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ベストセラーになった小説をよく映画化しますが、映画化するとたいていつまらなくなってしまうと言う感想を持つ人が多いのはなぜなのでしょうか。
また、原作を超える映画はどんなのがあるでしょうか?

A 回答 (9件)

余程の大作映画で無い限り2時間弱という時間幅に長編小説を押し込む場合


・ストーリーを大きく削る
・ストーリーを大きく変える
・とりあえずストーリーを忠実にたどる
という事になります。前の二つは自分の好きな場面が削られていたり、話が変わっていると原作のファンは納得しないでしょう。
忠実に辿るだけだと、ストーリーの中の「抑揚」が乏しくなるので、映画としては物足りないものになります。

キューブリックが撮った「シャイニング」はスティーブン・キングの小説がベースになっていますが、小説も面白いが映画の方がもっと面白いと言われていることが多いそうです。
キューブリックは原作の設定を活かしつつ、ストーリーを映画向きに削る一方で、映画オリジナルのエピソードを盛り込んだりしました。
映画としてはそれで大成功したわけですが、逆に原作者のキングはあまり納得できなかったようです。
(この話は有名なようで、先日NHKで放送されたキングの番組でも紹介されていました。)
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原則的に原作本と映画は別のものと思ったほうがいいでしょう。

ですから小説を読んで感動したからといってそれと同じ感動を映画に期待しない方がいいですね。映画を作る立場の人間も原作とは違った面白さを狙っている場合が多いですから。大抵は小説の方が細かい描写をしているので、映画は粗雑に見えてしまうものです。
私も最初の「猿の惑星」の映画を観てから、原作本を読みましたが、エンディングが映画と全く違い、えらく感動したのを覚えています。できれば、映画を観てから小説を読んだ方が新しい発見等があっていいのかもしれません。
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「ブレードランナー」。


「アンドロイドは~」を読んだ時、自分は想像力乏しくその世界が「絵」としてあまりうまい具合に浮かんでこなかったのですが 映画を見て すごいなぁ、と感心をしました。ですから私は「ブレードランナー」は原作より映画の方がすごいと思いました
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ゴッドファーザーは小説よりも、映画のほうがずっと良かったと思います。

5ー6ページのあらすじを映画に売り込んで、それから慌てて小説の方を書くケースが結構多いので、それらは多分映画のほうがマシでしょう。
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原作(文字)を読んでいるときは、自分勝手な解釈をするからでしょう。


たとえば「絶世の美女」と言う5文字でも、人によって考える姿は千差万別です。本当にこの世のものとは思えない美しい人を想像する人もいるでしょう。
また、「鬼気迫る気迫」という表現でも、絵で表さなければならないと言うことは、映画の方にハンデがあると思います。
文字の方が、表現が豊かだと言うことでしょうか。

私自身は想像力が乏しいので、映画の方が好きですが(笑)。
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文字の方がイメージに制限がありませんよね。

小説として素晴らしければ、そこには鼻につく演技者もヘタクソな演出もなく、ケチのつけようのない世界が広がります。

これを映像化すると、自分の描いた世界とのギャップが必ず生まれます。
主人公の顔や声に違和感を覚えたりして、これは違うぞ、と警戒心がでてきて、批判的な鑑賞の仕方になりがちだと思います。
原作に感動し、思い入れが強ければ強い程、この傾向は強いのではないでしょうか。
その上に、時間的な制約からか、エピソードを割愛したり、展開を変えたり、結末をいじったりするものですから、小説と同じ感想を得る事は難しくなっていく一方だと思います。

私見としては、小説を読んだ者はその映画化作品に批判的だ、という事です。
自分のイメージを凌駕する程の映像化によるインパクト、役者の圧倒的な演技力、などというのはとてもハイレベルである必要があり、それをクリアする作品というのは必然的に稀なものになると思います。

逆にいえば、映画を見てから原作を読むならば、原作を超える映画は沢山あると思います。映像や音で体感的に取り入れた印象は強烈ですから、逆に活字ではそのインパクトを十分に伝えていない、と表現力に不満を覚える事もあるでしょうし、知識のベースが映画であれば小説でストーリーや展開に違いがあるのは違和感となるはずです。あとから原作を読む、というのは、解説書を読む感覚が含まれると思います。ページをめくる前に展開を知っているのであり、予想しているのとは違います。予想であれば外れる事はさらなる興味を喚起しますが、「知っている事実と違う」のであれば、その差異に関心が集中してしまうのは仕方がない事でしょう。つまりは先入観、予備知識が素直な読書の障害になる、という事です。

原作を知っているものを映画で見る、映画で見たものの原作を読む、というどちらの行為も後からする事は確認作業の要素が含まれてます。
当然、予備知識もない無防備な状態で接したものとは印象は異なるはずです。先に体験するものの方が圧倒的に有利だ、と思う次第です。

「ブレードランナー」は私も映画で感動しましたが、原作の味わいが表現できていない、などの意見もあるようです。
原作を読んでしまった為に、鑑賞の態度が「素直でなくなってしまった」のだろうと感じます。
作品を十分に堪能しようと思うなら、映画ファンなら映画を、読書ファンなら原作を先に体験するべきだと思います。
どちらが優れている、などというのは、かなり主観的な事で両者が比較されているような気がしております。
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私は基本的に映画が見たい場合は原作を読まないことにしています。

原作を読んでしまった後に映画化された場合は見ないか見たい場合は全く別物と覚悟して見るようにしています。原作を超える映画は少ないですね。「ロストワールド」の映画化で後半部分は原作者のマイケル・クライトンがかなり怒ったそうですが、私はスピルバーグの映画の方が面白かったですね。それから「砂の器」も映画の方がよかったですね。
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ebinamoriさん、こんばんは。


確かに原作の方が面白かった、という感想は数多く聞きますね。

個人的な意見ですが、小説の方が感情移入しやすいからじゃないでしょうか。
主人公の心理描写も小説の方がはるかにわかりやすいですし。
映像になると、役者の表情からその時の心理を推し量らなければならないシーン
が多いですからね。
また、今のはどういう意味?というのも小説ではないですからね。

原作を超えた!と思った映画は思いつきませんが、原作もいいけど映画もよかった
と思えたのが、スティーブン・キングの原作「刑務所のリタ・ヘイワース」の映画
化作品、「ショーシャンクの空に」です。
先に原作を読んだので、映画の方をすごく楽しみにしていました。
アンディ役をティム・ロビンスが演じたのは若干ミスキャストか?という気もしましたが、それを含めてもこの映画はよくできていたと思います。
後は読者の想像にまかせます、といった感じの原作のラストと、駄目押しのようにその後までを描いた映画のラストと、少々違いはありましたが、わたしはどちらも好きです。

今思い出したのですが、ジェームズ・エルロイ原作の「L.A.コンフィデンシャル」を映画化した同名の作品、これはある意味原作よりよかったかもしれません。
原作はややこしいですから・・・。特に人名が・・。
バズ・バド・エドって・・・!誰が誰だか状態です(^^;)
あの作品はよくまとめたなと思いました。
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オレも想像力の問題だと思います。


小説を読む時は自分の頭の中で映像を作っちゃいますよね。
自分の想像力を超える映画でないと、つまらなく感じるのは仕方ないですよ。
特にホラーやサスペンスものは先に原作を読んでしまうと、結末がわかっているから余計に映画が面白くなくなります。
「サイコ」を小説で読んだ時は夜、眠れなくなるほど恐怖を感じたのに、映画で見るとどうしようもなく白けた覚えがあります。「バトル・ロワイアル」なんかもそうでしたね。
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