
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
社会が、優れた能力を持った人をしっかりみつけ、適切に育て、活用することをしないからでしょう。
世に『2:6:2の法則』なんてのがあります。
社会は、2割の優れた人、6割の凡人、2割の足を引っ張る人で構成されている、というものです。
『1:8:1の法則』という人も居ます。
まぁ、割合の数字はどうでもいいですが、社会に優れた人が居ることは確かでしょう。
では、その人がその能力をうまく役立てているでしょうか。
たぶんそうでない場合が多いのではないかと思います。
若年層の問題とそれがどうかかわるか。
それは、優れた能力のある人の能力もまた伸ばせずに終わる、優れた能力の人の活き活きとした活躍が見れないと、それなりに伸びる要素のある凡人でさえもそれを伸ばそうとしなくなる、という事のように思います。
私はプロファイルの様な年寄です。
東北の山間の寒村に生まれ育ち、大学で首都圏に出、社会人の初期までそこで過ごし、アメリカの機関との共同事業をするという事で当地に派遣されました。
当地で仕事をする傍ら、当地の仲間が別の活動で困っている事案があり、私の専門分野だったことからそれを助けてやりました。
そこで開発してあげたものの実績は、後に彼のずっと上の人の耳に入り、私は『アメリカに好きなだけ居られるようにしてあげる』というご褒美をいただきました。
それで今の私があります。
その後はそれ以前以上に活き活き働けたと感じています。
このような適切な評価とそれに相応の対価が得られる世界が日本にあるでしょうか。
ウチの子どもは当地で生まれ育ちました。
こちらの方が日本より良い生き方が出来そうだと感じたからです。
こちらは高校までが義務教育で、そのうちの小中学校で、どんな生き方をするかを考えさせ、それにはどんなことをしなければならないかを、調べさせ、考えさせ、覚悟させます。
社会人になるにせよ、大学に進学するにせよ、高校の時間はそれに受かう準備期間に当てさせます。
大学に進学したいなら、日本ならさしずめ塾通いでしょうが、入試のない当地では違います。
狙う大学・専攻分野にむけて意味のある準備活動をするのです。
ウチの子の場合、医歯薬系と工科系を志望したので、大企業や財団などが主催する懸賞論文にチャレンジしてました。
夏休みの自由研究とは違い、本格的な研究が求められる懸賞でした。
問題意識を持ち、仮説を立て、理論を組み合わせて背景を構築し、実証計画を立て、試作し、実験し、結果を解析して評価する。
まとめるのも国際学会に準じた要領・体裁が求められます。
論文は提出すると審査が行われ、評価に値すると認められると査読を受け、評価されます。
そういう内容なので、進めるには専門家の指導は不可欠で、ウチの子は、町の大学と隣町にある大学、私が仕事をしていた大学それぞれの研究者に自分で頼んでメンター(助言者)になってもらってました。
このような懸賞は超マジで、論文が査読に回されたりする評価を受けると、彼ら自身も『私が指導してる』と自慢出来るほどですから、研究者も大真面目に協力してくれます。
ウチの子の論文は受賞こそしませんでしたが、州単位の審査をパスし、最終査読まで進んで評価を受けることが出来ました。
当地の大学進学では、このような専攻したい分野に向けて意味のある準備を進めていることを示すことが入学選抜を勝ち抜くうえで中心となります。
ウチの子の場合、無事志望の大学・専攻学部に入れたうえ、活動の実績が評価されて、学費全額と寮や教材などの費用を賄う返さなくていい奨学金がもらえ、専攻の研究室からインターンとして研究者の仲間に入れてもらえ、研究のスポンサー企業からのお給料ももらえるなどのインセンティブが与えられました。
こういうことは周りの子どもたちにも起きており、子どもたちが互いに取り合う連絡では、そういったインセンティブや活動がいい刺激になっているように見えます。
これはアメリカで一般的にそうかというとそうではありません。
むしろ、アメリカもいろいろ問題を抱えているところが多いと言うのが実情です。
ただ、日本とは違うと言うだけです。
ではウチの場合はどうかというと、それは偶然運良くそうなったのではありません。
いろいろ調べ、トライし、試行錯誤して良い道を選択したからこうできました、というのが答えです。
そのために助かったことは、この国が人口の流動性が高いことと、テレワークなどができたことです。
私は『他の人には出来ないことが出来る』『他の人より良くできる』ようになりたいと思って勉強をしてきたつもりです。
だから仲間に役立つものを作ってやれた。
子どもにいい教育環境とは何かを考え、できる子、真面目な子、前向きな子が多い土地で、そういった子たちとのびのび育てたいと思い、そういう土地を探しては移り住むことで今の場所にたどり着きました。
だから子どもがそれなりに育った。
私は、自分自身を適切に評価してくれるところに暮らすことができた、子どもにも、能力を適切に育て、活用してくれる世界を提供できたと思っています。
その経験から、社会が、優れた能力を持った人をしっかりみつけ、適切に育て、活用することが大事だと思います。
No.2
- 回答日時:
与えられすぎですね。
なんでもかんでも。
想像する余地がない。
ロマンもクソもないです。
答えを求めれば、質はどうあれ、答えは見つかりますからね。
自分がそれなりに納得すれば、それ以上考えないですよ。

No.1
- 回答日時:
底辺女ほど子供をボコボコうむ
底辺の親ばかりだから。
今の若い奴は本とか読まないし
ネットばかりでしょ
本読まなきゃ思考は下がるわ
こういうサイト99%が低レベルな質問ですし
学力でいうなら
競争がほぼないから
大学なんて7割の私立大学が全入状態
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