プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

はじめまして。
環境関連の仕事に従事している者です。

土壌汚染調査でジクロロメタンと1,1,1-トリクロロエタンが検出されたのですが、はたして、ジクロロメタンが分解・再結合して1,1,1-トリクロロエタンになりえるものでしょうか。

自分としては、ジクロロメタンは現在工場で使用中のもの、1,1,1-トリクロロエタンは周りが田圃だらけなので、薬品からきているもの と考えているのですが、如何なものでしょうか。

アドバイスできる方、書き込みをお願いします。

A 回答 (4件)

トリクロロエタンが「ジクロロメタン由来である」という可能性はないと思いますよ.普通の条件下で,ジクロロメタンからトリクロロエタンが生成するというのは,ちょっと考えにくいです.



ただ,トリクロロエタンがどこから来たのか,はわかりませんね.工場でジクロロメタンをお使いのようですが,純度の低いジクロロメタンであれば,不純物としてトリクロロエタンが含まれている可能性もありますね.
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございます。

分析担当で、現場の状況をいまいち把握していないのですが、やはり可能性は無さそうですね。

1,1,1は、周りの田圃で農薬として使われていたのかなって感じがしています・

アドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/09 17:53

まず最初に 私もジクロロメタンは、自然にはトリクロロエタンには 変換しないと考えます。



私の会社は、今は発売禁止?のトリクロロエタンを製造してました。 製造も禁止かも知れませんね。??
不燃性のため 工場では金属の洗浄等で広く使われて
ましたね。 その際に下水に流れる事が 多々あります。
土壌に染み込む事も多いと思います。
大手電機会社で、工場を取り壊す等で土壌汚染された事例も多いと聞きます。

揮発しやすいので 大気中に拡散もかなりされてますね。
こんなコメントでは 如何でしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

トリクロロエタンも洗浄剤として使用されるのですね。
知りませんでした。

田舎の工場ですが、金属製品を作っている工場なので、
過去に使われてた可能性は大ですね。

もう一度、現場担当者とよく話しをしてきます。

アドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/10 07:57

反応的には炭素が1個のメタンが2個のエタンになるのは起こらないと思います。


法的な面から考えると、金属脱脂剤やドライクリーニング溶剤として使用されていた1,1,1-トリクロロエタンが以前(10年位前だったかな?)国際条約で製造禁止になったために、有害性の低い(とされる)ジクロロメタンに変更した事業場は数多くあるようです。ですから、1,1,1-トリクロロエタンは過去に使っていたもの、ジクロロメタンはその後に使われたもの、ではないでしょうか?
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こんばんは


有機塩素化合物の生物的分解は還元雰囲気下での脱塩素反応によるものと言われています。1,1,1-トリクロロエタンから以上の反応により生成する物質は、1.1ジクロロエチレンや1.2シス-ジクロロエチレンですが、反応が逆に進むことはありません。ジクロロメタンはクロロメタンを経由して炭酸ガスに分解されます。
#3の方の回答しているとおり、以前に使用していたのだと思います。
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