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OKWebに限らず、わからないことや知りたいことを質問できるサイトにおいて、上位互換、下位互換という言葉の意味を取り違えて回答されている方が非常に多いように感じます。
ここではないのですが、私にも自信があって「上位互換性がありますから~」と回答したことに対して、他の回答者が敢えて「上位互換ではなく下位互換です。」と、私の説明を訂正するレスを付けられたことがあります。

上位互換の意味は、
http://e-words.jp/w/E4B88AE4BD8DE4BA92E68F9B.html
にもありますように、ソフトウェアに関しては理解しやすいのですが、ハードウェアに関しては確かにわかりにくく、あまりにも多くの方が「下位互換」を使われるので、だんだん私は自信がなくなってきました。

具体的に言うと、メモリーとHDDの説明をするときによく遭遇します。
私が説明するときには、
「メモリーには上位互換性があるので~」
「HDDには上位互換性があるので~」
という言葉を時々使用しますが、これは間違っていないのでしょうか?
PC2700のメモリーをPC3200対応のシステムに使用してもPC2700の機能を使えるので、後発(上位、PC3200)が先発(下位、PC2700)の機能を含んでいると考え、「上位互換性がある」と思っています。

HDDに関してもほぼ同様な考え方ですが、ただ、規格の定義自体が異なる場合は(PC100とPC3200、初期のIDEとATA133など)は使えないので、「完全な上位互換」ではないと考えておりそのように回答しています。

このOKWebのトップページから、Q&A検索で「下位互換」を調べてみると非常に多くの方がこの言葉を使われていますが、私は「下位互換性」が成立しているものを思いつくことはできませんでした。

上記が私の認識なのですが、ここで質問です。
1.私の認識は間違っているのでしょうか?
2.下位互換性がある事例を教えてください。
の2点です。
どうかよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

No.4です。



すみません、私もDragonFang様の書き込みのようなシチュエーションに対する質問なのだと思っていました。

>言葉のイメージで、「上位互換」を『上位』に対して互換性がある、
>「下位互換」を『下位』に対して互換性がある、と勘違いして
>いらっしゃる方がいるようです(私も昔はそう思ってました(^^ゞ

ちょっと私も言葉を曖昧に使っていましたので、調べてみました。
(三省堂 新明解国語辞典、研究社 新英和中辞典を使用・抜粋)

【互換性】
その機器の部品を 他(社製)の類似の物と交換しても 全体の基本的な機能には支障が無いこと。
〔特に コンピューターの分野におけるハードウェア・ソフトウェアのそれを指す。対応する英語は compatibility〕
【上位互換性(ジヤウヰ―)】
〔コンピューターで〕下位の機種で使用していたハードウェアやソフトウェアが、上位の機種でも使用できること。
〔この場合は、一方向のみであって、語本来の意味での「互換性」は無い〕

compatible
━ 【形】
(1) 【P】 〔…と〕(調和して)両立できて, 矛盾なく, 一致して 〔with〕 (⇔incompatible)
He and his wife aren't compatible. 彼と妻は(性格などが)うまく合わない.
These actions are compatible with his character. これらの行動は彼の性格と合致している.
(2) 〔テレビ〕 両立式の, コンパチ式の 《カラー放送がモノクロ受像機に白黒画像で受信できる》.
(3) 〔電算〕 互換性のある.

互換性というのは、互いに交換しても基本的機能に支障が無いことを指すようです。(e-wordsと併せて考えると上位が付くと完全かつ一方通行な事を指す・・・?)。互換性という言葉自体が機械が普及してから作られた造語であるのに加えて、現代になってコンピュータ・ソフトウェアというものが出現してから言葉として不安定になってきているのでしょうか・・・。

そして、今話題になっているのはいわゆる互換性のあるものに対して、上位・下位継承的側面に注目した場合の上位互換性・下位互換性なのではないでしょうか。

doahodesuさんが遭遇したのは、
・言葉のイメージで、上位・下位を取り違えていた場合。
・互換性のあるシステム(USBやメモリ)の話題の時に、その性質の側面について話していた場合(「このマザーボード、USB1.1サポートなんだけど、2.0のを挿して大丈夫かな?」「下位互換性もあるし、大丈夫だよ」)。
ではないでしょうか。

あと、本当ならば新旧の場合は前方互換性・後方互換性を使うのが正しいようです(これは初めて知りました)。

調べて思ったんですけど、「○○互換性」にはとかく議論が絶えないようですね。

参考URL:http://e-words.jp/w/E4B88AE4BD8DE4BA92E68F9B.htm …

この回答への補足

今気づいたことがあるのですが、このサイトは自己レスが書けないので、すみませんがここに書かせていただきます。

「上位互換性がある」という意味を、「その部品(ソフトの場合はデータ)が持っている機能を100%発揮できる」
と誤解されている方が多いのではないでしょうか?
具体例を挙げると、「PC2700はPC3200に対して上位互換性はない。」
という文を読んで気づいたのです。
この文はなんか変ですよね。

この人の言いたいことは、「PC3200の代わりにPC2700を挿しても、PC3200として動かない」
ということでしょうけど、本来の意味では「上位」は必ずPC3200(後発)の方です。
100%動く側が「上位」ではありませんね。
従って上位、下位互換性云々を論じるときに、「~に対して」という言葉は使えません。

従ってこの例の正しい表現は、
「PC2700とPC3200の間に、下位互換性はなく、上位互換性はある」
だと思うのです。

皆さんいかがでしょうか?

