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進化の過程で人間は今のように言葉を話したり、立って歩けるようになったのですよね
では女性が男性並みの体力があれば生物的に便利じゃない?と思うのですが
なぜ進化しなかったのですかね? 
これは単純な疑問で他意はありません

A 回答 (4件)

誤解されているようですが進化とは優れた状態になることではありません。


生物学的に便利、という論調でいけば人間はゴリラのパワーと狼の嗅覚、猫の暗視能力に熊の牙、ウサギの耳を兼ね備えていればもっと便利かと思いますがそうはなっていません。
むしろ単純な筋力や体力は猿に劣ります。

進化とは環境に対する適応でしかないので、不要な能力は退化していくものです。
例えば人間は昔は耳を自由に動かせたと考えられていますが、現代人の多くは耳を動かす筋肉が退化し、ごく一部の人たちがわずかに動かせる程度です。
これも進化です。耳を動かす機能が繁殖に有利ではなかったため、失われていったのです。

確かに身体能力は男性に比べて女性は不利です。無論、鍛えていない男と鍛えた女では後者のほうが強いですが、アスリートの記録を比較すれば男のほうが明らかに運動能力は上ですね。

これは、女性の体力が男性以上になることが進化の過程において人類の生存に必要性がなかったということと思われます。
人間以外の種ではメスのほうがオスより強大な身体を持つものもあり、もし女性が男性より身体能力が高くないと生存に不利な環境で人類が進化してきたなら、淘汰圧がかかり、女性のほうが体力が上になったかと思います。


ただ、体力の定義にもよりますが、アスリート的な身体能力は男性のほうが有利ですが、病気や飢餓、怪我、出血、精神的なストレスなどの耐性については女性のほうが有利とも言われています。
単純に体力の全ての面において男のほうが優れているわけではありません。個人差もありますし。
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>女性が男性並みの体力があれば生物的に便利じゃない?と思うのですが


>なぜ進化しなかったのですかね? 

進化論というのは、あくまでも結果側の視点に立ち、これに見合う原因を実証的に究明すること、つまり原因・結果のつじつま合わせ、牽強付会をせんとする学問だと言うことができます。

また、その意味では、No.2さんご指摘のように、進化というのは、単に環境により適合した形質だけが世代を重ねる毎に顕在化していっただけのことで、当然ながら、それは価値的にニュートラルとしか言いようがないと思います。

言い換えますと、いかなる形質であろうと、それは「便利」とか「不便」とかといった、人間の恣意的な価値判断を超越したものでしかないということになります。
考えてみれば、これを《進化》と称すること自体も、あまりにも勘違いや誤解を招きやすい、あまりにも人間的な《比喩》でしかないような気がします。

ところで、ご質問内容について、便宜上「なぜ男性の平均的体位(体力)が女性の平均的体位(体力)を上回っているのか?」と言い換えたところで、ご質問の趣旨はさほど大きく変わりませんよね。

すると、たとえば高等類人猿ではゴリラ、海獣類ではゾウアザラシにはオス・メス間の極端な体位差が認められますが、なぜ、ゴリラやゾウアザラシがこういう極端な体位差が出る方向で進化したのか?という疑問が出てきますよね。

で、彼らの生殖活動(性行動)を観察してみると、いずれのオスもハーレムを形成し、他のオスを排除するために厳しい闘争を強いられていますよね。
こうした性淘汰を代々繰り返してきた結果、ゴリラやゾウアザラシは、雌雄間の極端な体位差を生み出す方向で進化してしまったのではないでしょうか。
メスはこうしたオス同士の闘争を高みの見物でやり過ごすだけでしたから、オスだけがほとんど無益なまでに?巨大化してしまったわけです。

ヒトの体位(体力)にしても、ゴリラやゾウアザラシほどではないにせよ、概してオスがメスを上回るという事実が観察されるからには、われわれの遠いご先祖(オス)が、愚かにも罪深きセックス欲を抑えがたく、メスの獲得競争を繰り返していたはずと考えるしかないような気がします。
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女性と男性と、どっちが大事(?)か、というと女性です。


だから、性遺伝子のXとYは、
基本がX(女性型)で、その上にXかYか、によって男女が決まります。

大事という意味は、生殖能力を持つということです。
もちろん精子も必要ですが、基本部分(卵子)は女性が持ちます。
当然のことながら、子供ができると哺乳類なので
オッパイの出る女性が育児をします。

鳥類の場合には男がベースで、だからオスが子育てするんだそうです。

男性は、自分の遺伝子を託して、子孫を繁栄させてもらうために、
育児期間は女性に餌を採ってくる必要があります。
それをしないで放置すると、子供が生まれても女性は別の男性
(メスとかオスと書いた方がよかったですかね)の子を宿し、
面倒見なかったオスの子供は育てません。
ちゃんと面倒見切らないと、自分の遺伝子を育ててくれないわけです。

必然的に男性は狩りに出かけなくてはならず、
谷を飛び越えたり、イノシシから逃げまくったり、
餌集めに体力を必要としたから、筋力がつきました。
女性は、いや、メスは、子供が動く範囲外には、ほとんど動かないでいいです。

結果として、男性は狩りに必要なスキル、
先読み、記憶、広範囲の注意力などを身に着け、
でも子供の世話をさせると、おとーさんはいつ子供を壊すかわからない…みたいになりました。
女は「視野が狭窄で、成り行き任せの学習なし」と言われますが、
これは子供を育てるスキルで、しょうがありません。

というわけで、オスは体力、メスはゆったり…がそれぞれ必要だったんです。
どんなに社会が進んでも、誰かが書いていたように「いらない機能は退化する」
つまり「淘汰圧」というのがかかりますが、
なかなかどうして、いまだに残っているんだから、役立っているわけですね。

NASAの宇宙飛行士は、男ばかりだとリーダーを奪い合い、女ばかりだと引責を逃れたがるそうです。
結局、オスは「ボスを目指す」という数百万年前の記憶通り、
つまり、NASAの宇宙飛行士といえど、サルと同じ価値観。

なわけですよ。
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「体力」は往々にして女性のほうがありますよ。

少なくとも現在では、平均寿命は男性よりも長いです。

「筋力」のことでしたら、鍛えれば女性も同等もしくは男性よりももっと付きますよ。少なくとも我が家では、スポーツをやらない男性よりも、家事をやっている女性のほうが筋力があります。

「身長」は体力とは関係ないと思いますが、女性が出産しているあいだに男性が狩猟採集に行くと想定すると、男性の身長が高いほうが何かと便利でしょう。
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