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私は30代で心室中隔欠損症(軽度)なのですが、先日病院で検査しても特に問題がなく、手術の必要性はないと言われました。日常生活や運動の制限もありません。
ただ、以下の点に注意しなくてはならないと言われました。

・歯科治療時は必ず抗生剤のパセトシン(250mg)を8錠飲む
・口内に怪我などで出血した場合は同じくパセトシンを4錠飲む

ネットでいろいろ調べたのですが、連鎖球菌などの菌が心臓に入ったらすぐに手術しなければならないと書いてありました(主治医にもそう言われました)。
そこで以下の質問があります。

1.30年間、歯科治療や口の中の怪我(よく舌などを噛んでしまいます)でこんなに大量の抗生剤を飲んだことがなく、今になって飲みはじめたのですが、なぜ今までは平気だったのでしょうか?

2.抗生剤を大量に飲みますが、副作用はないですか?いちおう今歯科治療に通っているので治療前に8錠飲んでいますが、特に体調に変化はないです。

3.パセトシンは予防のために飲んでもいいのですか?

4.口の中を噛んだりして出血した場合にパセトシン250mgを4錠飲むのは妥当ですか?主治医も何錠にするか悩んでいました(最初は主治医は8錠と言ったのに私が「8錠もですか!?今まで口内に怪我しても一回も飲んでいなかったのですが」と聞いたら「じゃあ4錠でいい」と言われました)。

5.そもそも心臓に細菌が入るとどのような体調変化があるのですか?

6.今は軽度の症状ですが、今後心臓に変化があるとしたらどのような状況になるのでしょうか?

7.この程度の症状であれば手術は必要ないと思うのですが、予防のために手術する人もいるのですか?心臓切ったりしてけっこう怖いのですが・・・。手術することで寿命が縮まったりしないのでしょうか。

8.この病気を持っていると発病しやすい病気はありますか?たとえば血管に血栓が起こりやすいとか。

すみませんがどうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

1.2007年に米国心臓病学会は、感染性心内膜炎防止ガイドラインを改訂して心室中隔欠損症患者の歯科治療における抗生物質の予防投与の推奨を止めてしまいました。

が、2008年の日本循環器学会の感染性心内膜炎防止ガイドラインは引き続き、心室中隔欠損症患者の歯科治療において抗生物質の予防投与が必要という立場を表明しました。
よって、現場は結構、混乱しているのですが、いづれにせよ全ての歯科治療に予防投与を推奨しているわけではなく、”出血を伴ったり、根尖を超えるような大きな侵襲を伴う歯科手技”となっています。この辺はよく勉強している歯科医の方が循環器の医師より知っていると思いますので、予防投与が必要な手技をするのか歯科医に相談されてもいいかと思います。
米国が正しいのか日本が正しいのか、これからかと思います。

2.循環器学会のガイドラインでも抗生物質の量は一律、2gではなく、体重1kgあたり30mg(50Kgで6錠)とか、化学療法学会では2錠とかを推奨しています。やはり、8錠では下痢などの合併症が多くなります。

3.感染性心内膜炎予防のために飲みます。

4.ガイドラインには口腔内外傷には記載がありません。歯磨き時に血がでるのと同程度の傷ならば放置でいいのですが、すぐに血が止まらないようなものは予防投与が必要と思います。

5.感染性心内膜炎、症状で検索するとたくさん、ヒットすると思います。

6.程度にもよりますが、まずは症状が出る前に心エコー上、肺高血圧症の所見がでてきます。

7.何の予防ですか?心室中隔欠損症による心不全やアイゼンメンジャーなどは定期的に観察し肺高血圧がでてくればそれらの症状が出てくる前に手術となります。そういう意味では予防手術になります。

8.感染性心内膜炎に罹患しやすくなります。
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この回答へのお礼

専門家の方からのご意見ありがとうございます。
1.についてはびっくりしました。業界ではまだ指針がはっきりしないということなのですね。

2.については8錠だと多いのですか…。私は少し太めで75kgありますので、6~7錠くらいがいいのですかね。投与後に下痢などは今のところありません。

3.了解しました。感染症が発症してから飲んでも仕方ないようですね。

4.傷の程度ということですか。ということは口の中が傷ついたからといって即座に菌が血液に入るわけではないのですね。

5.調べてみます。

6.心エコーは毎年1回やっていますが、肺高血圧症というのを検査することはしたことがありません。いつも検査するのは心エコーとレントゲンと問診だけです(心電図は健康診断でやります)。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/17 23:38

私はASDなので、少し違うんですが、、、



1については、今まで影響が無かったくらいなので、体がそれほど負担を感じていなかったものと思われます。だからと言ってこの先、絶対大丈夫とは言い切れませんので、わかっている以上は、予防するのがよいでしょう。
2はお医者様が大丈夫とおっしゃっており、体調が大丈夫なら問題ありません。いる物なので自分のために飲みましょう。
3については、欠損症患者の常識なので、飲むしかないと思います。
4についてはよくわかりません。ごめんなさい。
5、8は下のURLをどうぞ。
6については、今のところほかの症状が無いなら、あまり気にされなくていいです。穴が変化する可能性も少ないと思います(定期健診で1年以上変化しなければ、ほぼ大丈夫です)。
心臓が普通と違う分、周りの臓器がフォローしていることがありますので、その場合は、周りの臓器が変化することがあります(肺高血圧症など。私は少々、心肥大があります)。suffreさんは問題なしと言われているので、大丈夫だと思います。
7については、一応、手術適用の範囲があります。血液がどのくらい漏れているとか、穴が○センチ以上あるとか。本人がいや、どうしてもと頼み込んだらどうなのかわかりませんが、普通は適用者以外にはされないと思います。
手術適用者はしないよりも寿命が延びる公算が高いので手術します。なので、寿命が縮む心配はされてない(する余裕はない)と思います。

日本心臓財団のHPも貼っておきます。参考にしてください。
どうか、お大事にしてくださいね。

参考URL:http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/surg1/www/isrp/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。リンクも助かりました。
私も少し心肥大か心拡大があると以前に言われました(心肥大と心拡大は別モノらしいですがどっちかわすれました)。その後は正常だとも言われ、医者によって結果が違うんです。
普段は心臓のことは全く気にも留めていなかったのですが、歯科に通い始めてから先生にいろいろ言われるようになって薬を飲みはじめたのです。
軽度とはいえ、いちおう用心しなくてはならないようですね。akkeyNo1さんもお体にはお気をつけください。

お礼日時:2009/06/17 23:32

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