補足日時:2005/01/22 20:15
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この回答へのお礼

再度のご回答どうもありがとうございます。

>・互換性のあるシステム(USBやメモリ)の話題の時に、その性質の側面について話していた場合(「このマザーボード、USB1.1サポートなんだけど、2.0のを挿して大丈夫かな?」「下位互換性もあるし、大丈夫だよ」)。
ではないでしょうか。

まさにこういう場面ですね。
その人が「下位互換性もあるし、大丈夫だよ」と言った意味は理解できますが、やはり私は彼の表現は間違っていると思います。
「ある程度の互換性はあり、2.0の機器を1.1規格のPCで使うと、1.1の機器として動きますよ。」
ではないでしょうか?

「互換性がある」、「上位互換性がある」、「下位互換性がる」という言葉は、使いようによっては便利ですね。
しかし正確な意味で使わないと、それを読んだ人が特に正確に言葉の意味を知っている場合は、完全に逆の理解(誤解)をしてしまうこともありえます。

回答者は質問者よりも上級のはずですから、できるだけわかりやすく正確な表現を心がけるべきですね。
私も回答者になることがありますので、これは心がけようと思っています。

そこで今回この質問を立てて、正確な表現を知りたかったのですが、
>「○○互換性」にはとかく議論が絶えないようですね。
ということで、結論は出ないのでしょうかね。

お礼日時:2005/01/22 19:43

>>「PC3200に対する『上位互換性』がある」とは言い難いと思います。


>↑は、『下位互換性』ですよね?

マザーボードがサポートしているだけで、下位とも上位とも言わないと思います。

何を基準にして考えるのかで言葉の解釈が変わってしまい、混乱しているように思われます。
PC2700しか対応していないマザボの互換性と考えると、
PC3200のメモリを使えるのは、マザボの下位互換であると考えられるかもしれません。しかし厳密にはメモリの互換性でPC2700として動いているだけで、PC3200として動かないので誤りです。


メモリを互換性のあるものとすれば、PC2700しか対応マザボの場合
PC3200が使えるのはメモリの上位互換でPC2700として動いているため。
PC2100がPC2700として使えたら、メモリの下位互換となります。(こちらはありえませんが・・・)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>↑は、『下位互換性』ですよね?
というのは、文章の意味のつながりから、タイプミスではないかと思ったものです。

>マザーボードがサポートしているだけで、下位とも上位とも言わないと思います。

という点ですが、これも私の疑問点の一つです。
今の段階では私は、SDR、DDR、DDR2などの別規格にまたがっては言えないが、同一規格内であれば、「メモリーには上位互換性がある」と言っても良いと考えています。

「メモリーコントロールシステム(もしくはメモリー)には上位互換性がある。」
という表現は使ってはいけないのでしょうか。

お礼日時:2005/01/21 17:46

PC3200の規格(上位)がPC2700の規格(下位)のことを考えて設計されているので,上位互換規格となります.



下位互換の例:テレビ放送
白黒テレビはカラーテレビ放送を扱えます.

上位互換の例:
PS2はPSのソフトを扱えます.

なんでこんな例を出したかというと,,,SCEはこれを
下位互換と言ってしまっているんですね.
これが世間一般の誤解の大元だと思います.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>下位互換の例:テレビ放送
>白黒テレビはカラーテレビ放送を扱えます.

これこそが私の質問の意図です。
下のUSBに関することと同様なのですが、白黒テレビでカラー放送は見れませんよね。
逆にカラーテレビでは白黒放送を見ることができます。

従って私はこれは「上位互換」だと思うのですが。

メモリーモジュール、HDD、USB機器、ソフトウェアのデータなど、今日ではある程度は(機能ダウンなどして)どのバージョンのものも他のバージョンの規格のPCでも動くはずです。
ある程度は相互に使えないと困るので、このように設計されているはずですよね。

ただ「互換性がある」という言葉を用いるときは、完全に動く場合に限る必要があるように思っているのですがどうでしょうか、というのが質問の本質です。

お礼日時:2005/01/21 17:21

「上位互換」とは『上位』のものが『下位』の機能を内包あるいはエミュレートして下位のデータなどを扱えること。


「下位互換」は『下位』のものが『上位』のものを扱えるように考慮したもの。
というのが私の認識です。ので、ご質問者の認識は間違っていないと思います。
 言葉のイメージで、「上位互換」を『上位』に対して互換性がある、「下位互換」を『下位』に対して互換性がある、と勘違いしていらっしゃる方がいるようです(私も昔はそう思ってました(^^ゞ

