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という意見をときどき目にします。
具体的にどういう意味で使われているのでしょうか?

辞書をひくと

■あん‐き【暗記/×諳記】
[名](スル)文字・数字などを、書いたものを見ないでもすらすらと言えるように、よく覚えること。「英単語を―する」「丸―」「―力」

■ぼう‐あんき【棒暗記】
[名](スル)文章を、意味や内容に関係なく、そのまま覚えること。「年表を―する」

■まる‐あんき【丸暗記】
[名](スル)そっくりそのまま暗記すること。「教科書を―する」

[使い分け]
「棒暗記」「丸暗記」は、内容を理解しないで字句のみを覚えること。
  http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/9573/m0u/

とあるので、なるほど数学に限らず暗記は基本だし必須だと思えると同時に、暗記を丸暗記の意味で使っている人がかなりいるみたいにみえます。

丸暗記だけだと少し条件をいじられたら対応できないはずですし、全部自力だと解法を発見できるまでに時間がかかりそうなので両方うまく組み合わせるのがよいのではないかと思うのですが、表題の主張者は頑なに暗記だけでいいという言い方をしているように見受けられます。

将棋で定跡をたくさん覚えても勝てるわけではないし、全く知らなくて序盤不利になって微差のまま押し切られて終盤力が発揮できないまま終わるという両極端な例と同じようなものではないんでしょうか。将棋は暗記だと言っていたアマ四段の人を知っているので話はややこしくなりますが。

よく暗記したものを組み合わせれば解けるし考えるのは無駄だという言い方をみかけますが、実際は理解しているから組み合わせ方の判断がつくわけで、道具として溜め込んでいるのに(言っている当人にとっては)カッコつけて棒暗記だと言っているか、単に言葉のアヤで理解という言葉を忌避しているのかなと思うのですが、どうなんでしょうか?

実際の所丸暗記はどうやってるんでしょう?何十回も音読してお経を暗唱するような感じですか?俳優がセリフを全部言えるように中身の正否を除外視して解法を言えるってことですよね?

数学のいいところは暗記なんかしなくても問題が解けるところだと思うし理解したほうが早いのではないかと思うのですが。

丸暗記を批判しているのではなく、自分自身の学習法に悩んでいるのでもなく、
(1)どうやって丸暗記しているのか
(2)暗記と丸暗記を混同していないか
(3)暗記はあたりまえなのになぜことさらに考えるのを不要だと強調するのか
という質問です。

A 回答 (6件)

>(1)どうやって丸暗記しているのか



与えられる問題をパターン化してすべての解法を覚える。

(2)暗記と丸暗記を混同していないか

混同していないからこそ,すべての解法を覚えるのです。「丸暗記だけだと少し条件をいじられたら対応できない」というのは覚えていない条件についてはその通りですが,条件が違っていてもすべての条件について覚えておけば解答を書くことができます。
「暗記したものを組み合わせれば解ける」というのではなく,組み合わせ自体をすべて暗記するのです。

(3)暗記はあたりまえなのになぜことさらに考えるのを不要だと強調するのか

考えることができなくても高得点が可能だと主張しているのです。そしてそれは実際に可能です。考えるのが不要だと言う主張ではありません。

この回答への補足

「与えられる問題をパターン化してすべての解法を覚える。」→つまりそのパターンはせいぜい有限個しかなくて、実際上多くて1000個くらいしかないということですか?他の補足と重複しますが、その場合の暗記すべき台本に相当するものは何になるのでしょう?そういう参考書があるということですか?

「混同していないからこそ,すべての解法を覚えるのです。」→それは中身をまったく理解していなくても使える方法なのですね。驚きました。

補足日時:2014/12/26 23:07
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この回答へのお礼

図書館で『高校数学解法辞典』(旺文社)を昨日みつけました。3377題の問題が載っていて、序文にはすべてのパターンが網羅されているとありました。こんな本あるんですね。

実際にこの辞典で勉強している人なんて聞いたことないのですがこの辞典ならば何割かでも丸暗記すれば大概の問題に対処できるのかもしれません。

知り合いの知り合いに岩波数学辞典第3版を全部暗記した人がいると聞いたことがあります。法学部行くような人ならそのうち何%かは六法全書くらい平気で丸暗記しますよね。だれでもできるかどうかは別にして、そういう能力を持つ人がいても不思議ではないってことなんでしょうね。

お礼日時:2014/12/29 01:16

思考は比喩だという話を聞いたことがあります。

つまり当面の課題を○○とし、記憶されている体験を××とすると、今考えている○○は過去に経験した××のようなものであるというのが、○○を理解したことになるというのです。反対に××に当たるものが記憶にない場合、○○は理解できないということだったと思います。要するに文字通りたとえようのない課題は解決できないということのようです。ただその課題を新たな体験として記憶の中に組み込めば、次に類似の課題に直面した時に、この○○が今度は××として働いてくれるのではないかということのようです。この話は、あなたが言う意味での棒暗記が比喩の原材料として使われるということを意味しているように思われました。
 劇の台本については、台本の棒読みとアドリブを含めた役者の表現にたとえてみたらどうか、と思いました。棒読みは棒暗記に通じます。これだけでは劇になりません。役者が直面する課題としてイメージしているものを○○とすれば(棒)暗記された台本は××に相当するように思います。音楽でも楽譜の暗譜というのがありますが、暗譜だけでは演奏にならないそうです。演奏者の解釈がなければ演奏にならないらしいので、これも同じようなことなのかと思います。
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私の例で失礼、私は「暗記がきらい」だから三角関数の和の公式


