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自分はUKロックやその時代のファッションが好きなのですが、ファッション、ロックなどに関する映画などを教えていただきたいです

A 回答 (6件)

UKロックはちょっと特殊で独自性が高いといえますが、実はファッションに関して言うと、UK発祥というものは結構少ないです(英国発祥のファッションというとIVYとかプレッピーという、ロックとは無縁のファッションがばかりです)。


 UKロックに連動した英国ファッションというと、代表は『モッズ』でしょう。『モッズ』ファッションは英国そのもの、と言えます。

 で、モッズ映画というと『さらば青春の光』が代表というか頂点というか。

『さらば青春の光』(原題;Quadrophenia 1979年)

※映画自体は’70年代末の作品ですが、映画では、’50年代にロンドンで発生した『モッズ』ムーブメントの、’60年代の『モッズが行き場を失い始めた頃』の状況を扱っています。

※今日でもM51軍用パーカーを、ファッションアイテムとして『モッズ・パーカー』と呼びますが、あの『モッズ』のことです。
 元々はモッズの連中が改造バイク(ベスパやランブレッタなどイタリア製スクーターにライトやミラーをメチャクチャ増設したもの)に乗る時、高価な服を汚さない様に上にM51パーカーを羽織ったのが由来です。

※’60年代前~中期のUKロックというと、ビートルズの名前が上がりますが。
 ビートルズは最初、米国ハリウッドの俳優マーロン・ブランドが考案した『ロッカーズ』ファッション(Gパン、革ジャン、白いTシャツなど)だったのが、バンドを世界的に売り出す為にタイトな3つボタンスーツとか『おぼっちゃん』風のマッシュルームカットになりますが、あれは’60年代初頭の典型的な『モッズ・ファッション』です。(一方ビートルズ史後半の『ヒッピー』スタイルは、ビートルズよりも古い米国のバンド『グレートフル‣デッド』が発祥です。実はファッションに関して言うと、ビートルズは何も生み出していません。更に言うと、英国では『ロッカーズ』と『モッズ』は対立関係にあり、それが社会問題ともなったブライトン大乱闘事件などを引き起こしましたが、最初『ロッカーズ』ファッションでライブハウスに出ていたビートルズは、売れる為に突然『モッズ』に路線変更したワケで、若者のムーブメント的には裏切り者です。硬派な『ロッカーズ』の連中にとっては、ビートルズは小娘どもにキャーキャー言われたいだけの、『スピリットを伴わない』チャラい歌謡曲バンドでした。)

※っというワケで、『モッズ』ムーブメントの代表的バンドはビートルズではありません、ビートルズと同世代のバンド、ザ・フーです。この映画は、ザ・フーの『四重人格』(Quadrophenia)というアルバムが元ネタとなっており、当然音楽もザ・フーの曲が全編にフィーチャーされています。
 モッズファッション好き、クラシックなUKロックマニア、それにベスパ乗りにとっては教典的映画、それが『さらば青春の光』です。
 実はちょっと切ない青春映画なんですけどね。

 さて。
 ザ・フー絡みの映画というと、も一つ『トミー』という凄まじい(!)ロックオペラ映画があります。

『トミー』(原題;Tommy 1975年)

※コイツは’60年代末、ファッション的にはモッズよりも『サイケデリック』に突入しており、或いはそのあとに続く『グラムロック』時代の片鱗が見え始めています。
 いずれにしろ『モッズ』や『ロッカーズ』、『ヒッピー』の様な文化やムーブメントまでは伴ってなく、当時の若者のライフスタイルにまで影響があったわけではありません。そういう意味では、ファッションと音楽の要素しかない映画、と言えるかもしれません。

※この映画も、ザ・フーの『Tommy』というアルバムが元ネタになっており、主人公のトミー役は、ザ・フーのヴォーカル、ロジャー・ダルトリー本人が演じています。他の出演者も、ザ・フーのメンバーの他、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、ティナ・ターナーなど殆どミュージックビデオ状態で、『さらば青春の光』以上にザ・フー(と、ピンボールの魔術師役のエルトン・ジョン)が暴れまわり(?)ます。
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『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(1964年)



『ハード・デイズ・ナイト』(2001年)上記のリバイバル版。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%8 …

『パイレーツ・ロック』(2009年)
https://www.youtube.com/watch?v=J2ThXSG2pKE

『さらば青春の光』(1979年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%82%89 …
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UKロックは特定の時代を指す言葉ではないです。

質問者さんが求めているのは、1960年代~2010年代のどの時代のUKロックでしょうか。具体的にどのアーティストが活躍したシーンなのか書かれると、回答を得られやすいと思います。

『パイレーツ・ロック』 The Boat That Rocked (2009年)
 1960年代のロック。違法の民営ロック専門ラジオ局を描く。
http://db2.nbcuni.co.jp/contents/hp0002/list.php …

『ベルベット・ゴールドマイン』 Velvet Goldmine (1998年)
 1970年代前半のグラムロック。
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/goldmine/

『コントロール』 Control (2007年)
 1970年代後半のポストパンク。ジョイ・ディビジョンを描くモノクロ映画。
http://db2.nbcuni.co.jp/contents/hp0002/list.php …

『シング・ストリート 未来へのうた』 Sing Street (2016年)
 1980年代のニューロマンティック。ミュージックビデオに影響を受けてバンドを組む。
https://www.gaga.co.jp/cinema_items/detail/1851/ …

『LIVE FOREVER リヴ・フォーエヴァー』 Live Forever (2003年)
 1990年代のブリットポップ。インタビューによるドキュメンタリー。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00062R7HQ
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昔から演技派と呼ばれていましたが、今では名俳優と言われるゲイリーオールドマン主演の、



「シド アンド ナンシー」
イギリスのパンク系バンド、「セックスピストルズ」の実話を元にしていたはずです。
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全体的に70年代のロックはUKが中心です。



youtubeで『70年代のロック』で検索すれば、当時のライブ映像が
ゴロゴロ出てくると思います。
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さらば青春の光。

ザ・フーの四重人格というアルバム、ロックオペラを元に作られた映画です。スティングも出てます。
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