 下位互換の例は少ないでしょうが、たとえば、EXCELなどで、保存形式に過去のバージョン用のものを持っているのが下位互換と言えるでしょう。もちろん、新しいバージョンになって追加された機能は無視されますので、「完全」ではなく「制限のついた下位互換」というべきでしょうが。
 ハードウエアでは、あまり思いつきませんね。

 というか、ハードウエアの場合はソフトウエアのようなバージョンアップという明確な上下関係がないことが多いようです。
 例としては USB2.0がUSB1.0でも使えるのは「上位互換」、USB1.0がUSB2.0のコネクタでも使える(もちろん速度はUSB1.0仕様ですが)のは「下位互換」と言えるのではないでしょうか。

 ちょっと気になったのは、メモリやHDDに関する部分で、
>規格の定義自体が異なる場合は(PC100とPC3200、初期のIDEとATA133など)は使えないので、「完全な上位互換」ではないと考えており

の部分です。
 規格が異なる場合はそもそも上下関係を規定すること自体がおかしいので、規格の違いも含めてメモリやHDDに上位互換性があるということは違うような気がします。ATA100とATA133を比べるのなら上下関係はありますが、たとえばSerial-IDEとATA133とを比べて上下関係を云々するのは、問題がありそうです。
 少なくとも同じ土俵でないと上下を考えることが出来ないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
DoragonFang様の回答を読ませていただいて、自分でも混乱を隠せないまま提示した今回の命題の全容が、なんとなくわかってきました。

対等な関係は、「ソフトウェアとそのソフトで扱えるデータ」、「メモリーコントロールシステムとそのシステムで扱えるメモリーモジュール」だと思うのです。

一般的に「ソフトウェアの互換性」と言った場合、「ソフトウェアとそのソフトで扱えるデータ」に関して、データを他のバージョンのソフトで使えるかどうかが、互換性があるないの話だと思います。
また、USBの互換性という話をするときも「USBデータ伝送規格」に関して、あるUSB機器が他のバージョンのUSB規格を持ったPCで正常に動くときに、互換性があるという表現を用いても良いはずです。

USB1.1の機器は、USB2.0規格対応のPCで、問題なくUSB1.1の機器として動きますよね。(混乱しやすいですが)
従って「USBは上位互換性がある。」と言えるのではないでしょうか。

>例としては USB2.0がUSB1.0でも使えるのは「上位互換」、USB1.0がUSB2.0のコネクタでも使える(もちろん速度はUSB1.0仕様ですが)のは「下位互換」と言えるのではないでしょうか。

↑の部分こそが、今回私の質問した問題であるような気がします。
USB2.0の機器はUSB1.1規格のPCでは、USB2.0としては動きません。
逆にUSB1.1の機器は、USB2.0規格のPCで、完全にUSB1.1の機器として機能します。
従ってこれこそ「上位互換性がある」というべきではないのでしょうか。

>ちょっと気になったのは~
以下の部分は回答者様と私の考えは同一だと思えるのですが…

お礼日時:2005/01/21 16:54

>PC2700のメモリーをPC3200対応のシステムに使用してもPC2700の機能を使えるので、後発(上位、PC3200)が先発(下位、PC2700)の機能を含んでいると考え、「上位互換性がある」と思っています。



↑は、メモリーの互換性ではなく、システムの互換性だと思います。

システムがPC2700もPC3200も使えるのであって、PC2700のメモリーはPC2700としてしか使えない以上、「PC3200に対する『上位互換性』がある」とは言い難いと思います。

PC2700をPC2100の代わりに使える場合に、「PC2100に対する『上位互換性』がある」と言うのだと思いますが・・・。

2.については、『下位互換性』という言葉自体、私は使ったことが無いので、???。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
>↑は、メモリーの互換性ではなく、システムの互換性だと思います。

↑は、おっしゃるとおりだと思います。
これからはできるだけ「メモリーコントロールシステムの互換性」という言葉を使うようにしたいと思います。

>「PC3200に対する『上位互換性』がある」とは言い難いと思います。

↑は、『下位互換性』ですよね?

補足日時:2005/01/21 15:27
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あなたの認識が正しいです。

ソフトウェアもハードウェアも同じです。
言葉を正しく理解せずに字面から勝手に解釈し、間違って使われる言葉は技術用語だけではありません。
「役不足」という言葉も世間では逆の意味に解釈されています。ちょっと辞書を引けばいいのに・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

他の方のご意見も気になるところです。

お礼日時:2005/01/21 15:39

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