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映画などでもよく見る「ベッドに靴を履いたまま入って寝る」ことです。
欧米で過ごしていた帰国子女の方、または欧米人(その他同じ習慣を持つ国)の方、
靴を履いたままベッドに入る習慣について、どう思われますか?
また、家の中でずーっと靴を履いたまま過ごすのって、疲れませんか?
家の中で靴下または裸足で歩いている日本人について、どう思いますか?
良かったらそのお気持ちを教えてください!

A 回答 (4件)

アメリカの帰国子女です。



どのような風習にも「理由」があります。いまでこそアジア人が使う「箸」は欧米でも認知されていますが、私がアメリカに居たことは「棒っきれ2本でご飯を食べるのは猿と同じ」と揶揄されていた時代です。

しかし、箸でたべるからこそ、刺身などはあのような調理になるわけで、自分のお皿の上ででナイフを使って切り分けて食べるステーキの文化では絶対に生まれないものであるといえます。

日本人に限らずアジア人は家の中を素足で過ごします。これは湿度が高い地域の特徴で、家の中に土を持ち込むことは、土の中のばい菌を繁殖させることと同じなわけです。そういう経験的なものが「家の中では靴や靴下すら脱ぐ」という行為につながっています。

 また外を素足で歩かないのも、湿度が高い地域では足のケガがそのまま命にかかわる怪我につながったからです。

逆に欧米の「靴を脱がない習慣」も地域全部であるわけではなく、北欧などの寒い地域では室内で靴を脱ぐ習慣が昔からあります。これは雪や氷が付いた靴でそのまま入ると、溶けて水になり建物が傷むことを嫌ったからです。

なので雪が少なく靴を脱がない英国でも、雪などが降れば靴を脱ぐというか、室内で「汚れていない靴」に履き替えて過ごします。

またアジアは亜熱帯・熱帯なのでほとんどの地域で靴を脱ぎますが、中国の東北地方は靴を脱ぎません。なので、一般的な家は靴のまま歩ける部分に小上がりがついていて、普段はそこに腰かけて食事などを取り、寝る時は小上がりに布団を敷いて寝る形です。

これは元々騎馬民族の風習だとされていて、漢民族スタイルが一般的になりつつある今はマンションなど、靴を脱ぐスタイルに変化しつつあります。

>また、家の中でずーっと靴を履いたまま過ごすのって、疲れませんか?

これは長年の習慣によります。日本人は外国に住んでも「靴を脱ぐ」ので、子供の頃から習慣化することでそちらのほうがリラックスしますが、欧米では「靴を履いているからこそ安全」であり、靴を脱ぐのは「絶対に安全なベッドの上だけ」ですから、ソファーなどで過ごしているなら「靴を履いていた方がくつろげる」わけです。

なので、欧米の映画などを見てみると、やたらにベッドの上でパソコンを使ったり、お酒を飲んだりしていますが、彼らにとってはこれこそが「くつろぎ」であって、日本で言えば畳の上でパソコンをつかったり、ゴロゴロしているのと同じであるわけです。

しかし畳は「湿気を減らす」ための道具ですから、日本人は絶対に泥や土を畳に持ち込ません。普通スリッパですら畳の部屋では脱ぎますよね。

>キック・アス2」でしたかね、主人公の少年がスニーカーのままで
ベッドに寝転んでまして、夫婦で観ていて顔をしかめました。

これは普通といえば普通ですが、一般的な家ではやりません。ベッドや寝具がよごれますからね。

なのでホテルなどには「フットスロー(ベッドスロー)」と呼ばれる布がかけてあり、この布があれば靴のままベッドに横になってもOKとされています。つまり「欧米人は靴のままベッドに寝っ転がる前提」なわけです。

逆に欧米人は「自然の中を素足で歩く」のは大好きです。これは元々太陽を浴びにくい、つまりビタミンDを作る日光浴がしにくい、欧州の人々が「短い夏の間に効率よく日光浴して、長い冬を乗り切るため」の習慣があるからです。

で、効率よく日光浴するためには「全身素っ裸」がもっともよいわけで、欧米人がリゾートで寝っ転がっているのも、ヌーディストビーチがあるのも、元々は「ビタミンDを作るために日光浴が必要」という習慣から来ています。

