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オオクワガタの幼虫を菌糸ビンで飼育しています。
前回も質問させていただいて親切な回答をいただきました。
今回も二つ気になることがありまして質問させていただきます。
一番目
今三匹飼育していますがそのうちの一つの菌糸ビンの菌糸の大部分が黄色から茶色になってきました。
これって劣化ですか。

二番目
その一番目の菌糸ビンの菌糸部分から黒い0.5ミリくらいの虫が大量発生しました。(10月12日に発見)
黒い虫って幼虫に影響があるのでしょうか。
それとビンを交換したほうがいいのでしょうか。

A 回答 (1件)

>一番目


今三匹飼育していますがそのうちの一つの菌糸ビンの菌糸の大部分が黄色から茶色になってきました。
これって劣化ですか。

劣化です。
菌糸は、ビンの中のオガクズの栄養を摂りながら増殖していきますが、ビンの中のオガの栄養を摂り尽くすと枯れていきます。これが劣化です。
劣化には段階があり
1.黄ばみが出る。
2.茶色身を帯びてくる。
3.ビンの中身が収縮し、内壁から内容物がはがれ隙間ができ水がにじみ出る。
4.ビンの底にかなりの水が溜まってくる
5.黒変する。(その部分のキノコ菌は、すでに死滅しています。)
6.カビ、その他の雑菌が増殖し、異臭を放つ
7.幼虫が☆になる。

おおむね上記のとおりですが、ある部分は健康だが、ある部分は末期的だったり、症状が前後したり重複する場合もあります。
幼虫が食べ盛りのときは、劣化の速度よりも早くに餌として食べてしまうので、問題はないのですが、後期になると食いが鈍るので、菌糸の劣化のほうが早くなる場合があります。
黄色くなってきた段階は、おそらくまだ白い部分も多く、幼虫が食べたあとにも菌が勢力を伸ばしていて大丈夫ですが、更に劣化が進み、白い部分がまったくなくなり、黄色か茶色という状態でビンの底に水が数ミリも溜まってくるようだとビンの交換が必要となります。私の場合は、部分的に劣化が激しくても、まだ白い部分があるなら、3ヶ月は引っ張ります。経済的な理由もありますが、ビン交換は、同期の子については、すべてのビンをいっせいに済ませたいからです。数本なら、一本ごとに様子をみて最適な時期に交換すればよいと思いますが、数十本から百本を超えると、一本一本を見ることは難しいです。ロットごとに「12月25日に交換する分」と張り紙をして棚に並べておけば管理が楽です。
かなり劣化しているのも当然ありますが、3ヶ月に一度の交換というサイクルを守る限りは、菌糸の劣化が原因で幼虫が死にいたったという経験はありません。
成虫になったときのサイズには影響が出ているのかもしれませんが、検証していないのでわかりません。
今年孵化した幼虫であれば、現時点でさなぎになる心配はないので、菌糸が茶色になって底に水が溜まっているようならビンを交換したほうがよいです。(私は、少しでも白いところがあるなら、3ヶ月交換を遵守しますが)
そのときにはオス・メス判定もしてフタに書いておくほうが良いです。オスならば、早くから1500cc以上のビンで飼わなければ、立派な成虫にはなりません。
また、ビンを購入するときは、真っ白いものか、できれば、まだオガクズの粒が見えているものを選んでください。特にビンの肩のあたり、詰まっている菌糸の上の端っこが黄色っぽいのは避けるほうがよい。
劣化を避けるためには、低い目の室温にして、菌の増殖を遅らせる方法があります。この場合は、菌糸を根とする小さなキノコが生えてくる場合がありますので、見つけたら除去します。放置するとビンの中の栄養を吸い取ってしまいます。
ただし、ギネス級を狙うのと、取りあえず健康に育って成虫になってほしいというのでは、育て方が変わるので、大型固体をねらうのであれば、専門の書物やホームページで勉強する必要があります。
>二番目
その一番目の菌糸ビンの菌糸部分から黒い0.5ミリくらいの虫が大量発生しました。(10月12日に発見)黒い虫って幼虫に影響があるのでしょうか。
それとビンを交換したほうがいいのでしょうか。

濃いグレー、ピンク色、白色などで、直径0.05、長さ0.5~1ミリの虫は、線虫(センチュウ)です。真っ黒というのは私は見たことがありません。
幼虫には大きな影響はないと思います。
幼虫に付くことは無く、ただ同居しているだけだと思います。
しかし、菌糸ビンの中の線虫好みの栄養を摂って生きていると思うので、菌糸ビンの中の栄養は多少なりとも損なわれているとは思います。
だいたいは、フタの裏の適度な水分のあるところや、ビンの内壁の水分につくことが多く、自力で菌糸の奥には入れないようで、菌糸ビンの中身がビンの内壁にしっかりくっついているときは、フタの裏やビンの肩口あたりにいるだけだと思います。

私は、横着なので、他の人の意見も参考にされるとよいのですが、私の場合は、不快害虫は無視します。というのは、キリがないからです。いくら交換しようが消毒しようが、あとからあとから出てきます。一時は嫌って徹底的に退治していましたが、ビンの交換もおカネが掛かりますし、手間ですし、根負けして成り行きで放置していたら、いつのまにか消えてしまう場合もあれば、居続けることもありますが、幼虫はお構いなしにさなぎになって立派な成虫になりました。小さいビンを上から見下ろしていても、しょせん人間は神ではないので、生態系を変えることはできないと悟りました(笑)
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