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今日(28日)千と千尋の神隠しを見ました。個人的には、もののけ姫よりも面白かったと思います。

この映画の内容はすんなり理解した(つもり)んですが、どうもよく分からない点があります。それは「顔なし」の存在です。「顔なし」はこの話にどのような効果(もしくは影響、意味、登場する理由)を与えているのですか?ただ単に出てきているだけの登場キャラクターではないと思います。なんか重要な意味があると思います。知っている人は教えてください。

もう一つ、これは別にあまり深い意味はないと思いますが、「坊」(ゆばーばに可愛がられている大きな赤ん坊)の存在はどのような意味があるのですか?

そして、全体的に見て、この話の主題などはどういうものか知りたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

僕も見ましたよ。

でも、意味とかってこれっていう風に考えたりしなくていいと思います。感じるものはありますよね。「考える」っていうよりは「思う」・・みたいな感じ。
意味なんてなくてもいいと思うし、意識的にやったのではない場合もあると思いますし。
なんか上手く説明できないですけど、とにかくいろんなところで感じる部分ってありますよね。僕は理解とかってあまりそういう目で見てないので。
顔なしについては、「あーこういう人っているなあ・・」って思いました。自分を上手く表現できなくて、暴走しちゃってるみたいな。

回答にならなくてすみません。
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猿の惑星はまだ見てないですが、A.I.は面白かったですよ。


ネタ(人間になりたいロボット)としては使い古されたものですが、映像が綺麗でした。主人公の住む家が、2~30年前の日本映画に出てくる家みたいで。

話がそれて申し訳ないです。
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カオナシについては以前にも質問がありましたのでこちら(参考URL)も御参考までにどうぞ。

(私も回答しています)
尚、その中でtgodaさんが公式サイトの該当部分を紹介されています。
公式サイトを覗くと色々解って楽しいですよ。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=110665
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広告か、何かでカオナシを知って気になって見てきました。



自分が見た限りでは、カオナシの存在は特に意味は無いと思います。

それが、キーポイントなのかもしれません。
何故、あの場所に現れたのか、何をしたかったのか、
よく分からないキャラでしたが、それが
作者の狙いかなと思います。

何故、ここにいるのか分からない。
風呂に入りに来たわけでもなさそうだし、
働きたかったわけでもなさそう。

何がしたかったのか分からない。
生きる目的を見失ったっぽい。

金をばらまいて、周囲にちやほやしてもらっても、
千尋が、自分に興味を持ってくれないと分かると
今度は、周囲の人に襲いかかる。

なんか、自己中心とストーカーの心理を表してるようで
不気味だった。

仮面や、他人の声を借りるというのは、
自分自身を持ってないということかもしれません。

本当の自分をさらけ出すのが怖くて、
とりあえず他人の価値観に合わせようとする。
流行を追いかけたり、ブランドを買いあさったり等々。

この映画に関しては「曖昧で説明不足なところがある」
という批判があるようですが、
作者が「10歳の女の子向けに作った」と言ってたのが
本当だとしたら、それは見た私たちの想像力を
かきたてたいという狙いがあるのかもしれません。

最後に・・・カオナシの元ネタっぽいものがあります。

クトゥルフ神話(あまり聞き慣れない言葉ですね)
に登場する神に「ニャルラトホテプ」という
邪神がいて、なんと、顔がない神だそうです。

沢山の顔や姿を持ち、沢山の異名があるそうです。
「這い寄る混沌」、「月に吼える者」などなど。

これ以上はオカルトの世界に入っちゃうので、
興味があれば、自分で調べてください。
検索かければ、割とヒットすると思います。

PSのゲーム「女神異聞録 ペルソナ」にも
その神話から引用されて登場します。
ってか、多分80%はこれがヒットする(苦笑)
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この回答へのお礼

顔なしに意味はないとおっしゃってますが、「何故、ここにいるのか分からない。
風呂に入りに来たわけでもなさそうだし、
働きたかったわけでもなさそう。 何がしたかったのか分からない。 生きる目的を見失ったっぽい。」といっているので、下の方と同意見だと思います。
まさに現代の日本人を象徴している。こんな形で表現するなんてやはり宮崎はやおはすごいですね。

お礼日時:2001/08/29 09:24

この作品は、「油屋」というフィルタを通して現代社会の人間模様を描いています。



顔無しは多分、孤独な現代人の象徴なのだと思います。
仮面* 越しでしか世界を見れず、他人の声**を借りなくては喋れない。
貪欲に自らの欲望を満たそうとするが、結局は何も満たされていない。
彼はそんな人なのです。

*多分、仮面はメディアやマスコミを示しています。 マスコミによって脚色・取捨選択された映像でしか物事を見れない、感じれないってことを示しているんじゃ・・・
**他人の声 = 他人の言葉であり、他人の意見であると思います。自分の考えが持てないってことを提示しているんでしょうね。

劇中で彼は「寂しい・・・」と言葉を発しますが、多分これがキーワードです。
油屋で彼はあらゆる物質的な欲望を満たしますが、彼がもっとも必要としているはずの心の充足だけは得られません。そもそも客から搾り取ることだけが目的である油屋の中では、彼に心を開いてくれる人なんていなかったのです。唯一千尋を除いては。
千尋は「彼は此処にいるべきではない」と言いますが、その通り。彼は自分の居場所と心を開ける友人/家族を見つけるべきなのです。そして、それらは油屋では決して手に入らないのです。

結局、最後に彼は銭婆の家に残ることにしましたが、これは、彼が自分の居場所と家族、そして多分愛を手に入れたことを示しているのでしょう。




坊は、いつまでも大人になりきれない人間の象徴でしょう。いわゆるピーターパン症候群ってやつかも・・・
二十にも三十にもなって小学生のごとき思考/行動をする人。歪んだ教育の産物。子供に夢しか見せないで育てたその結果。
坊も最後には、過保護な環境からは自分の意志で抜け出さないとならないこと、自分の足で歩くこと、生きるためには働かなくてはならないこと、などを学びます。


千尋にしたってそうですよね。無気力な現代っ子が、いろいろと苦労をして自立することを学ぶ。
千と千尋ってそういう映画だと思います。

単純にストーリーだけ追っかけても面白かったですが、こんな感じのひねた視点で鑑賞してみるのもそれはそれで楽しいっす。
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この回答へのお礼

この映画は、現代の日本を描いているというのは事前に調べて分かったのですが、顔なしの事はどうしても分かりませんでした。そこでこの質問をしたわけですが、そういう意味があったのですか。確かに孤独な日本人を象徴させている。
伝えたい内容(主題)がその映画を見ただけで読み取れる映画もいいですけど、後になって考えさせられる映画もいいですよね。なんか最近こんな映画が少なくなっているような気がします。(生意気言ってすいません。実は僕は映画自体あまり見ないほうですから。果たして本当に少なくなっているのかは知りません。文句言わないでくださいね。)最近の話題の映画である「AI」「猿の惑星」では、僕自身両方とも見ていませんが、見た人の中には、AIはスピルバーグが監督じゃなかったら誰も見ないといっていたし、猿の惑星は映像こそ大迫力だが、話の展開をしては子供だましだともいっていました。
回答ありがとうございます。(お礼の中で、数々の批評がありますが、これを見て気分を悪くさせられたかた、すいません。)

お礼日時:2001/08/29 09:18

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