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富士通の経営課題を教えて欲しいです!

A 回答 (1件)

富士通は、もうダメです。


昔、富士通は成果主義を導入しました。
それは日本型経営から欧米型経営をめざしたものだったと思ったのです。
でも、めざす成果がどのようなものか、明確じゃあなかった。
さらに、どこの会社でもそうですけど、成果の判定は難しい。
結果として、社員は、短期的収益だけを考えるようになりました。
長期的視野での研究開発、事業計画はしなくなりました。
「自分で開発するより、どこかが開発したものを転売するのが早い!」と考えるようになったのです。
もう富士通はメーカではないです。単なる商社(商社さんが怒るかもしれない。商社以下かも?)ですね。

また、「成果が出たら自分のもの、失敗したら部下の責任」という風潮が生まれました。
相対的に自分の成績がまわりよりよければいい、という考え方も増えたので、「自分のまわりの人間はすべて敵である」という考え方も広まりましたね。

また、昔は、大型コンピュータ1台売れば、億単位の商談になったものです。
でも、オフコンが広まったとき、1台売れば、数千万という商談に下がりました。
ワークステーションが広まると、1台売れば、数百万という商談に下がりました。
パソコンが広まると、さらに下がりました。
現在は、クラウドが主流になって、商談の単価が数十万から、数万円なんてレベルまで落ちてしまいました。

利益が減り続ける富士通は、資産の切り売りでなんとか今までしのいできました。
タコが自分の足を食っているような経営が続きました。
でも、なにもかも売り払って、もうだめですね。
頼みの綱だった、税金で開発しているお役所系システムと金融系システムですが、こちらも、富士通は相手にされなくなりつつあります。
東大病院の大きな開発トラブル、富士通のクラウドシステムの長期システムダウンなど、「なにやってんだ!」って感じです。

私は、しばらく前から、富士通の知人より何度か話を聞いていて、「変な会社だなあ。技術力ゼロじゃあないのか?」と思っていましたけど、どんどんひどい状態になっていったようです。

もう何十年も前になりますが、富士通系の子会社で働いていたとき、凄い技術力を持った若いSEさんに出会って「富士通ってすごい」と思ったものですけどね。
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