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「何はなくとも寺や神社を発見すれば、些末な小銭を投げ入れて祈る」

…とこういった文章を日記に書いていて気づいたのですが、寺と神社の違いを判っていないことに気づきました。今まではなんとなく同じものだと思っていたのですがさすがに違いますよね。

どうか明確な違いを教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (13件中1~10件)

 仏教とゆうインド伝来の宗教を奉っているのが寺(寺院、仏閣)。

寺院には仏教の神様(如来だの菩薩)を奉ってあるものの他に、仏(死んだ人。ここでは死んだ偉人)を奉ってあるものがあります。
 昔、呪いとゆうものは真剣に信じられており、時の政治等にも影響を与えました。故に、政治の中心にいた者を無実の罪で殺したり、暗殺してしまった場合「盛大に祭らなければ呪いによって都が滅びる」と真剣に考え、神社や仏閣を作って神(仏)として奉りました。いわゆる天神様こと菅原道真公等が良い例です。今でこそ学問の神様ですが、当時の人は道真の死後に相次いだ「呪い」(勿論偶然でしょうが)を払う為に、必死で寺院を建て、神として盛大に奉りました。

 神教とゆう日本古来の神々(天照大神とか須佐之男、あるいはその土地に住む八百万の神々)を奉っているのが神社。中でもNo.1の方の言っているような天皇や天迩岐志国迩岐志 天津日高日子 番能迩迩芸命(アメニキシクニニキシ アマツヒコヒコ ホノニニギのミコト。天皇家のご先祖様、いわゆる天孫)を祭っている神社を○○神宮と言います。
 死人は基本的に天皇以外に奉る事は無い(故に神社に普通の墓は無い)が、戦争で死んだ「英霊」は寺院ではなく神国、天皇の為に戦ったとして神社に祭られます。 その様な英霊が単独で祭られる事は殆どありませんが、東郷平八朗(ロシアバルチック艦隊を(運で)破った世界的に有名な提督。フィンランドでは未だに東郷の栄誉を称える東郷ビールwが販売されているおかげで、下手をすると日本より有名)は運の神様として原宿の東郷神社に奉られてます
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この回答へのお礼

なんていうのか、知的好奇心をびんびん刺激させてくれるお答えです。ううん、なんておもしろいのかしら。
おばかなわたしには疑問を挟めるような余地が見あたりませんので、お礼のみを述べたいと思います(逃げ!)どうも、ほんとうにありがとうございました!!

お礼日時:2004/08/29 17:58

 あ、代表例であげた菅原道真を祭っているのは太宰府天満宮で、神教です。

どうやら公家レベルだと「皇族に連なる」扱いで神社だった場合もある様です。スンマセンw
 でも、祟りを恐れて神社や仏閣を建てたのは本当。
 金閣寺も天皇家を陥れるために足利義満(一休さんの将軍様。政治の力で天皇になろうとしたスゴイ人)が作った為に、朝廷としては壊したかったのを、野望達成直前に「不慮の死w」を遂げた義満に対して「(暗殺した上に)そこまですると祟られる」とゆう事で金閣寺を残し、鹿苑天皇として「寺院」に弔ったとゆう事です(名ばかりの天皇とゆう事でしょうね)。
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そもそも本来の仏教は悟りを開くことが目的であり、


仏を祭るといった行為は無かったようです。
お寺の始まりは僧が布教の途中、村人などに提供された家屋などに雨季に集まったり、布教をしたりしたのが始まりだと聞きました。

ですから本来は
お寺=僧のいる所
神社=神様のいる所
という区別ができたのではないでしょうか。

しかし、仏教も中国→日本と伝わるうちに様変わりしましたし、日本のお寺では仏様を祭っている所が殆どなので、偉い人を祭ってご利益を得るという点では似たようなものになってしまっているようです。

個人的には、根本的な思想の違いから、お賽銭をあげてご利益があるように祈るのでしたら神社のほうがよいのかなと思います。
 お釈迦様はあくまで悟りを開いて正しい人生を送ることを説かれたらしく、神様に祈れば救われるとか病気が治るなんてことは言っていないそうです。
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この回答へのお礼

悟りを開かれたお釈迦様もあろう方が、神様に祈れば救われるよ~なんて他人頼りの俗なことを言うわけが、ちょっと、考えてみれば、ないですね。あははは笑
なんだか個人的に思考が覆されたというかなんというかようするに、ツボを突かれました。どうもありがとうございました!

