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こんにちは。

東日本大震災の後の色々な報道を見て、ここ数年で地震が来るものと想定して、色々考えた末、今年竣工した14階建てマンションの3階を買ったのですが、その後また調べてみると阪神淡路大震災で下層階が座屈していたという記事を読みました。建築基準法が改正になった後の、最近のマンションでも低層階や中層階の座屈の可能性があるのでしょうか?

どこの階が座屈してしまうにしても、結局マンション全体が使い物にならなくかとも思うのですが、少なくとも自分たちが住んでいる部屋が夜中に地震が来てひしゃげて外にも出られない(一応ドアフレームは耐震ドアになってはいます)というのは嫌だなぁと思い質問させて戴きました。

色々調べてみて、高層階は揺れるので力が逃げ、低層階は力を逃がせなくて座屈する(私の読解力での理解なので、違っていたらご指摘お願いします)らしいと分かったのですが、座屈するのに全体の高さとその位置(例えば14階建であればどこか必ず特定の階に力がかかる)で座屈する階が決まるという事なのか、上部に行く毎に梁が小さくなると聞いたので、その梁の高さが変わる上または下の部屋に地震で上部が振れて揺れた力が集中してかかる事になり座屈するのか、よくわかりませんでした。
構造計算はすごく難しいと聞いた事があるので、単純な話ではないのかとも思いますが、大体で良いので知りたいと思います。

また、梁の高さが変わるというのは、天井高(もしくは階高)が低層階、中層階、上層階で違ってきているので、それが梁の高さの違いを表していると理解しているのですが、それは正しいでしょうか?

お時間のある時で結構ですので、どなたかご説明戴ければありがたいです。

どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

私は実際に阪神大震災の翌日に現地を視察したものです。



デパートやビルのほとんどは3階と4階部分がぺしゃんこになっていました。
これは阪神大震災の特徴として、縦揺れが激しかったためと思っています。

そんな中にあって、神戸市役所は新旧のツインビルのようになっており、旧ビルの方は崩壊、新ビルの方は外見上は無事のように見えました。
つまり、その時点での新ビルではすでに縦揺れには耐えれたと言うことです。

わたしが気にしているのは、免震装置というのがほとんどが横揺れには有効であるものの、縦揺れに対する免震効果を考えていないのではないかと思うのです。
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この回答へのお礼

おはようございます。
現地を見ていらした方からの回答という事で、とても為になりました。
仰る通り、縦揺れだとどうなのかと私も思っています(結局下層階に上の重さが全てかかってしまう)が、こればかりは考えても仕方ないかと思っています。

何にしろ、どうもありがとうございました。

お礼日時:2015/10/10 10:13

根本的な事を確認します。



民間の建物全ては、「ある震度以上のエネルギーで、」壊れるように出来ている、と言うことです。

いやな言い方ですが、例えば、「震度6までは、倒壊しない。」という基準を設けると、「震度7では、倒壊するかも知れない。」と
思う必要があります。

勿論、本当に倒壊するか、と言えば、ある程度の「余力」を持たせているので、実際は、そうとも限りません。

しかし、民間である以上、建設するほうも、「限りなく安全を追求する」訳にも行かず、建築基準法、及び関連法規に合致するように
設計、施工をしているのが、本当のところです。
安全も確保して、利益も追求する。その結果、例えばマンションであれば、何とか購入できる金額内で、工事費を収めることができる、と
言う理屈です。

さて、座屈については、専門ではないので、解りませんが、基本は、阪神淡路と同レベルであれば、大丈夫の可能性が高いと思います。
建築基準法の規定(基準)は、大きな地震のたびに、その事例を飲み込んで、強化されてきています。
この為、もし同様の事例であれば、最近の建物であれば、大丈夫だと、勝手に思います。

柱と梁に関しては、一般的に、下の階の柱と梁は、その断面が大きくなります。
これは、限度がありますが、上の階ほど、柱と梁の断面が小さくなる、ということです。
上からくる重さに耐えるために、当然と言えば当然です。

マンションでの階高は、基本的に大きな梁の下から、想定される床までの高さが、許容できるかどうかで、決まります。
極端な例で、一番大きな梁の下に、住戸の出入り口を設けようとすると、「せめて、2Mの高さのドアが欲しい。」との
思いから、最低必要階高みたいのが決まります。

仮に一番大きな梁が、1.2Mだとすると、階高は、2Mのドアを設定すると、3.3M位にはなります。
この時、天井高を2.4Mとしても、残りは、0.7M位残ります。

階高は梁の大きさで決まるので、当然、上の階では、階高は小さくなっていきます。

以上
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建築基準法通りに適法に建てられた建物であれば、構造にかかわらず、震度7までの地震なら倒壊しません、当然柱の座屈もありません。


それなら震度8ならどうなんでしょう、これは未知の領域です。心配しても、これ以上の安全性を保った構造物はありませんので、逆に新しい建物ならどこに住んでも同じ危険なのです。(安全と言うべきか)

階の高さが変わる原因は梁の大きさもありますが、部材はできるだけ小さくした方が経済設計なる(上に何階も積み足せるし、下の階の部材も小さくできる)
からです。
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この回答へのお礼

こんばんは。

回答どうもありがとうございました。
「新しい建物ならどこに住んでも同じ危険」というくだりを拝読し、ほっとしました。
ありがとうございます。

ところで、「部材はできるだけ小さくした方が」という事ですが、具体的にはどの部材の事を指していらっしゃるか教えて戴いて良いでしょうか?

どうぞよろしくお願い致します。

お礼日時:2015/10/10 22:18

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