イラストレーターの方に質問です。

Question

実際のプロのイラストレーターの方にお聞きしたいのですが、仕事内容は具体的にどんな感じですか？

当然、企業に勤めるイラストレーターとフリーランスのイラストレーターとで違いはあるでしょうけども…

基本的には
依頼を受ける→依頼通りの絵を描く
というイメージがあるのですが、その他にも何かやるべき仕事はあるのでしょうか？

あとこれは一番聞きたい事なのですが、プロのイラストレーターになった場合、依頼で描くイラスト以外に、自分の描きたい絵を描く余裕はどのくらいありますか？

回答よろしくお願いします。

hanzo2000 · Accepted Answer

私はイラストレータに仕事をお願いする立場であり、
多くのイラストレータ（フリーランス）さんと知り合いなので
知っている範囲でフリーのイラストレータさんがどんなお仕事をされているのかお答えしてみます。

業務としてはおっしゃるとおり、依頼を受けて依頼通りの絵を描く、というのが仕事です。

他にやるべき仕事と言えば、最も重要な仕事が「営業活動」です。

依頼を受けるところからイメージされているようですが、
どうやったら依頼が来るのかというところをイメージできていないようですね。

黙っていても依頼が来るなら誰でもフリーのイラストレータになれます。
しかし黙っていたら依頼など来ません。
営業活動をしなければ依頼が発生しません。

どんな営業活動をするかは人それぞれです。
クライアントになりそうな企業やメディアにテレアポする人もいれば、
自分の作品を発表することで営業活動の代わりにする人もいます。

いまはストックフォトや「イラストや」といったロイヤリティフリーのサイトが充実しているので、
新規にイラストを起こすケースが減っています。
イラストレータがフリーで食べていくのは非常に困難な時代になっています。

一昔前なら大御所と呼ばれたイラストレータさんが、弱小メディアに一生懸命営業をかけている時代です。

広告媒体から依頼があれば受注単価は大きいですが、
よほどイラストレータとして名前が売れるか、
圧倒的な画力がなければ広告の世界から依頼があることはないでしょう。

自分の描きたい絵を描く余裕はあるかという質問ですが、これは愚問です。
要するに「私が働いた場合、趣味に割く時間はどれくらいできますか」という質問です。
そんなの「あなたの働き方とライフスタイルによります」としか答えようがありません。

たとえばあなたが気まぐれに描いた1点のラクガキが100万円で売れるなら、趣味の時間も取れるでしょう。

3日かけて死ぬ気で描いた絵が1万円程度にしかならないなら、趣味に時間を割いている余裕はないでしょう。

あなたが趣味に時間を割けるかどうかは、
「あなたの描いた絵はいくらで売れるんですか？」という問いにあなたが答えなければなりません。

イラストで食べていきたいなら、企業に正社員として属して社内イラストレータになるのがオススメです。
求人としては天文学的に数が少ないですが、そこを狙うしかないでしょう。

田舎はどこだ · Answer

イラストレーターではないですが、イラストを描く仕事をお願い（発注）してました。

例えば、雑誌の挿絵として使うなら、記事の内容に合わせてこんな感じのイメージでお願いします、と依頼します。
イラストレーターの方には何案かラフを出してもらい、その中から良いものを選び、修正してほしい点を伝え、仕上げてもらうという流れです。

「自分の描きたい絵を描く余裕」ですが、1枚の絵を仕上げるスピードは人によって違います。大きさやスタイルにもよりますが、短時間で仕上げてれば、それだけ時間的余裕も生まれます。あとは収入です。これも作家によって報酬が全く違うので、収入が十分だと思えば、時間的余裕も生まれるでしょう。

イラストレーターとして大事なのは、その人独自のスタイルがあるかどうかです。特徴のない、誰でも描けるような絵なら、「あなたに頼みたい」という仕事は来ません。ですから「自分の描きたい絵」を余った時間に描くのではなく、「自分の描きたい絵」で勝負できるイラストレーターを目指してください。

イラストレーターの方に質問です。

私はイラストレータに仕事をお願いする立場であり、

イラストレーターではないですが、イラストを描く仕事をお願い（発注）してました。

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