アジアは太陽がサンサンと降り注ぐので、普通に生活していれば十分、なのでアジア人はリゾートで日光浴するのも、ヌーディストビーチもおかしなものだと思っているわけです。

ということで、物事には理由があります。それを知れば「習慣の違い」も理解できるし、そういう違いが文化や価値観に大きく影響していることも理解できると思います。
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いや 「ベッドに靴を履いたまま入って寝る」ことはしません。


そんなのは見たことないです。
ただし 靴を履いたまま ベッドに乗る ことはあります。

私の隣の部屋にいた若い男は寝る前にクツを脱いで、それをカベにぶつけるので、がーん・がーんと音がしてました。文句を言ってもやめませんでしたね。(どうやら「日本人の言うことなんか聞いてやるか」と思ってたらしいです。)
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#1にいただいたレスポンスを拝見しました。

それらの映画のシーンでは、寝転んだだけで、靴の上から掛け布団や毛布を掛けてはいないのではないでしょうか。

寝転ぶだけなら、例えば、日本人が靴を履いたままで芝生に寝転んだり、帯のお太鼓をくずさずに布団の上で大の字になるのと同じようなことです。お行儀のいいことではありませんが、つい、やってしまう行為です。

むしろ、私が記憶している限りでは、欧米の映画でも、疲れている人や酔っ払っている人や未熟な子供が靴のまま寝てしまって、介抱する家族や友人や恋人が「しょうがないわね」と言いたげに苦労して靴を脱がしてやったうえで、毛布をかけてやるシーンが少なくない印象があります。

ご覧になったシーンも、「さあ、寝る支度をしてしっかり休むぞ」という描写ではなく、敢えて無軌道な様子を描写していたのではないでしょうか。

とはいえ、欧米では、靴を脱ぐという行為は、寝間着に着替えるのとほぼ同感覚です。まだ仕事や勉強などが残っているのに、ちょっと寝転びたいという場合や、狭い部屋で、ベッドの上くらいしかくつろげる場所がないけれども知人がその場にいるという場合などには、靴のまま、靴底を寝具に付けることなくベッドに寝転び、その上には何も掛けない、ということは多々あります。
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>映画などでもよく見る「ベッドに靴を履いたまま入って寝る」ことです。



どの映画に出ていましたか? 私はかなり映画を観るほうですが、あいにくと記憶にありません。欧米では、ベッドでだけは靴を脱ぐのが一般的です。

>欧米で過ごしていた帰国子女の方、または欧米人(その他同じ習慣を持つ国)の方、
>また、家の中でずーっと靴を履いたまま過ごすのって、疲れませんか?

私は欧米で過ごしていた帰国子女ですが、家の中でずーっと靴を履いたまま過ごしたりはしませんでした。また、日本でもホテルの部屋には靴で入れるのが一般的ですが、私はホテルの部屋でひとりで過ごす時には靴を脱いでしまいます。近年では、欧米人の中にも、家では靴を脱ぐ人が少なくありません。

一方で、欧米で知人宅に泊まったり、日本でも知人のホテル部屋を訪問するときには靴を脱ぎません。その場合は、入浴や就寝のために靴を脱ぐ瞬間こそが、気を抜けるひとときとなります。私は和装もたまにしますが、日本人が、入浴や就寝の時にだけ帯を解くのに似ていると思います。

>家の中で靴下または裸足で歩いている日本人について、どう思いますか?

普通のことだと思います。

ちなみに、欧米では芝生などの屋外を裸足で歩く人が珍しくありません。私が欧米で暮らしていた頃には、ヒッピームーブメントの真っ最中だったので、歩道も裸足で歩く人が多かったです。しかし日本でそれをやると変な目で見られるので不便です。
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この回答へのお礼

>どの映画に出ていましたか?

「キック・アス2」でしたかね、主人公の少年がスニーカーのままで
ベッドに寝転んでまして、夫婦で観ていて顔をしかめました。
あと、去年公開の「ミッドサマー」もそんなシーンがあったと思います。
他にも何本か観たと思いますが、もちろん全部ではありません。

色々教えていただいてありがとうございます!!
一般的にベッドでは靴を脱ぐんですね。
あれは特殊な例だったのでしょうか。
日本に住んでるだけだとわからないことが多いですね!

お礼日時:2021/01/27 04:35

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