。コミュニティとの関わりを重視した施設なのでしょう。

　大型施設であればあるほど、内部で完結することが多くなります。施設内から一歩も出ずとも生活できます。ただし、それだけ地域から切り離された場所でもあります。

　地域との日常的な関わりを考えるのであれば、必然的に施設の規模は小さくならざるを得ません。大型施設も生活施設なのですから、小さくなって行き着く最小の生活単位は普通の家です。そこでケアのあり方を考えたとき、そのひとつの答えがグループホームなのだと考えています。

　グループホームは自立を考えながらも相互扶助を重視しているわけで、ときに常勤の職員さんもいます。やはり施設でしょう。ただかつてのように地域から隔絶された施設ではないわけです。

この回答へのお礼

　丁寧に回答していただきありがとうございました。
制度としては施設ではないんですが、何でも「グループホーム」っていう枠組みかを確立していくうえで、施設のようになっていくらしいというのを聞き、皆さんから頂いた回答を読み、より深く納得できました。

お礼日時：2002/11/26 12:34

No.3 回答者： rasin 回答日時： 2002/11/26 00:35

こんばんは。

難しいですね。

とりあえず、老人・知的・精神どのグループホームも、在宅サービス区分に含まれてますから、例え施設であったとしても、施設ではないんでしょうね。

細かいことを言えば、法律で施設としての規定項目がありませんよね？
事業としての条文などはありますが、「福祉施設である」という規定はなし。
だから、施設ではないのかなと。

中途半端な回答ですいません。

この回答へのお礼

　制度的なものと実状としてのものとの違いが難しいですよね。
わかりにくい質問に回答していただきありがとうございました。

お礼日時：2002/11/26 12:30

No.2 回答者： hideyasu 回答日時： 2002/11/25 19:51

グループホームは介護保険制度では、在宅サービスに位置づけられており、痴呆対応型共同生活介護（痴呆性老人向けグループホーム）といいます。

参考ＵＲＬも見てください。

痴呆性高齢者グループホーム施設数の推移
注）12.3.31までは運営費を補助した事業所数であり、H13.4.1以降は指定事業所数（社会福祉・医療事業団調べ）である。
年月日　 施設数
10.3.31 　 41
11.3.31 　103
12.3.31 　266
13.4.1 　903 　
14.3.1 1,574
と全国的に急速に増えていますね。
この数値は、厚生労働省のＨＰからです。

施設としての位置づけがある特別養護老人ホームについても、平成１４年度から厚生労働省は新型特養「個室・ユニット型」の整備を進めています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/kaigi/010928/ …

参考URL：http://www.jawa-jp.com/gh/what_grouphome.htm

この回答へのお礼

　回答ありがとうございます。
参考に上げていただいているページも見たいと思います。

お礼日時：2002/11/26 12:28

No.1 回答者： RandyPlus 回答日時： 2002/11/25 13:56

　これって、介護保険関係の質問ですよね？

　そうでしたら、グループホームは施設扱いではありません。在宅の扱いになります。
　グループホームは、共同生活をする場所で、いわばアパートみないなものです。

この回答へのお礼

　回答ありがとうございます。
制度としては分かっているんですが、実態としてどう位置付けられているのかが
分からずにいたので。

お礼日時：2002/11/26 12:27