
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
「活字離れ」と批判的に言う場合の活字とは紙媒体(旧メディア)を指します。
昔に比べると、スマホのおかげで活字そのものに触れる時間、量は増大しているというデータがあります(出典忘れましたが調べると出てくると思います)。
しかし、触れる時間や字数ではなく、その質が問題だと私は思っています。
ほとんどの出版物は、未だに取り次ぎが管理(受け入れる部数を卸が判断)しており、
さらに販売形態は委託です。
すなわち、著者も版元も、作りたい本を作りたいだけ世に送り出すことはそもそもできません。
また、版元は常に莫大な印刷費という「売れなかった場合のリスク」を持っています。
そのため、いわゆる駄本が出版されにくいのです(それでも駄本は山と存在しますが)。
また、奥付に著者と編集人、発行年数を明記する慣例があるため、
出版にはそもそも良識が働きやすく、誤った情報を正していく自浄作用があると言われています。
一方ネットは誰もが発信できる媒体なので、文責を持たない書き手と編集人が跋扈することをセーブする働きが一切ありません。近年話題となったウェルク事件はその象徴です。
質の高い情報を得るためにはユーザー側に高いリテラシーが必要です。
これは、まとめサイトやキュレーションマガジンをザッピングすることに慣れた人にとっては、
非常にハードルが高いことです。
そういった低質な情報だけを膨大に摂取していると、そもそも質の高い情報を知る機会がないからです。
また、ネットは情報から情報へとリンクで渡り歩くスタイルが基本なので、どうしても意識が散漫になります。
ひとつのものごとについて深く考える、一語の意味を味わうという使い方が難しい。
私はまとめサイトやTwitterトレンドも見ますが、いつもバッグの中には紙の書籍が入ってます。
読むのは百年以上前の本ばかりです。自制心とバランスだと思います。
No.3
- 回答日時:
例えばオーディオだとレコードのアナログ時代からCDでデジタル化し再び最先端ではアナログのレコードに戻っています。
活字も紙媒体からパソコンのモニターへと代わりでも活字の紙媒体は無くならない。
単なる懐古主義では済まされないなにかがあるんですよね。
その事を人は味が有るとか人間味があるといいます。
所詮人は型にはめたら窮屈になり嵌めなければかってに出入りするもんなんですね。
それが文化ですかね?
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