数が多くてすべて検査できない場合、または時間短縮のために、すべてではないがある一定数検査する場合の信

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質問者：wait4u
質問日時：2018/10/20 19:14
回答数：3件

数が多くてすべて検査できない場合、または時間短縮のために、すべてではないがある一定数検査する場合の信頼できる検査法を教えてください。

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回答 (3件)

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No.3

回答者： isoworld
回答日時：2018/10/20 21:51

Re: 回答No.2

ロットの数が４０だとし、抜取検査の方式として「１回抜き取り」の「なみ検査」を採用すると、「AQL 抜き取り表」から通常検査水準Ⅱによれば、サンプル文字はDになります。
またAQLを1.0とすれば、抜き取りサンプル数は８になります。４０個の中から８個を「無作為」に抜き取って検査をし、１個でも規格外れが出れば、そのロットは全数アウト（ＮＧ）の判定になります。規格外れがなければ、そのロットは検査合格になります。ただし1.0％の確率でこの判定を誤る可能性があります。

もし、そのロットを全数アウトにしたくなければ、あらためて４０個を全数検査してください。

「AQL 抜き取り表」は次のところを参照してください。あるいはJIS Z 9015を参照ください。
file:///C:/Users/NEC/Downloads/rjj27l0001_appendix.pdf

なお、無作為の抜き取りに正２０面体のサイコロを使う場合は、色違いのサイコロ（たとえば赤と青）を２つ用意してください。ここで、赤を１０の位、青を１の位と決めておき、２つのサイコロを同時に振ります。そしていちばん上の面に出た数字を読み取ってください。たとえば赤が３、青が７なら、３７番目の製品を抜き取ります。該当する番号の製品がなければ無視してサイコロを振り直します。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。
いい事を教えていただきました。
今パソコンからではないため、あした自宅に帰りPDFを開いてみます。

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お礼日時：2018/10/20 23:23

No.2

回答者： isoworld
回答日時：2018/10/20 20:50

検査にはいろいろな方法があり、たとえば抜取検査というのがあります。

抜取検査はあるロットの中から無作為で一定の数だけを抜き取って検査するものです。
注：抜取検査でも、さらに幾つかの方法に分かれます。

この場合に重要なのが、ひとつは無作為ということで、ランダムに抜き取らないといけません。ランダムに抜き取るためには、たとえば検査する製品（そのロット）すべてに番号を振り、乱数表を用いてどの番号の製品を抜き取るかを決定します。乱数表を使わない場合は、色（赤、青、黄、白など）のついた正20面体のサイコロ（0～9までの番号が２組刻印されている）を振る方法もあります（そのようなサイコロは販売されています）。

次に幾つ抜き取るかの数は、ＡＱＬで決めます。ＡＱＬについてはネットで調べてください。
もしＡＱＬを２．５にすると、これは抜取検査でそのロットを合格判定をしても、不良（規格外れ）が含まれる確率が2．5％ありえる、というものです（云わば信頼性の裏返しです）。
ＡＱＬを緩くする（ＡＱＬ５などとする）と抜き取る数は減りますが、信頼性は落ちます。信頼性を高めれば、たとえばＡＱＬ０．５などとなり、抜き取るべき数は増えます。

幾らの信頼性で抜取検査したいかは、ＡＱＬで決めるわけです。ＡＱＬを決めると何個の製品の中から何個を無作為に抜き取ればよいかが決まります。