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資本金が多い会社のメリットとデメリットを教えてください

A 回答 (3件)

小さな資本で回転が良いと、優良企業です。


資本金が多いと、株主と経営者だけが楽しい。
労働者には関係ない。
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メリット



資本金が多い場合のメリットとは、会社への
信用力が上がるということです。

なぜなら、資金力があることの証明であり、
支払い能力があることがわかるからです。

資本金が少ないことと、外部からすれば支払い能力に
疑問を感じてしまい、
取引がきちんとできるのか不安に思ってしまうでしょう。

このため、具体的には、融資の申込をしても、
資本金が少ないことで断られてしまうことがあります。

資本金が少ないと、すぐに債務超過となってしまいます。
資本金がある会社は運転資金が潤沢にあるからこそ、
倒産しにくいと判断できます。
このため、社員が安心して働くことができると見られ、
採用がスムーズに進みやすいです。




デメリット

基本的に、資本金が大きいほど税金も大きいため、
資本金を増やすと、税金が増えます。

登録免許税(会社設立時のみ)
消費税(設立一期目、二期目)のみ
住民税


資本金が5億円を越えた場合、大企業だと判断されます。
会社法でいう、「大会社」です。
大会社になると、下記の義務が生じます。

会計監査人の設置
監査役会設置
内部統制システムの決定
損益計算書についての公告
連結計算書類作成


小さな企業だと、経営者が株式の大半を所有する場合が多いですが、
資本金を多くして、株主を大量に発行すると、
経営者以外にも会社の意思決定に携わる人物が多くなり、
意思決定が難しくなります。
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資本金の額が多い=それだけの資産がその会社にあるということを証明しているわけではないので,それを知っている人は資本金の額なんてそれほど重要視はしていないように思いますけど。



ただ税務については,誰でも調べることができる「資本金」という外形は便利です。登記されている資本金の額1億円のラインの上と下で違いが生じるものがあります。

株式会社(特例有限会社を除く)は,役員の任期が会社法または定款で定められているために,定期的に役員変更登記をしなければなりません。資本金の額が1億円以下であればその登録免許税は1万円ですが,1億円を超えるとこれが3万円になります。

法人税についても,原則は法人税率23.20%だそうですが,資本金1億円以下の会社については年800万円以下の部分については軽減税率が適用されます。
他にも,資本金1億円以上の会社には付加価値割と所得割が法人事業税に加算されたりします。

法人税関係では資本金だけでなく資本準備金の額も考慮したりするのでそれだけではないのですが,資本金の額を1億円以下にしておくメリット(資本金が多い会社のデメリット)というのは上記のとおり存在します。
そんなことがあるので,十分な利益は出ているけど資本金の額を減少させて1億円以下に下げる会社もあったりします。

資本金の額が多い会社のメリットは,実際それだけの資産が会社にはなくても,資本金の額という登記上の公示だけで信用してくれちゃうような人がいることでしょうか。

でも幾ら資本金の額が高額になっていたとしても,そのほとんどが固定資産等に代わってしまっていれば「現金がない」ことになります。キャッシュフローが回らずに倒産するなんて会社がある(黒字倒産はこれが原因だったりする)ので,資本金が多い=倒産しない会社ではありません。でもそういうことを知らない人からすれば,お金がありそうに思えるので,いい会社だと思えるのかもしれません。
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