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CTスキャンで検査をしたところ肺の右後ろ側に大動脈に沿って腫瘍と思われる影がでました。
血液検査では特に癌を示すマーカは認められない。
また、気管支鏡検査で肺内部の目視では異常は認められず、腫瘍付近の組織検査の結果もやはり異常は認められないとの医師の診断でした。
担当の医師曰く、まれであるが先天的に肺の成長に問題があり同様の影ができることもある。また、肺の外側、つまり背骨の六感神経付近に腫瘍ができることもある。とのことでMRIでさらに情報を集めた上で、腹腔鏡検査、開腹による確認などが必要になるかもしれない、いづれにしても悪性か良性かも判断できない状態。
同様な症状などの症例がありましたら教えてください。

A 回答 (4件)

phoenixsさん、こんにちは。


意見を述べさせていただくにあたり、年齢(・・台)と性別がわかるとある程度、鑑別疾患を限定できるのかと思いました。

 お話を拝見する限り、肺の腫瘍か、胸膜の腫瘍か、縦郭(胸腔内で肺と肺とに囲まれている部分の腫瘍のどれかということでしょうね。
CTの所見は肺内よりは、それ以外の可能性が高いと考えられます。

 一応、肺の疾患であれば、先天性のものとして肺分画症(悪性ではない)などが考えられますが、典型的なものではなさそうですね。
 胸膜の疾患であれば、胸膜中皮にできる腫瘍(肺の表面や、胸壁側の胸膜に発生し這うように発育するもの)などがありますが、喫煙や職業歴(アスベストなどと関係)と発生が関与していたりしており、若い人には稀な疾患です。治療は急ぐ必要がありますね。
 良くあるものとしては、後ろのほう(後縦郭腫瘍)にあるとのことなので、神経(肋間神経や交感神経)由来の神経原性腫瘍があります。神経由来で大抵は良性なので、それほど治療を急ぐ必要はないものです。ただ、大きくなるものであれば、手術的な加療は必要になるでしょう。

 ありがちな疾患について書いてみました。ただ、実際の写真を見ているわけではないので、どれが疑われるのかわからないので、主治医の先生と相談をしてみてください。検査として、性状や周囲組織との関係を知るためにMRIなどを行うことはよくあります。確定診断は体表から針を刺して組織をとらなければできないことが多く、胸の場合に肺に穴を開けると気胸という合併症が起こりことがあり、やらないこともたたあります。そういった場合には最終的に手術(生検)を行い診断をつけることになります。ただ手術をするにしても、ある程度その先のことを予想して進める必要があるので、ましてや大動脈の近傍のしゅようであれば、画像検査は必須ということになります。

この回答への補足

teizanさん、こんにちは。
ご回答ありがとうございます。

ご質問(年齢、性別等)について補足させていただきます。
年齢は40才代後半、性別は男、身長181cm、体重66kg、喫煙は過去全くなし、職歴的には一般の技術系(自動車、IT)会社員です。
疾患の識別に役に立ち、追加の情報があるようでしたら教えてください。

補足日時:2004/08/29 10:07
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この回答へのお礼

teizanさん、投稿ありがとうございます。

ご専門とのことで、非常によくわかりました。特に主治医とほぼ同様のコメントを頂き、ある意味安心してこのまま病院等を変更する必要がないように思えてきました。(実は、この辺が心配でした。)

なお、年齢等の補足を投稿させていただきましたので、追加の情報がありましたらご回答をお願いします。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/29 10:29

そういえば、最近の調子はどうですか?

この回答への補足

teizanさん、お気に留めていただき有難うございます。

その後の状況をお知らせします。
MRIによる検査では、CTの結果に対して腫瘍(陰)が肺の外側にあることが特定できましたが、やはり生検でないと病名、良性/悪性が特定できないので胸腔鏡検査を行うことになりました。
主治医曰く、その胸腔鏡検査の結果は、当初一つの候補とした「肺分画症」ということで正常な肺のほかに先天的に奇形の肺ができていたのだそうです。teizanさんは専門家のようですのでご存知とは思いますが、その奇形の肺は、一般的には新生児(児童)の検診等で発見されることが殆どで直ぐ摘出手術をするものだそうです。また、症例としても非常に珍しいもので主治医(30代後半or40代前半)の経験でも3例目とのことです。
因みに、退院直前に主治医の方から胸腔鏡での手術をVTRで説明してもらいました。今回の手術は、ある程度前日に他の先生方と一緒に予想を立ててあたったとのことですが、左肺+切除した肺が相互におよび横隔膜に相当な癒着があったこと、切除した肺が大動脈から直接血管でつながっていたので慎重に手術を進めて行ったこと、また、切除時に肺に溜まっていた膿が体内に出てしまったが洗浄したこと、その膿には特に細菌感染等はなかったこと、などを丁寧に教えてくれました。
9/17に検査+手術となり、不要な肺を切除しましたが、手術後は順調な経過で昨日退院しました。現在は、手術の傷(胸横に四箇所)、痛みがあるのを除けば、殆ど手術前と同様に回復しました。

