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リニアモーターカーは、今現在JRで、実用化に向けての実験走行が行われていて、アメリカにも日本からの売込みを行っているようです。
開発から実用化までかなりの時間が経過していますが、高速走行のリニアモーターカーは、日本だけのもの、他国でも高速リニアがあるのでしょうか?
それと他国でもあるのならば最高速は日本製が一番でしょうか?

A 回答 (4件)

 日本と他国のリニアモーターの違いは、超伝導と常伝導の違いだけではなくて、磁石を反発させるのと吸着させるのという、浮上方式の違いもあったと記憶しています。



 吸着方式(正式名称は失念)のリニアモーター製作はそれほど難しくないのだそうですよ。おまけに安い。

 それに対して、反発方式(正式名称失念)のリニアは難しい。エネルギーも食うので超伝導が必要なわけです。

 日本方式はレールに付いた磁石と列車の床下の磁石を同じ極にして、反発させて、車体を浮き上がらせます。次々に極を変えて車体を移動させるわけです。

 浮上幅が大きく、浮上方式が反発力ですので、上下に車体が揺れ動いて一瞬レールの磁石と車体の磁石が接触しても、離れます。それゆえ地震で揺れても接触の心配が少ない。だからすごい速度が出るという話でした。

 それに対して外国のリニアは、レールの磁石が車体底部の磁石の上に来る形に配置し、レールの磁石と列車の磁石を逆の極にして、吸い付かせて、車体を浮き上がらせる方式だという説明でした。

 とても安上がりで技術的にも簡単ですが、浮上幅が狭いうえ、くっつく方式で浮上していますので、地震で揺れて上下の磁石が一瞬でもくっついたら最後、離れません。離れなければ、車体は急停止してしまいます。

 それゆえ地震に弱く、速度も出せない(理論としては出せるが万一の揺れ・接触を考えると怖くて出せない。多数の人を乗せた営業運転では出すべきではない)。

 リニアの実験線が出来たころ、さかんに言われた日本方式の自慢話です。

 質問者さんのご質問が、理論上の話なら、どこの国のリニアモーター列車でもすごいスピードは出せるはずです。レールに触れていなければ1センチも10センチでも同じですから。

 実際、作るのは簡単らしく、中国でもサッサとリニア電車が動いていますね。ろくに実験した形跡もないのに、もう作って営業している。

 実験線でなら実際、違いのない速度を出していたと思います。

 が、予想外の風による振動や地震による振動などを考えると、よほど「地震はない!」ということに自信を持っている国や、「人命なんてどうでもいい」という思想の国以外は、そんな高速は出せないという状態ですね。
 
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イギリスが世界初開業で、(バーミンガムピープルムーバ)


1984年、バーミンガム空港~バーミンガム国際展示場駅間で
開業され、その後1995年に廃止されました。

他は、日本・ドイツ・中国、最速は、日本の時速581km。
今後は、マレーシア~シンガポール間で導入を提案。
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 ニュースの記事によると、リニアを開発したのはドイツと日本だけで、ドイツはコストの面で高速リニアの実用化は断念という風には書かれていました。



 ドイツのリニアは常伝導で1cm浮かして走らせる方式ですが、日本は超電導で10cm浮かして走るため、安定性が良いようです。

 通常の電車よりも高速化が容易だと思うので、今後は500km以上にする事も夢ではないと思います。
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中国では営業運転をしています。

ですが、路線が伸びません。
http://www.hzinfos.com/traffic/linear.htm

日本はまだ試験中ですが500kmを出しています。
リニアではないフランスTGVの試験で570kmが記録です。
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