お礼日時:2004/08/29 17:55

お寺でも、賽銭箱を置いてあるところは多いと思いますよ。

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>些末な小銭を投げ入れて祈る


>今まではなんとなく同じものだと思っていた

厳密に言えば、作法は各宗教などによってまちまちですが、
神社では「拍手(かしわで)」を打ちますが、お寺で「拍手」を打ちません。お寺では、勿論ご存知でしょうが、手を合わせる(合掌)ものですよね。

また、神社には賽銭箱がありますが、お寺にはありません。つまりお金を投げ込むものがありませんので、ひょっとしたらご相談者の方は無意識のうちに「神社」を選んで参っておられたのでは?
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神社は弥生時代に稲作が始まった時代に


自然の恩恵に対する感謝・尊厳に対して始まったものと思われています。
従って神信仰の対象は 山・森・石・神木などが神を体現するものと
扱われてきました。この頃は未だ神社は無かった。

やがて奈良・平安時代になり神の人格化が行われ
神社の建築が始まったみられます。

天皇家の祖先 天照大神は伊勢神宮
明治神宮は明治天皇を祭る為に造られたもの

出雲大社は天照大神によって滅ぼされたと思われる
大国主大神が祭られていて、確かここだけお参りのしかたが
違ったと記憶しております。

この回答への補足

あれ?よく分からないんですが、
>>神社は弥生時代に稲作が始まった時代に…
とあって
>>この頃は未だ神社は無かった。
どういう意味なのでしょうか?

補足日時:2004/08/29 17:48
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 神社は、境内に誰を祀っているか書いてあります。


 日本や中国の信仰で、力を持った人が死ぬと“神”になると言われています。その神が住まうところなので、「神の社」と書きます。天皇皇族以外に、藤原道真、吉田松陰、松尾芭蕉、徳川家康らを祭る神社もあります。8月になると問題になる靖国神社は、第2次世界大戦で戦死した人たちの英霊が祭られています。ここには「戦争犯罪人」も一緒に祭られているため、中国や韓国が、大臣の参拝に反対します。

 寺は仏ですね。とはいえ、大乗仏教には「権化」という思想があり、それによると仏の化身が人々の前に現れ、導きます。したがって、神と祭られた人々は、実は仏の権化なんだよ、と。
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私個人の解釈ですが・・・



神主さんがいて、鳥居があって、注連縄がかけられて、鈴があるのは神社。
基本的に日本古来の「神」をお祭りされていて、八百万(やおよろず)の神々というほど多くの神社が全国にあると思います。
といっても、自然を畏れ敬っている神社(ご神木とか)、伊勢神宮(アマテラスオオミカミ)といった日本古来の神を祭る神社、特定の人を祭る神社(菅原道長の北野天満宮など)、明治政府がつくった天皇のために死んだ人びとを祭る靖国神社に大きく分類できると思います。

お坊さんがいて、鐘があるのはお寺。
仏教のお釈迦さまの教えを学ぶために人々が集まる場所。また、仏教徒のご先祖さまをおまつりする(亡くなった方も仏様)場所だと思います。

大晦日、除夜の鐘を衝きにお寺へ行き、年が明けると初詣をしに神社へ行く。
日本人って不思議ですね。
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この回答へのお礼

>>大晦日、除夜の鐘を衝きにお寺へ行き、年が明けると初詣をしに神社へ行く。
日本人って不思議ですね。

そういう見方もあったのかー…!とぽぽんぽん膝を打ちました。言われてみればほんとにそうですね。あれ、ほんとに不思議だー。
面白い見方のお答えどうもありがとうございました!!

お礼日時:2004/08/29 17:46

お寺は仏教ですからお釈迦様とか阿弥陀如来とか、つまりは仏をまつっている所です。


除夜の鐘を鳴らすのはお寺さんの仕事ですので、全ての寺にある訳ではないですが境内に鐘つき堂がありますね。それと、祀っているのが仏様ですから当然ながら仏像や仏絵などが置かれています。

神社は神道(しんとう)、大抵は日本神話の八百万(やおよろず)の神を奉っていますが、実在した人物の功績をたたえて神様にすえている神社などもあると思います。
神社には鳥居があり、くぐって境内に入ると大抵は狛犬が出迎えますが、稲荷神社の狐のように他のものが狛犬の代わりをする事もあると思います。

仏教や神道を学んだ訳ではないので間違っているかも知れませんが、大まかなイメージではこんな感じだと思います。
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寺は、仏教。

お釈迦様、如来、菩薩等がまつられています。

神社は神道。八百万(やおよろず)の神(日本古来の信仰に由来する)がまつられています。昔の天皇を祭ったところもあります(例:明治神宮)。

とは言え、明治時代の神仏分離以前は、神仏習合(神仏混交)といって、日本古来の神の信仰と、仏教が混ざり合った状態もありました。

その名残で、今でも、大きい神社の一角には、お寺部分があったり、大きな寺の一角には、神社があったりします。
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この回答へのお礼

それだとわたしが好んでよく行くのは神社ですね。
個人的にお寺はなんだか身分の違いのような、なんていうか…格調が高いのでもうちっと気楽になれんのかぃというような感じがあったんですね。便所の神様もいる八百万の神さまのほうが親近感を感じやすいというかなんというか笑

お答えいただいてどうもほんとうにありがとうございました!

お礼日時:2004/08/29 17:42

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