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 こんばんは。私は高2のnora12という者です。
 今までに質問を何度かして、土木工学科を目指していましたが応用化学という分野について知るようになり、興味を抱きつつあります。
 社会基盤を作る土木工学と新しい物質・素材を創り出す応用化学―どちらも非常に魅力ある分野だと思っております。
 話がそれてしまいますが、土木工学科は他学科と比べて研究職よりも技術職や現場の仕事に就く割合が高いと聞きます。
 土木系の研究職を目指すのは非常に狭き門なのでしょうか?研究職を通して技術開発ができれば一番いいなと思っていたもので・・・
 応用化学科や土木工学科に進まれた方がいらっしゃいましたらその学科を選ばれた理由やそれらを学ぶことの良さについてお聞かせください。
 御回答お待ちしております。

A 回答 (3件)

文系学部出身ですが、普通の大学生が嫌がることをやるのが好き?な人間でしたし(笑い)、


なんとなく現場の雰囲気が好きな人間でしたので、
学生時の長期休暇のアルバイトは建築現場や道路工事現場等ばかりに行っていました。(きつかったし、よく怒鳴られたけど社会を別の視野でみることができておもしろかったですよ)

私の些細な体験から一言。
土木工学(道路やダムや橋梁など)の研究部門に進みたいならば
できるだけ東京工業大学などの有名大学へ進学し、そこから東工大もしくは帝大以上(東大や京大)の大学院に進みましょう。
大学入試と違って東大院の入試はそんなに難しくないし。

土木・建築関係はまだまだ男尊女卑(古い言葉だなあ)が結構残っている世界ですし、就職としてはあまり勧められない職種です。
信じられないかもしれないけど、前原誠司国土交通大臣の現場視察(八ツ場ダム)の時などでも、
周りに女性の姿なんてテレビに映っていないでしょう(記者を除く)。

下請け・孫請けのシステムが強く残っているので、親会社の無理な要求にも応えていかなければなりません。
下請けや孫受けになればなるほど(中小企業になればなるほど)、現場でのやりとりもきついものがあります。
普通の女性の言うことなど聞いてくれない雰囲気があります。
また親会社でも中堅ゼネコンクラスの現場監督など、たいしたことのない人間(勉強していない、知識をしらないということ)も結構多いです。
ラーメン構造なんかでも文系人間の私のほうがよく知っているようなことがあります(独学で勉強したし、でももちろん現場で口に出して言うような馬鹿なことはしませんが)

また建築の世界でも建築士でデザインをやりたいのですがという質問を、このコーナーでもよく見かけますが、
しかし女性の立場で建築士として独立して意匠やデザインをやっていくのも難しいのが現実です。
(もちろん男の建築士のもとでアシスタントという立場なら充分ですが)

私の知っている何人かの建築士の女性でも男勝りの人ばかりです。
自己主張が強くなければやっていけない世界です。
建築士には、ドラマの世界にでてくる松嶋菜々子や常盤貴子のようなタイプはほとんどいませんね(司法書士や弁護士には多いのですが)

ですから万一、就職するならO林やS建設などのトップゼネコンに入社しましょう(まあ大手でもやはり男子が強いのはかわりませんが)。

それから意外と公務員(都府県や市町村)のほうが河川・道路・公園担当の女性を多く見かけます。
都市計画や公園整備計画等に携わっている女性職員をよくみかけます(配属の問題もありますが、入庁後は割と希望は通るような感じです)
ですから就職するなら公務員が一番良いかと思います。

また研究の立場なら女性でも充分対応できると思います。
基礎地盤や河川工学、地質工学、橋梁、鉄道、港湾、上下水道、測量等
土木工学はさまざまな分野に及んでいます。
私は学問的にはたいへんおもしろいと思いますし、女性ならではの視点というものがあります。

要は私の言いたいことは、この世界はレベル的に上下の差の大きい業界だということです。
高校生のうちから、できるだけ勉強してできるだけ上の階層の人たちと
一緒に研究・仕事のできるポジションを確保してください。
アルバイトくらいなら、下の人たちと一緒に仕事するのも結構楽しいのですが、
本業となるといろんな面で本当にシンドイものがあります。

そういった世界ですから、もっともっと勉強して上の大学を目指し、
学問的であろうと本業であろうと、
東京都の都市計画や大型プロジェクトとかの仕事に携われる立場をめざしたほうがいいですよ。

落胆が大きくてあとあとショックを受けると悪いので、今のうちから言っておきます。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
 男尊女卑の世界ですか・・・差別云々ではなく仕方のないことかもしれませんね。
 体力面ではどうしても男性にかなわない、大事な工期に産休・育休などと言われたら・・・私が人事担当でも男性の方を優先して採用すると思います。
 公務員の土木職に女性の方が比較的多くいらっしゃるのですね。少し意外に思いました。
 どの進路を選ぶにしろ今まで以上に勉強をもっと頑張りたいと思います。
 貴重なご意見ありがとうございました!
 

お礼日時:2009/10/26 18:06

土木(建築もそうですが)に研究職が少ない理由。



研究者にどうしても必要なもの。それは実験です。試行錯誤です。
それに必要なもの。それは資金です。投資です。

業界には原資がありません。そもそも実験そのものができない。
ある意味サンプルなしのぶっつけ本番。地球を相手に「税金」か
「客の金」、つまり人のふんどしで相撲を取らねばなりません。

これが研究開発を肝とするメーカー、製造業との大きな違いです。

日本の名だたる建設会社も技術研究所を持っていますが、それは
「同業他社に対して研究開発費が低いと技術集団として格好つかないから」です。
極端な話「金食い虫」扱いで、土木建築業界での研究者の立場は強くない
のです。「夢の建材」でも発明されれば業界も変わるのかもしれませんが。

ロマンはありますがそれだけで優秀な学生を集められる時代ではありません。

景気のいいころはあの「スペースコロニー」を作るとか
大風呂敷を広げた時期もありましたけどね。

土木をやるならやはり#2さんのおっしゃるように官庁に進むことをお勧めします。
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この回答へのお礼

 お礼が遅くなり申し訳ありません。学校があったもので・・・
 研究所は格好つけのためですか・・現実を見たような気がします。
研究には実験とそれを支える莫大な資金が必要ですからね・・・
なんで土木系研究職が少ないのか分かりました。 
「スペースコロニー」少し吹いてしまいました。本当に景気がいいというかそんな時代があったのですね。
 貴重なご意見ありがとうございました!

お礼日時:2009/10/26 18:32

大学に入ったときは、土木志望でした。


「地図に残る仕事がしたい」
ということで、ダムラブでした。
結局、進学振り分けでは、応用化学系に進みました。
理由は、エネルギー問題が一番大変じゃない、やんなきゃ。
(まぁこれは30年近く前の話)
けど、土木と違って、ブツがないなぁ。
というよう話を、電気出身の人に話したら。
「電気なんて、もともと見えないものの話をしている、応用化学の方が、最終的に、ブツを作っているじゃないの」と、言われた。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
 土木は作ったものが目に見えますからね・・・それが土木工学を学ぶ上での一番の魅力なんでしょうね。
 言われてみれば電気は目に見えないものを相手にしている訳で、私には合わないかもしれません。

お礼日時:2009/10/25 23:07

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