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光合成における金属錯体の役割を教えてください。

A 回答 (1件)

植物の光合成の際に中心的役割を果たすクロロフィルがマグネシウム錯体です。



光合成ではマグネシウム錯体が集光性色素として重要な役割を演じ、光合成に必要なエネルギー源であるATPを合成します。

<光合成の化学式>
二酸化炭素+水 + 太陽エネルギー ⇒ ブドウ糖 + 水 +酸素
6CO2+12H2O ⇒ C6H12O6+6H2O+6O2

実際には明反応→暗反応の2段階を経ます。

<明反応の化学式>
水 +(NADP+)+ 太陽エネルギー ⇒ NADPH + 水素 + 酸素
12H2O+12(NADP+)+太陽エネルギー ⇒ 12NADPH+12H+6O2

光のエネルギーを利用して水が酸素に酸化されるとともに,二酸化炭素の還元に必要なNADPH2+とATPをつくりだす。

クロロフィル細胞膜がMg2+やCl-を通すために電荷的中性は保たれ,ATP合成の駆動力は電荷勾配ではなく,pH勾配だけに依存する。
(マグネシウムイオンMg2が重要な役割を演じています)

<暗反応の化学式>
二酸化炭素+NADPH+水素 ⇒ ブドウ糖 + 水 + (NADP+)
6CO2+12NADPH+12H+⇒ C6H12O6+6HO2+12(NADP+)
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この回答へのお礼

助かりました。
ありかとうございます。

お礼日時:2017/05/08 07:19

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