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こんにちは。
DTMでオーケストラ曲を作っています。木管の編成についてご意見をお聞かせ下さい。
今作っている曲は弦パートも含めて全体としては2管編成の規模なのですが、フルートだけが部分的に4管になっています。
他の木管に置き換えていろいろ試してみたのですが、フルート4管(ピッコロやバスフルート等は含まない)で奏するのが一番良く聴こえます。
しかし実際のオーケストラでは、フルートだけ多いのは一般的ではなく、果たしてこれでよいのかと自問自答しています。(しかも4管同時に演奏するのは楽曲全体の一部しかない)
そんなの自分がいいと思ったようにやればいいと言われるかもしれませんが、私はオーケストラの現場はおろか音楽経験そのものが少ないので、なかなか確信を持って決めることが出来ません。
オーケストラの現場の経験がある方、フルートや木管の演奏家の方がおられましたら是非参考となるようなご意見、アドバイス等頂きたいのです。
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

音として必要で、聴いてそれが望む音なのであれば、問題ないと思います。


どのような音が必要かという作曲家の創作ですから。

似た例では、マーラー作曲の交響曲第4番が、他の木管楽器が「3菅」であるのに対してフルートだけが「4本」です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF …

チャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」は、基本は「2菅」編成ですが、「葦笛の踊り」ではフルート3本がメロディーを奏でます。




>(しかも4管同時に演奏するのは楽曲全体の一部しかない)

そういった「もったいない」楽器の使い方の例は、古今東西いくらでもあります。

ドヴォルザークの有名な交響曲第9番「新世界から」では、テューバは第2楽章冒頭の金管のコラールだけでしか使われていません。(第2楽章最後の同様のコラールですらもはや使われていない)わずか数十秒のために、約45分ステージに座っていなければなりません。
「シンバル」は第4楽章の1カ所だけ。

ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」でも、トロンボーンが出てくるのは第4楽章だけです。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
本当にお詳しいですね。多くの具体例を教えて頂き、これ以上はないというような理想的な内容でした。大変参考になりました。

お礼日時:2021/02/14 02:46

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