以上、結果オーライというこです。貴重なアドバイス有難うございました。

補足日時:2004/09/21 17:47
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この回答へのお礼

teizanさん、
今回の質問に色々なコメント、アドバイスを有難うございました。

その後の状況は補足欄に記述してとおりですが、手術後も順調で昨日退院しまいた。もう数日間は今までの日常生活をして体調を整えるよういわれていますが、手術の傷が痛むのを除けば、殆ど手術前と変わらない位になりました。
今回の手術で大変いい経験をさせてもらいました。皆様からの色々なアドバイスやコメントを貰い、ヒューマンコミュニケーションの大切さを痛感しました。困ったときの神頼みもありますが、やはり人間頼みが優先ですね。
お互いあってほしくはないですが。また何かありましたらよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/09/21 12:08

phoenixsさん、補足に対するコメントを追加します。



 年齢が40代後半とのこと、悪性疾患など好発年齢としては少しお若い気がしますが、けしてそれは発症しないことを保証するものではありません。ただ、腫瘍の場所と、CTから想像するに、悪性疾患の可能性は少ないと考えます。ただ良性の疾患であっても、いずれにせよ手術的な診断および加療が必要になるものと思われます。
というのは、発見された原因が検診なのであれば、昨年のレントゲン写真で映っていなかったことになり、増大傾向があることになりますよね。あるいは何らかの症状が病院に通院するきっかけだったのであれば、それを切除することにより、症状がとれる可能性もあります。加えて、仮に良性のものでも長期放置しておいた場合には、大きさがより大きくなったりした際には、ときとして切除が不完全になり、再発といったことも考えられます。
 
 CT像の記述のみでのアドバイスは、経験からの推測が入り、ふとあまり突っ込んで話すのも、変な先入感を与えてしまうことになりかねないので、主治医の先生も私とほぼ同様の意見をおっしゃっているのであれば、その先生におまかせしていいのではないでしょうか。

 たいしたアドバイスできなくてすみません。前回の回答は寝起きだったためか、ところどころ稚拙な文章になってしまったことをお詫びします。ではお気をつけて。

この回答への補足

teizanさん、補足コメントありがとうございます。
さらに補足いたしますので、何かありましたらコメントをお願いします。

ご指摘のとおり、昨年以前の健康診断で陰影があったかどうかを確認してもらっています。腫瘍の状況でもう少し詳しく記述しますと、人間ドックでCTスキャンを取ったら発見され、背骨と心臓の陰になっておりレントゲンでは位置的に発見しにくいところにあるといわれています。大きさは上下3~4CM、幅CM位(大動脈+α)程度です。
また、本日MRIにて検査を受け、9/3(金)に主治医の先生の診断がある予定です。その結果がわかり次第、再度、投稿させてもらいますのでコメントをお願いできれば幸いです。
では、よろしくお願いします。

補足日時:2004/08/30 22:40
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参考になるかどうか、分かりませんが。



知り合いで、肺のそばの、縦隔というところに腫瘍ができた人がいました。
がんを心配して、いろいろ検査をしたようです。
彼の場合は、細胞を取ってきて調べました。
結果は悪性腫瘍ではありませんでした。
手術の難しいところ、というので、心配していましたが、現在のところは経過観察で、様子を見ています。
現在もピンピンしています。
縦隔の腫瘍は、珍しく、あまり例がない、とのことです。

過誤腫、というのがあります。
いろんなところにできるようです。
一度、調べてみてください。

あのとき、ああしてれば・・・なんてことにならないよう、お医者さんとよく相談なさってください。
分からないことは、何でもお医者さんに聞いて、納得して治療なさってください。
お大事に。
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この回答へのお礼

soranonamaeさん、
アドバイス有難うございました。

お礼が遅くなりましたが、回答No.4のとおりの病名でした。
お蔭様で検査&手術が終了し、ほぼ日常生活ができるようになりました。今回は思い切って検査(手術)してよかったと思っています。結果オーライということです。

お礼日時:2004/09/21 12:40

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