など本番でゼロから毎回証明し直した。運が悪いと七分掛かるが
乗っていると三分で終わりだ。東大は「アホ」のようにこれを
「素」で出す、大学としちゃ「この程度の式の変形も出来ない奴は
来るな」という足切りだ。
暗記の天才だった(まだ生きてる)妹は、「歌、韻文」にした。
「越します越します、明日越す越す」
「越さない越さない、いついつまでも」
以上cosの項。後は忘れた、褒めてやった。
そうしたら公務員試験で小六法を韻文にしちゃった。
ムツカシイ家庭裁判所調査官を落ちた、激烈なのだ。
一年間東大の聴講生(もぐりだと思う、当時東大は女子が少ないので
すぐバレるが、男子ばかりだと教授も嫌だ、無視になった)
のふりをして医学部の精神神経科、文学部心理学科を廻った、
それも男子最低二人を「引き連れて」歩く、完全に「女王様」で評判になった。
医学部教授は、家庭裁判所ではなく法務省心理技官を薦めた。穴だ。
だが「保安職俸給表」だから「基本的に365日官舎住まいだ」
適当にごまかして自宅から車にしたが本田シビック「初版」だから
霜が降りるとエンジンがかからない、激怒するが仕方が無い、タクシーで行く。
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この回答へのお礼

小六法を韻文というのは驚きました。
おもしろいエピソードありがとうございます。

お礼日時:2014/12/26 23:13

私は「理解した解法をいつでもスムーズに記述出来るようになること」


だと考えて実践し、それで成績は上がりました。
客観的には反復演習ですが、
「何度も解く」意識ではなく
「答案再現のためのトレーニング」としてやったということです。

暗記を過度に強調する意見があるのは、
ふつう数学が理解を重視し、そのように教えられているからかもしれません。
数学(算数)で体に叩き込むことをされたのは、私の記憶では「九九」くらいでした。

歴史科目で「流れの理解」をやたら強調する人が多いのも似てますね。
受験レベルの歴史なら結局は「知っているか知らないか」で、
必ずしも理解していなくても、論述含め高得点は可能なんですが(私がそうだった)。
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この回答へのお礼

小平邦彦が何かの文章で九九など基本的なものは理屈なしに覚えさせるべきと書いていたのをみたことがあります。

「流れの理解」→なにか山崎正和の表現の自意識みたいな話ですね。ワタシには流れとか英語の授業で聞いた木を見ずに森を見るというのがピンと来ないでいます。

お礼日時:2014/12/26 23:12

予備校などでは


「数学は算数と違い、ある意味暗記科目だ。暗記で乗り切れるので、算数が苦手だった人でも、暗記を頑張ればこなせる。」
といいますし
とある「京大少年」という本の中では、宇治原氏の発言として
「数学は問題のパターンが決まっていて限られるから、一冊の本を何度も繰り返しやって、問題を覚えてしまう。」と書かれています。

1:暗記は一冊の本を繰り返し行うことで覚える
2:暗記では足りない人は、完璧に丸暗記している。実際に知人で、全く思考力がないが、暗記力だけはあるという人間が、大学への数学を問題と解答を全て完璧に丸暗記するという技で京大へ現役合格しています。
:そんな主張はなされていないと思います。思考力が人よりも優れている人の場合は、最初の基本の公式さえ覚えていなくても、考えれば全て解けるからです。

この回答への補足

ワタシは例えば一つの英文をスラスラと暗誦できるのに音源を100回くらい聞かないと覚えられませんし、それでも数日たつと忘れてしまいます。例にだされた少年の場合はやはり100回くらいは繰り返しているのでしょうか?

「考えれば全て解けるからです」う~んそれはどうでしょうね。ガウスならそうかもしれませんけど。

補足日時:2014/12/26 23:02
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受験勉強というのは、出された問題に正解が書ければよいということですから、解法を覚えていればよいということで、条件を変えられたら、書けないというのと少し違います。

道順の覚え方にたとえてみたらどうでしょうか。道順は一つではないはずですが、可能な道順すべてを頭に入れることは不可能だし意味もない。しかし少なくとも一つは覚えておかなければ目的地に到達できない。条件を変えるというのは途中どこかに寄ってというようなものでしょう。数学の暗記に関してはこういうことではないでしょうか。

この回答への補足

つまり、ここでいう丸暗記とは模範解答を一字一句暗記することとは異なり、道筋を理解して自力で再現できるということでしょうか?

そうするとそれは丸暗記ではなく暗記ということですね?

つまり表題どおりであると。

ちなみにその場合に俳優にとっての台本に相当するものは何になりますか?

補足日時:2014/12/26 22:58
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