アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ライアーは、カンテレが原型なのでしょうか。
カンテレは、フィンランドの楽器ということは知っているのですが(カンテレについてはそのことしか知りません。)、ライアーはギリシャの楽器なのですか?
また、音色はそれぞれどんな感じなのでしょうか?

A 回答 (1件)

 こんにちは。


 ライアーはウィキペディアにもあるようにギリシャのリラと同根、同義の単語のようですね。これを読むまで私は知りませんでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4% …
ただしライアーにはハープとは異なる別種の楽器も含まれるようです。
 ともあれリラはギリシャ辺りに起源を持つ手持ちの竪琴、と言って良いかもしれません。手持ちではない膝置きの小型のハープも含まれるかもしれません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC% …
 これに対してカンテレは横型の楽器で、基本的に卓上や膝の上に横置きにして演奏します。
http://www.amazon.co.jp/Soul-of-Kantele/dp/B0000 …
昔は動物由来の弦を張っていたようですが、20世紀以降は金属弦になっています。このため硬質な澄んだ音色になります。

 さて、以前私がここでカンテレを紹介してもう5年は経ちます。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa566507.html
その際にも試聴音源を捜すのに苦労しましたが、現在販売サイトでは全滅した模様です。フィンランドの民族音楽を聴いていただきたいところですがそれはかないそうにありません。
 幸い日本人演奏家(日本でプロとして活動しているのは女性が二人だけだと思います)の一人が自分のサイトで演奏を公開しています(申し訳無いことにもうお一人はコンサートにも行ったことがあるのですが、名前を失念しました)。
http://www.myspace.com/hirokoara

 問題はライアーの方です。数年前に「いつも何度でも」で非常に有名になりましたが、あの形状は必ずしも伝統的なものではないと感じます。残念ながら私はこちらは全然知りません。試聴音源もどこで探すか悩んでいます。ウィキペディアの記載では現代において古い形のライアーは演奏される地域はほとんど無いようです。
 ついでにキタラーの項を読むと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%BF% …
ツィターの祖形とあります。そうするとカンテレともかなり近いことになり、全く縁が無いとは言えません。原理が同じ楽器が各地域で独自に発達したものでしょうか。
 これ以上はよほど民族楽器に詳しい人に訊ねるしかないと思います。 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼のお返事が遅くなりましたが、ご回答いただきましてありがとうございます。
カンテレやライアーに関心を持ったきっかけは、地元のフリーペーパーで紹介記事を読んだことでした。記事には二つの楽器の名前が出ていて
、その書き方から、私は二つは同義と思ってしまったのでした。
おととしの11月ごろの記事で、その年の12月に茨城県のつくば市の某所でカンテレ(ライアー?)のコンサートが行われるとあり、私は聴きに行きたかったのですが、行けませんでした。森と湖の国のフィンランドにも関心があり一度は訪れてみたいです。私が憧れている国の民族楽器の音色って、まだ聴いたことはないですが想像できます。きっと、とても澄んだ音色で魂がふるえるくらい心の奥底に響くのだと思います。
市販の音源を聴くのは不可能なのですね。機会があったら今度はぜひコンサートに足を運びたいと思っています。

お礼日時:2009/02/08 20:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!