プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

教えてほしいのですが、
最近色々なところで400ccのバイクに900ccのエンジンを載せ替えています。
私もトライしようと思い陸運局に問い合わせたところ駆動系の強度計算書が必要と
いわれました。
どのようにして作成(手に入れたらよいか)全く判りません。
作成代行や手に入れるところを知っていたらお教えください。

A 回答 (3件)

昔、FZ750にFZR1000のエンジンに載せ換える改造をして公認(構造変更申請)を取りました。


400に900のエンジンということは、ドカティでしょうか?

駆動系(チェーン、スプロケ)に900の純正部品や純正同等品を使うのであれば、それを証明する資料(パーツリストと実際にその部品が使われている現車の写真等)を添えることで検査はパスします。私の場合、チェーンについては、使用しているチェーンのメーカーの適合表で十分と言われました。制動装置(ブレーキ)もFZR1000に使われているものでしたので、それらをパーツリストのコピーと現車の写真でOKでした。他に必要だったものはエンジンマウントの強度計算書と載せ換えるエンジンの詳細な資料(年式、形式、排気量や出力を証明するもの。エンジン形式を記載しているカタログやスペック表で十分です)。

エンジンマウントの強度計算書ですが、
エンジンが駆動してチェーンでスプロケを回すと(つまりエンジンがチェーンを引っ張ると)、エンジンがチェーン側に引っ張られる力が生じます(反作用)。この力の大きさはタイヤ口径/スプロケ口径/加速度/乗員を含む総重量から算出します。例えば総重量300kgのものをある速度に到達させるために必要な力を割り出し、タイヤ&スプロケを滑車に見立てて発生する力(N)の大きさを計算します。この力にエンジンマウントが耐えれるか否かを安全率(エンジンマウントの強度÷エンジンマウントに生じる力)で証明します。

エンジンマウントの強度は、断面積毎の強度「N/mm2」という単位の素材の引っぱり強度(または圧縮耐力)がありますので、エンジンマウントの最も細い部分の断面積から○○Nの強度を計算します。もちろんエンジンマウントのプレートは複数ですので全ての強度の和を算出します(素材そのものの強度表などはネットを探せばいくらでも出てきます)。

400を900にスワップするのは、排気量が倍以上になるので、陸運局の審査も上記に書いた内容では済まないかもしれません。また担当者によって要求する資料や審査の難度が微妙に変わりますので注意してください。

どこの陸運局も同じだと思いますが、前向きに正々堂々と公認改造を受けようとする人には陸運局は親切です。とりあえず思うままに強度計算書を作ってみて提出してダメ出しされたら、ダメな理由を聞いて何度でも書き直して頑張ってください(私は3回ダメ出しされましたが、そのたびに親切にダメな箇所を教えてもらいましたよ)。
構造変更でOKが出ると「改」がつきます、大手を振って堂々と乗れるのは快感ですよ、頑張ってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
がんばってみます。

お礼日時:2011/01/05 20:17

http://shim.hyougenkoubou.jp/?eid=1085955

これはフレームになりますが、こちらを理解できないのなら自分では無理でしょう。
色々な所でやっているのならそこでやってもらうのが一番です。
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実際に900ccのエンジンを載せたバイクが公認で車検に通るのならば、そのバイクをつくったショップに問い合わせてみてはいかがでしょう。



私はそのような改造を聞いたことがないのですが、いろいろなところでやっているのならば一カ所くらい親切にアドバイスしてくれるかもしれませんよ。改造するときも溶接や機械加工やワンオフ部品の製作でお世話になるかもしれませんし、顔を出しておいても損はないでしょう。
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