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先日、「フード・インク」というドキュメンタリー映画を見て、アメリカ産の食肉の危険性を知りました。日本でもアメリカからたくさん食肉が輸入されてスーパーなどで国産肉よりもずっと安い値段で売られていますが、日本国内に出回っている輸入食肉はアメリカ現地で売られている食肉よりも危険性は低いのでしょうか?同様に中国産、ブラジル産、オーストラリア産などの食肉の危険性はどうなのでしょうか?

A 回答 (6件)

 とりえあず、どの国の肉も危険性ってのは立証されていないはずですけれど。



 この映画の主張って、基本は食の現場を実際に見ることで、アメリカの抱える労働問題、移民問題、文化の問題、そして超巨大企業による支配を暴きだしていることですよね。確かに我々が知らなきゃいけない問題だし、放っておいたら大変なことになりそうな内容でもあるのだけれど。
 だからといって、ここで紹介されている事例が全部正しいとは限らないでしょう。たとえば「草食性の牛はコーンを食べると消化しきれなくて病原性大腸菌O-157が増える」なんて、ホントかよ、と。実際に日本の牛だって同じような飼料(基本は輸入だし)を食べているけれども、だから病原性大腸菌O-157が増えたなんて話は聞いたことがないです。いったい誰がどう検証したのか、その農家の人の感想に過ぎないのか、ここらへんが全くわかりません。
 そもそも遺伝子組換え作物って、世界に流通しだしてすでに四半世紀たっているけど、いまだにヒトへの危害例で確認されたものがないんですよね。反対派の方々は「長期間摂取したらどうなるかわからない!」って言っていたんだけれど、さすがに「どうも危害性はないみたいだぞ」ってなってきた。だからこそ多くの遺伝子組換え食品反対派が、その理由を「ヒトへの危険性」から「環境への影響」に切り替え、いわば宗旨替えをしているわけで。

 さすがに賞をとるだけの映画ではあるのだけれど、それは「ドキュメンタリー映画として」の価値であって、中身全部が科学的に検証された事実というわけじゃないでしょう。したがっていくらなんでもこれをそのまま信じ込んで、一概に「外国危険」とするのはどうかと思います。立証された危害例があるなら話はまた別(ここ数十年で添加物やホルモン剤で危害が出た例ってないはず)だけれども、「目に見えない危険性が」じゃどうしようもない。
 実際、いわゆる自然派とかオーガニックの業者が喜んでこれをネタにしてあることないこと主張して自分たちのウソ商売に使いはじめています。アメリカの悪徳大企業とどっこいどっこいでは。

 ちなみに、日本の畜肉については一部の特殊な例をのぞいて世界的な評価は決して高くないし、特に安全性についてはマイナスの評価も多いです。なんたって日本は畜産においては後進国なのだから、単純に国産がいい、なんて思っているのは日本人だけかもしれないですよ。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。危険性が証明されていない=安全性が保証されているわけではないですよね。危険性が証明されていないから「別に大したことないんでしょ」という見方をするか、安全性が証明されていないから「危険かもしれないから注意しよう」という見方をするかは人それぞれでしょう。食肉のことに限らず、実際に人体に害が出ているのにその因果関係が発見されていないだけ、あるいは、害が出る危険性を知りながら関係者がそのことを隠していた、みたいな事例は過去に山ほどあるわけですから、多くの人が食べ物の安全性について警戒心を持つのは当然のことだと思います。

お礼日時:2012/04/18 23:39

追記します。

風評の視点はさておき、口にするものですから、健康上の問題ですよね。一時期狂牛病が流行りましたが、アメリカ食肉牛の日本における検査については、確か今はもう全チェックをやってないですよね。基準については嫌でも政府を信じるしかないのだけど、現実的にはどう考えたって抜け目なくやるっていうのが不可能に近いと思います。しかも今後TPPとかになったら、アメリカ基準になりますから一番それが恐ろしいですね。ところで、浅川芳裕著「日本は世界5位の農業大国」っていう本があります。この本は、食料自給率というものが、日本の農業が弱くみせるために作られた指数であるということを暴露した本で、農水省を批判するために書かれた本です。しかし逆に考えれば、日本の農業は捨てたものじゃないです。国産品がたくさんあります。スーパー行っても結構国産品多いですよね。ってことで、ぜひ国産を食べましょう。^^
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この回答へのお礼

情報ありがとうございます。TPPの問題は怖いですよね。安全性を無視して儲けたい人々が推進しているんでしょうが・・・。

お礼日時:2012/04/15 14:52

こんにちは。



色々な心配は沢山ありますよね。

私は、きちんと検査された物だと信じたいですが
心配なのと、ほとんど船便で来てるかなと思い古いと思ってしまうので
買いません。食べません。

また、安全かどうか全部の肉を検査される事はないようですし
詳しく断言できる方もいないし、責任問題もあり答える方いないのでは?
 
私もお弁当や外食する際の使用されてる物まではわからないので
完璧に拒否は出来てませんが、汚い物は見て知ってしまうと嫌ですね。

現地と比べるのもその国の衛生基準とか国民性があるのでわかりません。

放射能問題も、基準を超えた物をどれだけ食べれば健康被害あるのかわからないし
国産の物に関しては復興を願い気にしない事にしています。

この回答への補足

直接クチに入れるものなので、大幅に価格が違うわけではなくて、かつ容易に選んで買うことができるのであれば、なるべく安全そうなものを買いたいですよね。

補足日時:2012/04/14 16:30
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風評被害??


どちらが安全ですか
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/55272033.html

この回答への補足

安全な食肉で産地が偽装されたくらいなら別に構わないんですけどねw

補足日時:2012/04/14 12:31
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「フード・インク」面白そうですね。

わたしは、輸入している食品よりも極力国内産のものを食べるようにしています。アメリカの商業行過ぎる考え方のものは多分日本にはあってないと思いますし当然中国産も食べたくありません。基本的に顔の見えない相手が食べるのですから、どうでもよいと思って生産するようになってしまうこともあり得る話で、基本輸入されているものを避けます。日本は野菜などの国内生産率が高いです。生で食べたりすることのある野菜が国内生産ってだけでもよいと思います。

この回答への補足

私も以前から食材は国産ものを買うよう心がけていましたが、たまに買った後に海外産だったことに気づたり、あるいは加工・調理された後の食品だとどこの産地の材料を使っているのか判りませんよね。「フード・インク」を見て、アメリカの食肉がこんな酷い環境で生産されていたのか、と知りました。食べて病気になることもあるようですから、気にする・気にしないレベルの問題じゃないですよね。さすがに、日本に輸入されてくる食肉はそれなりに危険性チェックを通過したものだと思うのですが、実際はどうなんでしょうね。

補足日時:2012/04/14 12:28
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偏らない食事が大切だと思います。


その昔、インスタントラーメンがいけないと言われた時代もありました。
いま、牛乳飲んでも魚を食べても放射能が怖い。
子供を育てるときにあまりにきれいにし過ぎると無菌に近い状態になり抵抗力が落ちます。その結果、人間の持つ免疫力の暴走がおき、蕎麦や小麦粉でアレルギーになります。
何かが怖いと言って避けているとそれがストレスになって精神不安定になります。
昨年2月までは地球温暖化が怖かったのではないですか?、原子力ならCO2出さないから安全と思っていませんでしたか?、今は原発が怖いでしょう?、
図太く生きましょう。死ぬ時は死にます。人間は間違いなく死にます。そのときまでよく考え、一時の「偏った風潮に流されず」賢く生きましょう。

この回答への補足

もちろんバランスの良い食事は大切ですね。

補足日時:2012/04/14 12:11
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