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警視庁は、いわゆる「東京都警察」だと思うのですが、何故他道府警のように警察本部ではなく、「警視庁」という名称なのでしょうか?
また、警視庁の「警視」は警察官の階級である「警視」と同じものでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

元々の由来は、戦前にさかのぼります。


明治政府は、東京に、首都の治安を担当する「大警視」を置きました。名前の由来は知りませんが、時代背景からいって、フランスのそれを翻訳したものではないかと思います。大警視の役所、つまり警視庁です。ただ、当時は警視庁というよりは、大警視がどうした、という言い方が普通だったみたいです。

その後、東京市が廃止されて、現在の23区に当たる地域は大警視の後身、警視総監の管理下に置かれます。このとき、役所としての警視庁が確立したようです。すなわち、他の府県は、内務省の出先機関として知事の下に「警察部」が置かれていましたが、東京では警視総監が警察業務のほか普通の行政も行いましたので、早々と、独立した役所としての警視庁が現れたのです。戦後、警視庁も他の道府県警同様、警察業務のみを担う東京都の一機関となりましたが、戦前の呼称を受け継いで、警視庁としています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
何故警視庁があるのか、どうして警視庁という名なのか、理解することができました。

お礼日時:2004/02/11 17:35
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/11 17:36

第2次世界大戦後、地方自治体が警察権を持つようになりました。


それで財政上、自治体警察を持つことが困難な町や村を管轄する「国家地方警察本部」(現在の警察庁)と「各地方自治体警察」が誕生しました。
その時に、自治体警察には東京警視庁や大阪警視庁というものが出来、やがて、東京の警察だけが単独で警視庁と名乗るようになりました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/11 17:35

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