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手紙を代筆する職業というのがあの世界では著名な存在らしいのですが、どうも現実世界でそういう代筆業があまり知られていないため、違和感というか納得いかないものがあります。

『手紙を書かせて相手に届ける』
届けるだけなら郵便局に行けばいいだけですから、あとは手紙を誰が書くかです。
絶対、自分が書いたほうが気持ちがこもっててよくないですか?

超偉い人にかしこまった手紙を書きたい、というならわかります。教養的な面もあるでしょうし。
でも、親が娘に手紙を残す描写があるんですが、あれなんかまさに「自分で書けよ」って思ってしまいます。
"しっかりした文体で手紙を残したい"という見栄があるんでしょうか? 親と子にはそんなのいらないと思うんですが……。

A 回答 (5件)

よく現実世界と比べて、


いろいろ、感じる方がいますが、
私は、そういう世界だと割り切って、
疑問や違和感を払拭しています。
でないと、漫画・アニメという
創作世界自体が、なんか虚言のみすぼらしい
物になってしまうような気がします。
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この回答へのお礼

すばらしい解釈だと思います。完全に同意です。
こんな質問をしておいてなんですが、私はこの作品が大好きです。

作家・オスカーの回で、ヴァイオレットは水面の上を生身の体で3回ジャンプしました。
なんの道具も使わずに、です。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、そういう作品なんです。

お礼日時:2018/07/30 14:30

第10話で、経済的に豊かな家の母親が、娘に、という話があるが、と仰っていますが……


これについては、私は母親が文章を書ける状態になかった、という風に解釈しています。

娘が、「もうお母さんは長くはない」と自覚しているように、母親は病身で、起き上がって何かをする、というのも辛い状況です。
紙に文字を書く。タイプライターで打つ、というのは非常に体力が必要とされるものです。
第10話では、母の死後、毎年1通ずつ、50年分の手紙を託した、とされています。仮に、1通が2000文字の手紙だとして、50年分ですから、10万文字です。この分量は、300ページの文庫本1冊分くらいの分量になります。
間違ってしまって書き直す、とか、そういう手間を考えると、起き上がることすら辛い、という母親にとって、それを自分で書く、というのは無理だと思います。

口述筆記というものがあります。
これは、作者は、文章を口で伝え、それを文章を書く担当者が聞いて、文字として筆記する、というものです。多作、とされている作家とか、病身の作家などが、この方法で、というのは多くあります。例えば、谷崎潤一郎の晩年の作品は、谷崎が病に倒れ、筆を執ることができなかったため、谷崎が言葉で語る話を、スタッフが文章に起こしていました。
それと同じことをヴァイオレットがしていた、ということだと思います。
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この回答へのお礼

なるほどです。病人ですから手紙を書くのも大ごとですね。(量も多いし)
ただまあ、個人的には手紙を書く時間よりも娘と一緒にいる時間を大切にしてほしいな、とは思いましたが、あの二人にはあの二人の家族の形があるんでしょうね。

お礼日時:2018/08/04 08:48

原作は存じませんが、「誰でも当たり前に読み書きができる」というのは、現代でも先進国だけの話です。



世界規模で見れば未だに20%は十分に読み書きができません。
数十年前には40%近くがその状態でした。

基礎的な学習を受けるというのは結構文化レベルが高い話なんです。
異世界の話でしょうから、現実と同じというわけではないでしょうが、
文字を書くことが出来ない、あるいは伝わるように書くことが出来ないというのは、
それほど不思議な状態ではない、ということです。
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この回答へのお礼

教養的な面ですね。はい、それは理解できます。
第十話に母が娘に手紙を残す話があるんです。
その家庭では家政婦を雇えるほどの経済状況です。庭もあって家も立派です。
つまり、"代筆させるだけなら読み書きのできる誰か"を呼べばいいだけです。
それこそ、"読み書きのできる家政婦"に手紙を代筆してもらえばいいのです。

なぜ『代筆業』を生業にしてる専門家に手紙を書かせたか。
それはやはり、ちゃんとした手紙を残したかったからに他なりません。

あの作品では、自分で書いたほうが気持ちが伝わるよ、ということも教えています。
自分で書けなくても、自分の話す言葉……口語体でも手紙は書けるのです。
まあ、人それぞれと言ってしまえば、それまでではありますが……。あのお母さんは、やはり、ちゃんとした文体で手紙を残したかったのでしょう。

お礼日時:2018/07/30 11:47

ヴァイオレット・エヴァーガーデンを全話みてその様な疑問が出るなら理解は難しいかもしれません。



伝えたい思いがあるのに上手く文章に出来ない人が代筆屋に注文をしています。

他の代筆屋はどうかわかりませんが、ヴァイオレットは依頼者の気持ちを聞き、文章を構築し、相手に一番の依頼者の気持ちが伝わるよう書いているのです。
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この回答へのお礼

私が全話見てこの疑問が出たように、あなたも全文読んで私の気持ちが理解できなかったということです。

すみません、言い合いするつもりはないのですが、オスカー・ウェブスターという作家が代筆を頼んだ回があります。作家が文章を書けないわけがないので、彼が代筆を依頼したのは"気まぐれ"なのでしょう。

王子と王女の回がありましたね。あの回は結局、自分の筆で手紙を書くことになります。
そうです。あの作品自体が、『自分で手紙を書いたほうが気持ちが伝わる』ことを教えています。
手紙を書いたことがあるとは思うのですが、やはり、ヒトに依頼するより自分で書くほうが思いがより通じると思うのです。

お礼日時:2018/07/30 11:34

世界設定として識字率が低いんじゃない?

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この回答へのお礼

教養的な面ですか。それは理解できるのですが、ヒトに代筆させるその気持ちが理解できない……。

お礼日時:2018/07/30 11:21

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